コリンキーかぼちゃとは?旬の時期など特徴は?人気レシピも紹介!
かぼちゃの品種「コリンキーかぼちゃ(サラダかぼちゃ)」を知っていますか?生で皮ごと食べられる品種です。今回は、「コリンキーかぼちゃ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈炒め・サラダ・漬物〉など「コリンキーかぼちゃ」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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コリンキーかぼちゃ(サラダかぼちゃ)の特徴は?どんなかぼちゃの品種?
かぼちゃには様々な種類がありますが、そのなかにはコリンキーかぼちゃと呼ばれる変わった名前のかぼちゃが存在します。コリンキーかぼちゃはサラダかぼちゃの別名ももっていますが、どのような特徴をもつ品種のかぼちゃなのでしょうか。
コリンキーかぼちゃは生で皮ごと食べられる
コリンキーかぼちゃとは、オーストラリアの選抜系統であるB625と金沢市で育成された打木赤皮栗の2種類のかぼちゃの交配によって誕生したかぼちゃの品種です。野菜の種子や花の苗の販売を行う山形セルトップとサカタのタネが2002年にコリンキーかぼちゃを開発し、品種登録しました。
コリンキーかぼちゃは生食できるように改良して作られた野菜のため、サラダかぼちゃの名で呼ばれることもあります。一般的なかぼちゃは生では硬くて食べられませんが、コリンキーかぼちゃは未熟な段階で若採りするため生で皮ごと食べることができます。
コリンキーかぼちゃはβカロテンや食物繊維、ビタミンB1のほか、鉄やカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいる栄養価の高い野菜です。
コリンキーかぼちゃは皮や実が柔らかいのが特徴
未熟な状態で収穫されるコリンキーかぼちゃは、水分量が多いため果肉だけでなく皮まで柔らかいのが特徴です。普通の生のかぼちゃは皮や果肉が固くて包丁で切る際に力が要りますが、コリンキーかぼちゃは皮も果肉も柔らかいため包丁で容易に切ることができます。
コリンキーかぼちゃの味わい・食感
一般的なかぼちゃは甘みがありますが、コリンキーかぼちゃは甘みは少なく瓜のようなさっぱりとした風味が特徴です。普通のかぼちゃはほくほくとした芋特有の食感があるのに対して、コリンキーかぼちゃはズッキーニやきゅうりに似た歯ごたえがあります。なお、コリンキーかぼちゃの名前は、生で食べた時のコリコリとした食感に由来しています。
Twitterの口コミ
お昼は皿うどん。
コリンキーかぼちゃは、普通のかぼちゃとズッキーニの中間のような食感でした。
ズッキーニはニンニクとよく合うから、コリンキーもニンニクと一緒に油で炒めて、片栗粉を入れて、さてどうしよう?
と、最近食べてなかった皿うどんに💡
ダシはチキン🐓だけど肉なしベジ。
Twitterの口コミ
コリンキーかぼちゃ。
名前は変であるが、見た目は小型カボチャ。黄色っぽい。生食可能と書いてあった。おなじ南瓜の仲間のズッキーニよりカリカリした食感。甘味ないので野菜だね。栄養価はナゾだが悪くない。サラダにぴったり。クセになりそう。
https://youtube.com/watch?v=YcQ5MKN11dA
コリンキーかぼちゃの値段・価格
コリンキーかぼちゃを取り扱っているスーパーでは1個あたり100円から150円程度の値段で販売されており、100gあたりの値段は10円から30円ほどです。通販のコリンキーかぼちゃの値段は3個から5個入りの容量で3000円弱で、100gあたりの値段に換算すると約150円です。
なお、スーパーで売られている一般的な国産のかぼちゃは100gあたり約70円ほどの値段で売られています。このことから、コリンキーかぼちゃはスーパーでは普通のかぼちゃよりも安い一方で、通販では割高になっていると分かります。
コリンキーかぼちゃは苗や種も販売されており、苗は2本で660円前後、種は10粒で440円ほどの値段で購入することが可能です。コリンキーかぼちゃを購入するのが難しい場合は、手ごろな値段で売られているコリンキーかぼちゃの苗や種を購入して家庭で栽培してもよいでしょう。
(*かぼちゃの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
コリンキーかぼちゃの旬・収穫時期や産地は?
コリンキーかぼちゃの収穫時期や旬の季節はいつごろで、どこの地域で生産されているのでしょうか。コリンキーかぼちゃの収穫時期や旬の時期のほか、主な産地について紹介します。
コリンキーかぼちゃの産地
コリンキーかぼちゃは岩手県や山口県、山形県などの東北地方のほか、広島県や山梨県などでも栽培が行われています。関東地方において特にコリンキーかぼちゃの生産量が多いのは、神奈川県の三浦半島です。
コリンキーかぼちゃの旬・収穫時期は5月〜6月ごろ
コリンキーかぼちゃの種をまく時期は地域によって異なり、寒冷な地域では3月から6月ごろに、温暖な地域においては2月から6月ごろになります。コリンキーかぼちゃの収穫時期は種まきから3か月以降なので、5月下旬から6月ごろの初夏の季節に収穫され、この時期に旬を迎えます。
コリンキーかぼちゃの食べ方・レシピのおすすめは?
コリンキーかぼちゃは生でサラダとして食べるほか、炒めものや煮物などに使っても美味しくいただけます。ここからは、コリンキーかぼちゃを使ったおすすめのレシピを4品紹介します。
①コリンキーかぼちゃのきんぴら
千切りにしたコリンキーかぼちゃをごま油で炒めたきんぴらのレシピです。コリンキーかぼちゃを短時間で炒めると、食感が残って美味しくなります。具材に調味料を加えた後に水分を飛ばすように炒めると、お弁当のおかずにも最適な一品に仕上がります。
②コリンキーかぼちゃのサラダ
薄切りにした生のコリンキーかぼちゃを調味料で和えて作るサラダのレシピです。コリンキーかぼちゃを加熱せず生で食べると、特有のコリコリとした食感が楽しめます。コリンキーかぼちゃを塩もみすると水気が出るので、味が薄まらないようによく水分を絞っておきましょう。
③コリンキーかぼちゃの漬物
コリンキーかぼちゃときゅうりを使った漬物のレシピです。コリンキーかぼちゃを薄切りにしてきゅうりは大きめに割ると、食感の違いが楽しめます。調味料を入れた袋に具材を漬け込んで数時間冷蔵庫に置けば、味が馴染んで美味しくなります。
④コリンキーかぼちゃの煮物
コリンキーかぼちゃと干し椎茸を使った煮物のレシピです。たんぱくな味わいのコリンキーかぼちゃは、甘辛い味付けの煮物にもよく合います。椎茸の戻し汁で具材を煮込むと、出汁の旨味が効いて美味しく仕上がります。
コリンキーかぼちゃを通販でお取り寄せして食べてみよう
コリンキーかぼちゃは一般的なかぼちゃとは違い、瓜のようなあっさりした味わいが特徴的な野菜です。コリンキーかぼちゃは生でサラダとして食べられるほか、炒め物や煮物などに加熱調理しても美味しくいただけます。コリンキーかぼちゃが近所のスーパーで販売されていない場合は、通販でお取り寄せして食べてみましょう。