男爵いもの特徴は?メークインなどと違いは?由来や向いてる料理・人気レシピも紹介!
じゃがいもの品種「男爵いも」を知っていますか?丸くてゴツゴツしているのが特徴の品種です。今回は、「男爵いも」の旬・収穫時期や産地や、〈発祥の地・由来・味わい・食感・見た目〉など特徴をメークインなど他のじゃがいもと比較して紹介します。〈ポテトサラダ・コロッケ・フライドポテト・じゃがバター・ポテトチップス〉など「男爵いも」の向いてる料理や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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男爵いもの特徴は?どんなじゃがいもの品種?

日本国内には様々な品種のじゃがいもが流通しており、男爵いももその1つです。男爵いもがどのような品種かを理解しておけば、調理の際にその美味しさを引き出すことができそうですが、まずここでは男爵いもの特徴を説明します。
男爵いも発祥の地は北海道の七飯町
男爵いもは北海道の七飯町を発祥の地とするじゃがいもの品種です。1908年に高知県出身の川田龍吉男爵がイギリスの種苗商から紹介されたアメリカ原産のアイリッシュ・コブラーを、試験栽培したのが始まりとされています。
男爵いもの語源は、その名前からも想像しやすい通り川田龍吉男爵にあります。男爵が試験栽培に成功した後、近隣に普及した際に正式な品種が不明だったことから、男爵いもと呼ばれるようになったことが名前の由来です。
男爵いもは丸くてゴツゴツしているのが特徴
スーパーなどに流通しているじゃがいもの大半は、丸みを帯びた楕円形をしています。しかし男爵いもは形こそ丸いもののゴツゴツとしており、芽の部分がくぼんで皮が剥きにくいことが特徴です。じゃがいもの他の品種と比較すると生育が早く、収穫後の貯蔵性も高いです。
男爵いもの味わい・食感
男爵いもの果肉は粉質で、デンプン価が14%から16%に及ぶため、加熱するとホクホクした食感に仕上がります。じゃがいも特有の香りが強いものの、煮ると崩れやすい品種なので、料理の向き不向きを選ぶ品種とも言えるでしょう。
まめもにお
無水調理で、肉じゃがジャガイモを作ってみました♬
お水を一滴も入れないので、野菜の味が濃縮して美味しい〜〜
男爵いもだから、ホクホクさがたまりません
我が家の肉じゃがは、節約で豚コマ使用です
男爵いもの値段・価格
スーパーにおける男爵いもの値段の相場は、Mサイズ5個入りで275円程度が一般的です。メークインのMサイズ5個入りの価格は328円程度とされているので、比較的安めと考えられます。店や時期によって価格は変動するものの、日常的に活用しやすい値段であるといえるでしょう。
(*じゃがいもの種類と品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
男爵いもとメークインなど他のじゃがいもとの違いは?

見た目がゴツゴツとしている男爵いもは通常サイズでは125g程度で、甘味が感じられるホクホクした食感が人気ですが、じゃがいもは品種によって全く違った特徴を持ちます。ここでは、男爵いもとメークインをはじめとする他のじゃがいもとの違いを説明します。
男爵いもと馬鈴薯の違い
馬鈴薯はじゃがいもの別名で、行政では今でもじゃがいものことを馬鈴薯と呼んでいます。日本には様々な品種のじゃがいもがありますが、男爵いもも馬鈴薯の一種であると考えて間違いありません。現在ではメークインを始めとする様々な品種が栽培されていますが、男爵いもは日本で栽培が本格的に始まった最初の品種で、今でも栽培が盛んです。
(*馬鈴薯について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)