ペットボトルに熱湯はNG?耐熱温度は?有害物質が溶け出す噂の真偽も解説!
ペットボトルに熱湯を入れてもいいか知っていますか?耐熱用であれば問題ありません。今回は、ペットボトルの耐熱温度を〈耐熱用・通常〉別に比較し、普通のペットボトルに熱湯を入れた場合にどうなるのかを紹介します。ペットボトルに熱湯を入れると有害物質が溶け出すと言った噂の真偽や、〈湯たんぽ〉など耐熱用ペットボトルの活用方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ペットボトルの有害成分が溶け出す恐れはない
ペットボトルに熱湯を注いても有害物質が溶け出す心配はないようです。そもそもペットボトルには有害物質は含まれておらず、熱湯を入れても溶け出すことはありません。もし溶け出す恐れがある場合、工場でペットボトルを加熱殺菌する段階で有害物質が溶け出していることになり、飲み物や調味料を入れる容器としては使えません。
耐熱性以外のペットボトルに熱湯を注いだものを飲んでも人体に特に影響はありませんが、変形以外に火傷の危険もあるため、実際に飲むときには注意しましょう。
ペットボトルに有害な物質は含んでいませんので、温めても発生することはありません。
耐熱用のペットボトルの活用方法を紹介!
耐熱性のペットボトルを使って、湯たんぽを作ることができます。湯たんぽがなくても気軽に作れるほか、お湯の温度を工夫すればペットにも使え災害時にも役立ちます。作るコツもあわせて紹介するので、参考にしてください。
湯たんぽにDIYしてみよう
ペットボトルで湯たんぽを作る場合は、以下の通りにします。
1.あらかじめペットボトルに3分の1程度の水を入れる
2.80度のお湯を8割程度入れる
3.水を足して完成
動画では耐熱性のボトルは使っていませんが、耐熱性のボトルであってもあらかじめ水を入れておくことでお湯がペットボトルの中でぬるくなるため変形するのを防げます。どんなに耐熱性のボトルでも手に持てないほどの温度なら意味がないため、水で薄めるのが適切です。
このまま湯たんぽに使っても問題ありませんが、熱いと感じた場合はタオルやペットボトルカバーを活用して温度を調整しながら使用してください。子供やペットに使う場合はやけどの危険があるため、大人が使うものよりもかなり低めの温度で作ったほうが安全です。
また、低温やけどの心配があるなら寝る数時間前に布団に入れておき、寝る直前には布団から出せば問題ありません。
ペットボトルに熱湯を入れる際は耐熱用か確認しよう!
ペットボトルにはさまざまな種類があり、耐熱や炭酸用など用途に合わせて作られています。熱湯を入れる場合は必ず耐熱かどうかを確認することで、湯たんぽに活用するときでも変形して漏れてしまう心配もなくなります。災害時にも一本ペットボトルがあれば活躍するため、耐熱用のペットボトルを防災袋に入れておくのもおすすめです。