生わさびの旬の季節や収穫時期は?長野の安曇野など主産地も紹介!
生わさびの旬の季節や時期を知っていますか?今回は、<水わさび・畑わさび>別に生わさびの旬の季節・収穫時期や<安曇野・静岡・奥多摩・岩手県>など主産地を紹介します。通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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生わさびの旬の季節や収穫時期が気になる…。
わさびは春にかけて毎年花を咲かせる多年草という植物です。鼻を刺激するような辛味と新鮮な風味が感じられ、刺身などの料理を盛り立てる存在として欠かせません。では、わさびの旬の季節や収穫に適した時期はいつでしょうか。はじめに2種類の生わさびについて紹介します。
まずは生わさびには2種類あることを知ろう
生わさびは、栽培方法によって水わさびと畑わさびの2種類があります。水わさびは、川の流れを利用して栽培するわさびです。谷わさびや沢わさびとも呼ばれ日本では一般的なわさびの栽培方法です。一方、畑わさびは涼しい気候で湿度のある畑で栽培、陸わさびとも呼ばれています。畑わさびはハウス栽培も可能で水わさびと比べて育てやすいことが特徴です。
(*わさびの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
水わさびの旬の季節・収穫時期や主産地は?
水わさびは希少価値が高く、限られた場所でしか栽培することができません。水わさびを栽培するには、夏でも気温があまり上がらない冷涼な気候や適度な水温、豊かな水流を必要とします。ここからは、水わさびの収穫時期と味の旬や、日本の主産地について紹介します。
水わさびの収穫時期は1年中
わさびは毎年春の季節に花を咲かせる多年草で、水わさびは1年中収穫することができます。しかし収穫するまで時間がかかり、種子から育てた実生系では1年から1年3ヶ月ほど、真妻という日本における高級品種では、栽培後1年6ヶ月から2年の時間を要します。水わさびは栽培して収穫するまでの日数がかかることから、値段の高いものが多いです。
水わさびの味の旬は12月〜2月
水わさびの旬は12月から2月の間で、冬の季節ではわさびの風味と辛味が最も豊かに感じられます。秋から冬の季節、わさびは茎に栄養を送り身が引き締まってくるためです。一方、花を咲かせる2月の立春を迎えると、花と種子に栄養を届けるため、辛味が控えめになります。季節によって味が変わるところも、多年草であるわさびの醍醐味といえるでしょう。
水わさびの主産地は安曇野・静岡・奥多摩
水わさびの主産地は長野県の安曇野、静岡県、東京都の奥多摩です。特に長野県と静岡県で、全国の9割以上のわさびが生産されています。静岡県の有東木には、わさび山と呼ばれる大きなわさび田があり、ここから日本全国に水わさびが出荷されています。
わさびの生産地は他にもありますが、静岡県伊豆で自生するものを使ったことがわさび栽培の起源といわれているようです。
畑わさびの旬の季節・収穫時期や主産地は?
畑わさびは水わさびと比べ、ハウスで育てることができるので栽培しやすいです。そのため、畑わさびの方が栽培から生産にかかるコストを抑えやすいメリットがあります。ここからは、畑わさびの収穫時期と味の旬や、日本の主産地について紹介します。