白きゅうりの特徴は?味は苦い?漬物など食べ方・レシピのおすすめも紹介!
「白きゅうり」とはどんな特徴のきゅうりか知っていますか?今回は、「白きゅうり」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈漬物〉など「白きゅうり」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
白きゅうりの特徴は?どんな野菜?
スーパーなどで見かけるきゅうりは皮が緑色をしているものがほとんどですが、皮が緑色ではない白きゅうりと呼ばれるきゅうりも存在します。白きゅうりとはどのような野菜なのでしょうか。白きゅうりの特徴や味、品種や値段について解説します。
白きゅうりは白い見た目が特徴のきゅうり
白きゅうりとはその名の通り見た目が白いきゅうりのことで、果皮だけでなく果肉も白い色をしているのが特徴です。白きゅうりは全体が薄黄緑色または白色をした白きゅうりと、果皮が白色で先端のみが緑色をした半白きゅうりの2つに大別されます。半白きゅうりと白きゅうりはどちらも生産量が少ないため、スーパーで販売されることは滅多にありません。
白きゅうりの形は普通のきゅうりとほとんど変わらず、表面にはいぼがあり一般的なきゅうりと同じくらいの大きさです。白きゅうりの果皮が白いのは品種の特徴によるもので、育て方は普通のきゅうりと変わりありません。白きゅうりは実の生り始めは緑色をしていますが、成長していくうちに白色へと変色します。
白きゅうりの味わい・食感は?苦い?
白きゅうりの味は、一般的なきゅうりよりも青臭さが弱く爽やかな味わいです。白きゅうりの先端部分は苦味があるため、白きゅうりに塩をすり込んでまな板の上で転がして板ずりすると、苦味が和らいで食べやすくなります。白きゅうりは皮が柔らかい一方で果肉は硬く、普通のきゅうりと同じような歯ごたえのある食感が特徴です。
(*きゅうりの苦味について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
Twitterの口コミ
頂きものの、珍しい白きゅうり!
子どもたちも大喜び♥
緑に比べて白は、皮がしっかり目で瑞々しく、サッパリした味で美味しかったです♪ #きゅうり
白きゅうりの品種例
白きゅうりの品種には、以下のようなものがあります。
・ホワイティ25
・ラリーノ半白
・ラリーノホワイト
・馬込半白節成
・相模半白節成
奈良県で生産されているホワイティ25は白きゅうりの代表的な品種で、一般的なきゅうりと同じくらいの大きさで青臭さが少ないのが特徴です。ラリーノホワイトはホワイティ25の半分程度の大きさで、ラリーノ半白はラリーノホワイトよりも小さく果皮の半分が白い色をしています。
馬込半白節成は明治時代から栽培されている歴史の長い半白きゅうりで、果皮に黒いいぼがあり歯切れのよい食感とほろ苦い味わいがあります。相模半白節成は神奈川県の農業試験場で誕生したもので、馬込半白節成よりも苦味が弱い味わいです。
白きゅうりの値段・価格
白きゅうりを取り扱っているスーパーでは1本あたり80円から120円ほどの値段で販売しており、通販では1本あたり100円前後の値段で売られています。スーパーの一般的なきゅうりの値段は1本あたり60円から90円ほどなので、白きゅうりは普通のきゅうりよりも値段が高いと言えます。
白きゅうりの種や苗は手ごろな値段で販売されており、普通のきゅうりと同様に家庭でも簡単に栽培することが可能です。白きゅうりを入手するのが難しい場合は、種や苗を購入して自宅の庭で栽培してもよいでしょう。
(*きゅうりの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白きゅうりの旬・収穫時期や産地は?
白きゅうりの収穫時期や旬はいつごろで、どのような地域で栽培されているのでしょうか。白きゅうりの収穫時期や旬の時期のほか、主な産地について紹介します。
白きゅうりの産地
白きゅうりの主な産地は奈良県や神奈川県ですが、その他にも日本のいたるところで栽培されています。白きゅうりは生産量が少ないうえに皮が薄く運送中に傷がつきやすいため、一般的な緑色のきゅうりとは違って市場に流通することはほとんどありません。