シフォンケーキの失敗しない作り方|主な原因と対策は?リメイクレシピも紹介!
シフォンケーキで失敗したことはありますか?今回は、シフォンケーキでありがちな〈底上げ・空洞・焼き詰まり・焼き縮み・腰折れ・膨らみすぎ〉など失敗例を、原因と失敗防止のコツとともに画像で紹介します。シフォンケーキの失敗しない作り方や、失敗時のリメイク・アレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- シフォンケーキでよくある失敗例は?
- シフォンケーキの失敗①底上げ・空洞&気泡が多い
- 失敗の原因
- 失敗しないポイント・対策
- シフォンケーキの失敗②焼き詰まり・目詰まり
- 失敗の原因
- 失敗しないポイント・対策
- シフォンケーキの失敗③しぼむ・焼き縮み
- 失敗の原因
- 失敗しないポイント・対策
- シフォンケーキの失敗④腰折れ・しわがある
- 失敗の原因
- 失敗しないポイント・対策
- シフォンケーキの失敗⑤膨らみすぎる
- 失敗の原因
- 失敗しないポイント・対策
- シフォンケーキの失敗⑥型から外せない・ボロボロになる
- 失敗する原因
- ボロボロにならない型外し方
- シフォンケーキで失敗しない作り方・レシピ!
- 材料
- 作り方・手順
- 失敗したシフォンケーキのリメイク・アレンジレシピ
- ①ラスク
- ②スコップケーキ
- ③チョコボールケーキ
- シフォンケーキを失敗しないように作ろう!
シフォンケーキの失敗⑥型から外せない・ボロボロになる
綺麗にシフォンケーキが焼き上がっても、型から外す際に失敗すると生地がボロボロに崩れてしまうことがあります。シフォンケーキの型外しの失敗の原因と、美しい円形を保ったまま型から外すためにどうすれば良いのかを紹介します。
失敗する原因
シフォンケーキの型外しが失敗する原因は、以下の通りです。
・型から外す際にシフォンケーキが冷めていない
・パレットナイフがシフォンケーキを傷つけている
焼き上がった状態のシフォンケーキの生地は、水分を含んでいて生地の形状が安定していません。そのような状態でシフォンケーキを型から外そうとすると、膨らんだシフォンケーキが縮むことがあります。また、シフォンケーキを型から外す際にパレットナイフを持つ手に力が入っていると、シフォンケーキを傷つける原因に繋がります。
ボロボロにならない型外し方
シフォンケーキがボロボロにならない型外しの方法は、以下の通りです。
①逆さにして冷ます
②生地と型の間にパレットナイフを差し込み、ナイフを上下に動かしながら、型の内側に沿って回す
③シフォンケーキ型の中央の筒の周りに竹串やシフォンナイフを差し込み、型に沿って回す
④シフォンケーキ型を持ち、片方の手で中央の底を押し上げ、外枠を外す
⑤底と平行になるようにナイフを差し込みナイフを一周させ、裏返して型を引き抜く
シフォンケーキが完全に冷めるまでの時間は気温にもよりますが、5時間程度常温で冷ますと良いでしょう。シフォンケーキが型の縁からはみ出している場合は、生地の縁を指で内側に少し押すと、ナイフが入りやすくなります。
シフォンケーキの型外しに特化したシフォンナイフを使うと、生地がぼろぼろになるのを防いで普通のナイフを使うよりも綺麗に型から外すことができます。
シフォンケーキで失敗しない作り方・レシピ!
シフォンケーキを失敗せずに作れるレシピが知りたいという人も多いでしょう。ここでは、失敗しにくいシフォンケーキの作り方や材料を紹介するので、参考にしてみてください。
材料
・薄力粉 75g
・砂糖 70g
・卵 3個
・サラダ油 30ml
・水 40ml
・バニラエッセンス 1~2滴
作り方・手順
失敗せずにシフォンケーキを作るには、以下のようなポイントを守ることが重要です。
・ツノが立つまでしっかりとメレンゲを泡立てる
・卵黄生地に油を加えた後にしっかり混ぜて乳化させる
・生地をやや高い位置から一気に型に流し入れる
・生地を入れた型を数回打ち付けて空気を抜く
・オーブンを十分に予熱し、レシピ通りの時間を守って焼く
・焼けたらすぐに型ごと逆さまにして冷ます
・十分に生地を冷ました後に、パレットナイフやシフォンナイフを使って丁寧に型から外す
失敗しにくいシフォンケーキの作り方と手順は、以下の通りです。
・メレンゲ作り
①卵白を泡立てる
②砂糖を入れる
③ツノが立つまで混ぜる
・生地作り
①卵黄に砂糖を入れて泡立て器で混ぜる
②①にサラダ油と水を混ぜる
③薄力粉を振るいながら入れ、よく混ぜた後、バニラエッセンスを加える
④卵黄の生地にメレンゲを少量入れて混ぜ、その後3回くらいに分けて混ぜ合わせる
⑤型に生地を流し入れ、180℃に予熱したオーブンで35分焼く
⑥焼き上がったら、型ごと逆さまにして冷ます
⑦生地が完全に冷めてから型から外して完成
メレンゲは底上げや空洞、膨らみなどに関わる大切なポイントです。空気を含ませてツノが立つまで泡立てるようにしましょう。生地と混ぜ合わせる際も、空気を含ませながら切るように馴染ませてください。また、サラダ油を加える工程では生地の腰折れや底上げに影響するので、よく混ぜ合わせて乳化させるようにすることが大切です。
失敗したシフォンケーキのリメイク・アレンジレシピ
シフォンケーキ作りに失敗してしまった時、そのまま食べるのもいいですが、味や見た目に一手間加えてリメイクやアレンジを楽しんでみるのも良いでしょう。ここでは、失敗したシフォンケーキを美味しく食べられるレシピを3品紹介します。
①ラスク
型崩れして失敗したシフォンケーキは、ラスクにアレンジして食べると良いでしょう。シフォンケーキのラスクはパンで作るラスクと違って口溶けがよく、外側の硬い食感との違いが楽しめます。