高級魚「スズキ（鱸）」の値段は？夏が高い？味わい・美味しい食べ方も紹介！

ルアーフィッシングで人気のターゲットであるシーバスは、古くから日本で親しみのあるスズキのことを指しています。スズキはスリムな形で背は黒っぽく、体側から腹にかけて銀色に光り、美しい容姿から鯛に次ぐ美魚と呼ばれています。幼魚から成魚まで何回か名前を変える出世魚で高級魚として知られていますが、値段について解説しますので参考にしてください。

スズキが高級魚といわれるのは旬である夏のみで、他の季節は比較的安価になります。春や冬の時期は手ごろな価格になるので購入しやすいでしょう。ここでは、季節ごとの値段を説明します。

（＊令和2年の情報を参考にしています。）

スズキの旬は6～8月で価格も高騰しますが、4月と比較すると8月の旬の時期には2倍以上の値段となります。一尾を買って自分で捌くのは難しいので、スーパーで切り身を買うとよいでしょう。夏以外の時期は比較的安い価格ですが、出世魚であるスズキはとても美味しい魚ですので季節を問わず食べてみて下さい。

高級魚といわれるスズキは、どのような味わいなのか気になります。ここでは、旬である夏のスズキと、秋以降の旬を過ぎたスズキの味を比較して解説します。

スズキは出世魚でありサイズにより呼称が変わり、合わせて味わいも大きく変わっていきます。夏の旬のスズキは上品で淡白・ほのかな甘みがあり、非常に美味しく生で食べる洗いや刺身がおすすめです。また骨からは美味しい出汁がでるので、お茶漬けにしたりアクアパッツアなどにするのも良いでしょう。

秋から初冬には「腹太スズキ」といわれ急激に味が落ちますが、産卵を控え子持ちとなり脂がのっていて、夏とは異なった美味しい味わいが楽しめるので珍重されています。

淡白なスズキはあっさりしていてクセがなくどのような味付けにも合いやすく、様々な料理に活用できます。スズキの美味しい食べ方を紹介しますので、参考にして下さい。