パスタとラーメンの原材料に違いある?小麦粉の種類や卵の有無・製法など比較!
パスタの原料を知っていますか?ラーメンとは違いはあるのでしょうか?今回は、<パスタ・グルテンフリーパスタ・ラーメン>別に小麦粉の種類や原材料を紹介し、さらに作り方・製法の違いも紹介します。パスタやラーメンに卵が入っているのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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パスタとラーメンの原材料に違いはある?同じ?
パスタとラーメンの麺は似ていますが、原材料の違いはあるのか気になる人も多いでしょう。スーパーでも購入できるパスタとラーメンですが、原材料を知ることで自宅でも簡単に手作りすることができます。今回の記事ではそれぞれの作り方も簡単に解説するので、ぜひ参考にしてください。
パスタの原材料や作り方は?
イタリアの国民食でもあるパスタですが、本場イタリアには約650もの種類があり、なかでもショートパスタやロングパスタ、ペンネなどが代表的です。一言でパスタと言っても原料の違いもあるので、以下を参考にして自分に合った原料のパスタを見つけましょう。
パスタの小麦粉の種類は強力粉
パスタの主な原材料には強力粉が使われており、強力粉はパスタだけでなくパンなどのモチモチとした弾力のある食感を出す食べ物を作る際に使う小麦粉です。小麦粉の種類としては、他にうどんの原料となる中力粉や、お菓子や天ぷらの原料である薄力粉があります。なお、小麦粉はタンパク質が多い順に強力粉、中力粉、薄力粉と分類されています。
パスタ作りに使う強力粉の原料となる小麦にも色々な種類がありますが、特にデュラム小麦のセモリナ粉を使ったパスタはコシの強さが特徴です。イタリアで作られる乾燥パスタはデュラム小麦のセモリナ粉を使うことが法律で定められており、イタリアの乾燥パスタは茹でてもコシが強く弾力があるパスタが食べられます。
グルテンフリーパスタは玄米・そば等が使われる
小麦粉アレルギーの人は小麦粉を使った麺類を食べられないことから、パスタを控えている人も多いです。最近ではアレルギーのある人でも食べられるように、小麦粉を使わないグルテンフリーのパスタもスーパーで販売されていることも多くなっています。グルテンフリーパスタの原料としては玄米や白米が多く使われ、その場合はライスパスタとも呼ばれています。
また、そば粉から作られるパスタも多く販売されており、イタリアでの名前はピッツォケリです。しかし、そば粉のパスタはそばアレルギーを持っている場合は食べると危険なので注意しましょう。
パスタの小麦粉以外の原材料
パスタには小麦粉以外に以下のような原材料が使われています。
・塩
・水
パスタの原料は小麦粉と合わせても3つだけで、材料がシンプルである分、パスタのコシを出すには高度な技術が必要です。なお、パスタ特有の黄色がかった見た目は原料であるデュラム小麦のセモリナ粉の自然の色で、着色料などは使用していません。
パスタ麺の作り方・製法
パスタは3つの材料で作ることができ、専用の機械がなくても自宅で簡単に作れるのでぜひ挑戦してみましょう。
1、強力粉に水と塩を混ぜあわせる
2、空気を抜きながらこね上げる
3、麺棒で平たくして、3つ折りにする
4、好みの細さに切る
基本的には簡単な作業で作れるパスタですが、原料をこね上げるときにしっかり空気を抜く必要があります。パスタ生地は空気の抜きが甘いと、パスタ特有のコシの強いプリプリとした食感に仕上がらないので注意しましょう。なお、イカ墨やほうれん草などを混ぜた生地を作る場合は、強力粉などを混ぜるときに一緒に混ぜて作ります。
ラーメンの原材料や作り方は?
ラーメンは日本で有名店も数多くあり、それぞれの店でコシや色、香りなどこだわりぬかれた麺が使われています。パスタと似た色をしたラーメンですが、以下ではラーメンの原材料をパスタと比較しながら紹介するので自宅で作るときに参考にしましょう。
ラーメンの小麦粉の種類は準強力粉
ラーメンの主な原材料もパスタと同様に小麦粉ですが、準強力粉と呼ばれる種類の小麦粉である点に違いがあります。準強力粉は、パスタの原材料である強力粉よりもグルテンの力が弱いのが特徴で、フランスパンの材料としても使われます。
小麦粉の種類の中では強力粉と中力粉の間に位置し、スーパーでも簡単に手に入れられますが、強力粉と薄力粉を8対2の割合で混ぜることでも代用可能です。