お茶が腐るとどうなる?味で分かる?飲んだ時の対処法や保存のコツなど紹介!
お茶が腐るとどうなるか知っていますか?今回は、お茶が腐った時の見分け方を〈味・見た目・臭い〉など特徴別に紹介します。そのほかにも腐ったお茶を飲んだ時の対処法や、日持ちする保存方法なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
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お茶が腐った…?腐るまでの時間の目安って?
近年は様々な種類のお茶がペットボトル飲料として販売されており、常温保存している家庭も多いことでしょう。しかし開封後だけでなく未開封のお茶でも、正しく保存しなければ腐る可能性を否定できません。ここでは、お茶の賞味期限とともにお茶が腐るケースを説明します。
お茶が腐る場合と賞味期限の目安を把握しておこう
冷蔵保存 | 賞味期限 |
ペットボトル(未開封) | 製造日から9~12ヶ月 |
ペットボトル(開封後) | 口をつけずに冷蔵庫保存で2~3日 |
水出しの麦茶 | 冷蔵庫保存で1~2日 |
煮出しの麦茶 | 冷蔵庫保存で3~5日 |
上はお茶の状態別の賞味期限を示した表ですが、未開封の市販のお茶に比べて開封後や自作のお茶は期限が短くなります。また以下のような状況だと、お茶が腐ると考えられます。
・開封後にペットボトルに口をつけて飲んだ
・開封後に20度以上の部屋に長時間放置した
・ティーバックをボトルに入れて長期保存した
・自分で煮出したお茶を冷ます時間が長かった
上記以外にも、未開封であっても賞味期限を大幅に過ぎていると腐っている可能性が高いので注意が必要です。また自宅でお茶を煮出した場合、粗熱を採るために常温で冷ます時間が必要ですが、その際に雑菌が混入することが珍しくありません。夏場だけでなく、冬場の暖房をきいた室温が高い場所でも雑菌は繁殖するので配慮しましょう。
(*ペットボトルのお茶の賞味期限について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
お茶が腐るとどうなる?味・色での見分け方は?
お茶が腐るまでにかかる時間は作り方や保存状況によって異なるものの、味や見た目の変化は共通しているものです。そのため、お茶が腐るとどうなるかを覚えておけば誤飲を避けられます。ここでは、腐ったお茶の見分け方を紹介するので参考にしてみてください。
①見た目
お茶が腐ると見た目に以下のような特徴があらわれます。
・とろみがある
・容器の縁や底にぬめりがある
・カビが見られる
これは雑菌やカビの混入によってお茶に含まれているタンパク質が腐ることが原因で、とろみやぬめりを感じたらもう飲むことはできません。またとろみやぬめりのあるお茶をそのまま放置しておくと、やがてカビが浮くようになります。絶対に口にしないで、速やかに処分しましょう。
(*カビが生えたお茶の見分け方や飲んだらどうなるのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②味わい
お茶は腐ると以下のように味が変化します。
・酸味を感じる
・舌がしびれる
お茶はいきなり腐るわけではなく、茶葉の場合は風味が落ちたり香ばしさを感じたりすることで、劣化しているとわかります。未開封のペットボトル飲料でも賞味期限を過ぎていたり、開封後にお茶を常温のまま保存していたりすると腐っている可能性が高いので注意が必要です。口に含んだ時に味に変化を感じたら、飲み込まずにすぐに吐き出しましょう。
③臭い
お茶が腐ると以下のように臭いも変化します。
・酸っぱい臭いがする
・カビ臭がする
・明らかに臭い
未開封のペットボトル飲料の場合は、賞味期限を過ぎてもお茶の匂いはそれほど変化しないこともあります。また匂いの強い洗剤と一緒にお茶を保存していると、異臭を吸収して気づきにくいケースもあるようです。ペットボトルから直飲みしたお茶をたとえ冷蔵庫に保存している場合も、雑菌が混入して腐る可能性があるので臭いを確かめてから飲みましょう。