三方原馬鈴薯とは?どんなじゃがいも?旬の時期など特徴やレシピを紹介!
じゃがいもの品種「三方原馬鈴薯」を知っていますか?ポテトチップスに向いている品種です。今回は、「三方原馬鈴薯」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈コロッケ・肉じゃが〉など「三方原馬鈴薯」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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三方原馬鈴薯の特徴は?どんな品種?
じゃがいもにはメークインやきたあかりをはじめ様々な品種がありますが、三方原馬鈴薯という品種を知っていますか。ここでは、三方原馬鈴薯の特徴や価格について説明します。
三方原馬鈴薯は男爵いもに似た見た目
三方原馬鈴薯はきれいな卵形をしたじゃがいもで、国内で流通量が多く知名度の高い男爵いもに似ています。三方原馬鈴薯の見た目の特徴は、皮の薄さと表面がきめ細やかできれいなことです。
じゃがいもの多くは完全に熟してから収穫しますが、三方原馬鈴薯を収穫するタイミングはじゃがいもが完全に熟す前のため、薄皮かつきれいな状態であるのです。収穫初期の三方原馬鈴薯を食べる場合は、皮まで美味しく味わうことができます。
三方原馬鈴薯の味わい・食感
見た目の美しさが特徴の三方原馬鈴薯は、味わいや食感にも普通のじゃがいもとは異なる特徴を持ちます。三方原馬鈴薯は糖質の一種であるでんぷんを豊富に含み、甘みのある味わいが特徴です。でんぷんの含有量は多いほど甘みのあるじゃがいもになることに加え、果肉がきめ細やかとなりホクホクとした柔らかな食感となります。
Twitterの口コミ
三方原馬鈴薯がめちゃくちゃおいしい!
じゃがいもの味、ほくほく感がスープにしても残ってる🥣
ざらざらするのも、めちゃくちゃいい!こんなおいしいじゃがいもがあるだなんて🥔
三方原馬鈴薯の値段・価格
三方原馬鈴薯は1kgあたり400~600円ほどで販売されていて、男爵いもの価格が1kgあたり350円ほどであることから、高額なじゃがいもの一種と捉えられることもあります。三方原馬鈴薯は全国のスーパーに出回っておらず、産地のスーパーもしくは通販での販売です。通販での購入の場合は送料が掛かることもあり、値段は少し上がります。
(*じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
三方原馬鈴薯の旬・収穫時期や産地は?
三方原馬鈴薯はじゃがいものほかの品種に比べ、スーパーなどで見かけることがないかもしれませんが、どこで作られているのでしょうか。ここでは、三方原馬鈴薯の産地に加え、収穫時期や旬について説明します。
三方原馬鈴薯の主産地は静岡県の西部
三方原馬鈴薯は静岡県で誕生したじゃがいもの品種で、静岡県の地名である三方原が品種名の由来となっています。三方原馬鈴薯の主産地は静岡県で、中でも静岡県の西部で盛んに栽培されています。
静岡県の西部は赤土の多いエリアで、三方原馬鈴薯は赤土で育った珍しい馬鈴薯です。赤土は水はけや寝張りの悪さから、馬鈴薯をはじめ様々な野菜の生育に向いていないとされていました。赤土の良さを活かしつつ改良を行った末に、見た目の美しさ・甘さ・ホクホク感のある高品質な三方原馬鈴薯が誕生したのです。
三方原馬鈴薯の旬・収穫時期は5月〜8月ごろ
一般的な馬鈴薯の収穫時期は春と秋ですが、三方原馬鈴薯の旬・収穫時期は5月~8月ごろで夏となります。三方原馬鈴薯は完全に熟す前に収穫して出荷するため、一般的な馬鈴薯とは旬や収穫時期が異なるのです。
三方原馬鈴薯の出荷量はほかの品種に比べ少なく、早くに売り切れてしまうこともあります。事前予約を承っている通販もあり、三方原馬鈴薯をどうしても購入したい方は事前予約がおすすめです。