ウインナーの生焼けを食べて大丈夫な理由は?食中毒の恐れがある場合も紹介!
ウインナーの生焼けは食べて大丈夫なのでしょうか?実は、ウインナーは生焼け・生でそのまま食べても食中毒の恐れはありません。今回は、ウインナーを生焼けで食べて大丈夫な理由や、ウインナーの生焼けが危険・食中毒の恐れがある場合を紹介します。ウインナーの生焼けを防ぐポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ウインナー(ソーセージ)って生焼けでも大丈夫?食中毒の恐れは?
朝食やお弁当のおかずとして活躍するウインナーですが、実は生焼けでも食べられるのは知っていますか。ウインナーはソーセージの1種であり、スーパーなどで見かける機会の多いシャウエッセンなどの加熱調理をしてあるものであればそのまま食べられ、食中毒の心配もありません。ここからは、ウインナーが生焼けでも食べられる理由などを解説します。
(*ウインナーの生食について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウインナーが生焼けでも大丈夫な理由とは?
ウインナーは生焼けでも食べられる事が分かりましたが、ここでは生焼けのウインナーが安全な理由について詳しく紹介します。ベーコンも生で食べられるのかについても合わせて説明するので参考にしてみて下さい。
生焼けウインナーが安全な理由は製造工程にある
生焼けウインナーが安全な理由は製造工程にあり、ウインナーは下記の製造工程を経て作られます。
1.原料である肉を骨などを取り除き、ミンチが出来る状態にする
2.肉をミンチにして、食塩や香辛料を混ぜる
3.ミンチ状の肉を羊の腸の中に詰める
4.羊の腸の中に詰められた肉を木のチップなどを用いて十分に燻す
5.燻した後に、蒸気を用いて更に加熱処理を行う
6.十分に加熱した後に、冷却を実施する
7.冷却が終わったら、一つ一つ切り離す
上記を見ても分かる通り、ウインナーは製造工程の中で加熱調理をされているため生焼けでも安全に食べる事が出来るのです。パッケージに加熱後包装と表示があるものは上記の工程のように加熱調理が済んでいる証拠なので、パッケージをチェックして買うのがおすすめと言えるでしょう。
同様にベーコンもそのまま生で食べられる
ウインナーと同様に朝食やおかずの材料として活躍するベーコンですが、こちらも生焼けでも食べることが可能です。特に最近は脂身が少なく、弱めに燻したベーコンも発売されており、生ハムのような感覚で食べられるのが特徴です。
ただし、外国産のベーコンや自家製のベーコンの場合は生焼けで食べられない場合もあります。ウインナーと同様に加熱後包装と表示があれば生で食べられるので、表示をしっかりと確認するようにしましょう。
(*ベーコンの生食について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウインナーの生焼けが危険・食中毒の恐れがある場合は?
ウインナーは製造工程の中で加熱されているため、生焼けでも食べられる事が分かりましたが、種類や状態によっては食中毒などを引き起こす恐れもあります。ここでは生焼けで食べない方が良いウインナーについて紹介します。
①生ウインナー
ウインナーの中には製造工程の中で加熱処理をしないウインナーも存在します。これらは生ウインナーと呼ばれ、そのまま食べられないだけでなく生焼けで食べると食中毒を引き起こす恐れがあります。また、販売されている際は冷凍されている事も多いため、解凍を十分にする事も必須です。
生ウインナーの場合には商品名が生ウインナーとなっていることが多い他、加熱後包装の表示がありません。また「よく加熱してからお召し上がりください」などの注意書きがあることが多いので、よく表示を確認しましょう。
②賞味期限切れで腐ったウインナー
製造工程の中で加熱処理をしているウインナーであったとしても、賞味期限が切れてしまった場合は食中毒を引き起こす可能性が高くなります。腐ったウインナーは色が変色するだけで無く、異臭を放っていたり、表面にぬめりが出ていたりするのが特徴です。
このように賞味期限が切れて腐ってしまった場合には、特に生焼けで食べると危険で、たとえ十分に加熱したとしても食べると体調を崩してしまうことがあるでしょう。ウインナーを食べる際には賞味期限内の美味しいうちに食べきることが大切です。
(*賞味期限切れのウインナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)