ガトーショコラの失敗｜生焼け・膨らまない時の原因と対処法・リメイク術を紹介！

原因⑥材料が少ない簡単レシピを使った
材料がたった2つだけなど、手軽で安上がりにガトーショコラを作ることができるレシピは、実は作ることが難しく失敗する確率も高いです。材料が少ないレシピでガトーショコラを作ってみて、生地が膨らまないなら、砂糖・生クリーム・バター・薄力粉・ココアなどが入った王道のレシピで作ってみましょう。

原因⑦オーブンの温度管理ができていない
生焼けの失敗例でもありましたが、オーブン内の温度が設定の温度になっていない場合、生地が膨らまない原因にもなります。決められた温度で決められた時間、オーブンで焼くことにより、生地はほどよく膨らみます。

ガトーショコラの中に空洞ができたり、陥没したりする原因は下記の通りです。

・生地や材料の温度が低すぎる
・生地の混ぜ方が足りない
・オーブンの温度が高い

原因①生地や材料の温度が低い
これは膨らまない原因の一つでもありますが、チョコレートやバターなどの材料が冷えて硬くなり、他のものとよく混ざっていない状態です。そのため、空洞ができたり陥没の原因にもなります。防止するには、部屋を温めたりヒーター等の近くでガトーショコラを作るようにして、バターなどの材料が硬くならないようにしてください。

原因②生地の混ぜ方が足りない
これも①と同じで、材料同士がよく混ざっていない状態のため、空洞や陥没ができてしまいます。メレンゲの泡を潰さないことは重要ですが、軽いメレンゲが上で重いバターやチョコレートなどの生地は下といった具合によく混ざっていないと、気泡が上に集まって陥没してしまいます。そうならないよう、なるべく生地が均一になるように混ぜましょう。

原因③オーブンの温度が高い
生焼けにならずとも中の温度が低く膨らみ切っていない場合、オーブンから取り出した後、中が先に冷えてしまい陥没が起こることがあります。焼き時間を短くしたいからといって、オーブンの温度を上げないようにしましょう。

・ ビターチョコレート60g
・ 卵黄3個分
・ グラニュー糖40g
・ 薄力粉20g
・ 純ココアパウダー40g
・ 生クリーム50cc
・ 無塩バター40g
・ 卵白3個分
・ グラニュー糖40g
・ 粉砂糖適量

失敗しないガトーショコラの作り方は下記の通りです。

1. 下準備として型にクッキングシートをカットして敷いておく
2. 材料はよく混ざるように常温に戻しておく
3. ガトーショコラが生焼けにならないように、オーブンは180℃に必ず予熱しておく
4. 寒い時期は部屋を温めて、材料が冷えないようにする
5. ビターチョコレートを細かく刻む
6. ボウルに5とバターを入れて湯せんで溶かしてよく混ぜ合わせる
7. ここに生クリームを加えて混ぜ合わせ、湯せんから外す
8. 別のボウルに卵黄とグラニュー糖40gを入れたら、泡立て器で白っぽくなるまですぐに混ぜる
9. これに7を加えてゴムベラで空気が入らないように混ぜ合わせる
10. これに薄力粉とココアパウダーをふるい入れて、粉気がなくなるまでよく混ぜる
11. 別のボウルに卵白を入れて、ハンドミキサーで軽く泡立てる
12. これにグラニュー糖40gを2〜3回に分けて加えながらハンドミキサーで軽くツノが立つまで混ぜる
13. 10にこれを3回に分けてゴムベラで切るようにさっくり混ぜる
14. 1回目はメレンゲの泡が消えてもいいのでよく混ぜる
15. ガトーショコラが膨らむように、2回目と3回目はメレンゲの泡がなくならないように軽く混ぜる
16. これを1の型に流し入れて15cmくらいの高さから2回垂直に落として、中の空気を抜く
17. 180℃に予熱したオーブンで約40分焼く
18. 焼きあがったら竹串を中心に刺して何もついてこなければ焼き上がり
19. 生地がついてくるようなら5分延長して再度焼く
20. 焼き上がったら型のまま冷ます
21. 粗熱が取れたら型から外して、粉砂糖をふりかけたら完成