はまぐりが砂抜きしても口を開かない原因は?死んでる?食べられるか見分け方を紹介!
はまぐりが砂抜き中に口を開かない場合がありますが、大丈夫でしょうか?今回は、はまぐりが砂抜き中に口を開かない原因や、食べられる・食べられない場合についても紹介します。実ははまぐりは砂抜きの必要がないと言われる理由についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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はまぐりが砂抜きしても口を開かない…死んでる?
買ってきたはまぐりを砂抜きしようとしても、なかなか口が開かないことがあります。アサリではこのようになっている場合、死んでいるということになりますが、はまぐりの場合はどうでしょうか。ここでは砂抜きのときにはまぐりが口を開かない時の、原因と対処法を紹介していくので参考にしてください。
はまぐりが砂抜きしても口が開かない原因は?
砂抜きをしているのにもかかわらず、はまぐりが口を開かないのには原因があるようです。原因をここでは4つほど紹介していくので、砂抜きをしているときに当てはまるものはないか、確認してみてください。
①塩水の濃度・温度・量などが不適切
はまぐりを砂抜きするときには必ず塩水を使用し、水温や塩水の量などを正しくしましょう。
・塩水の濃度は3%にする
・塩水の温度は20度から25度を目安にする
・はまぐりの頭が少し出るくらいの塩水の量にする
・砂抜きの時間は5時間程度にとどめそれ以上砂抜きする場合は塩水を取り換える
塩水の濃度が高かったり低かったりする場合、はまぐりの口が開かずそのまま弱って死ぬこともあるため、正しく計量してください。3%の濃度は水1Lに対して塩が30gと覚えておくとよいでしょう。また、水温が低すぎる場合もはまぐりが口を開かないため、冬場は必要に応じて水温を上げてください。
また、水温28度を超えるとはまぐりが死ぬため、水温が上がりやすい夏場も注意が必要です。塩水の量が多すぎてもハマグリが息ができず窒息してしまいます。はまぐりの頭が少し出るくらいの塩水の量に調節しましょう。
②砂抜きの環境が悪い
はまぐりに砂を吐きださせる場合は、はまぐりが落ち着ける環境を作るようにしてください。
・静かな空間
・暗く涼しい場所
以上がはまぐりが落ち着ける環境のため、にぎやかな場所だったり明るい場所で砂抜きしている場合は、場所を移動させてみましょう。夏場は室温が高いため、冷蔵庫の中での砂抜きがおすすめです。砂抜き中はボウルの上に濡らした新聞紙やアルミホイルをかぶせることで暗い空間が作れます。
新聞紙やアルミホイルをかぶせる場合は、はまぐりが呼吸できるようにいくつか穴をあけておくとよいでしょう。
③塩水に含まれるカルキが多い
塩水の濃度や量は適切であっても、はまぐりが口を開かない場合は水道水のカルキが多すぎるといった原因も考えられます。人間にとっては問題なくてもはまぐりにとってはカルキは毒になるため、口を開かない可能性があります。砂抜きする場合は天日に水道水を一日当ててカルキ抜きした水を使うか、ミネラルウォーターを使うのがおすすめです。
④はまぐり自体に異常がある
はまぐり自体に異常があるときも口を開かないので注意しましょう。
・砂抜きの方法が適正であるが口が開かず死んでいる
・貝柱や蝶番の異常で開かない
はまぐりが死んで、食べられなくなっている場合は腐っていることがあるため捨てるようにしましょう。はまぐりは蝶番と呼ばれる人間で言うじん帯の役目をする機能があり、貝柱の力を使って閉じています。しかし、蝶番に傷がつくなどの異常があることで貝柱の力を緩めても開かなくなっていることがあります。
貝柱の力が強すぎて開かなくなっていることもあるようですが、どちらにしても開かなければ汚れや砂は吐きだせないため食べても美味しくないでしょう。また、はまぐりは冷凍すると死んでしまうので口が開かなくなります。
そのため冷凍後の砂抜きはできませんが、冷凍はまぐりは調理し口を開けば食べることができます。砂抜き前に冷凍してまうと、美味しく食べられないので必ず先に砂抜きの下処理を行いましょう。
はまぐりが砂抜き中に口を開かずに食べられない場合とは?
はまぐりが砂抜き中に口を開かない場合の原因の中に、食べられなくなっている状態のものがあります。無理にこじ開けて食べると体調不良を起こす場合があるため、食べずに廃棄するようにしてください。はまぐりが食べられない状態について、ここでは紹介して行きます。
はまぐりから腐敗臭がする時は死んでおり食べられない
はまぐりから腐敗臭がする場合は、死んで腐っているため食べられません。食中毒を起こす危険があるため、無理にこじ開けて食べないようにしてください。砂抜きや調理をすれば、はまぐりは口を開けたり動いたりするため、最後まで口を開かないものは捨てるようにしてください。