赤大根とは?種類別の栄養など特徴は?保存法や食べ方・レシピも紹介!
大根の品種「赤大根(紅大根)」を知っていますか?皮や中身が赤いのが特徴の品種です。今回は、「赤大根」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈サラダ・ピクルス・スープ・甘酢漬け〉など「赤大根」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
赤大根のうち皮と果肉が赤い品種
出典: @ryoke218
赤大根のうち、皮も果肉も赤い品種は以下の通りですが、色の入り方にも違いがみられます。
・紅くるり
・紅しぐれ
・味いちばん
・くれない総太り大根
・京ざくら
・辛いね大根
紅くるりは、皮と果肉は真っ赤で葉の部分まで濃い赤色をしています。見た目は普通の大根と違ってずんぐりとしており、みずみずしく柔らかい食感が特徴です。紅しぐれは、皮も果肉も赤や紫色ですが紅くるりほど果肉の色味は強くなく、中心部から広がるように色が入っています。
赤大根は全体的に甘みが強いものが多いですが、辛いね大根は白い大根と同じように薬味に適しており、非常に辛い味わいです。色味は紫色で、大根おろしにしても鮮やかな紫色のままです。サイズは手にすっぽりと収まるくらいのため、おろして使うのにはちょうど良い大きさとなっています。
赤大根の旬・収穫時期や産地は?
赤大根は珍しい野菜ではあるため、食べるなら旬の美味しい時期に食べるのがおすすめです。確実に美味しい赤大根を食べるために、旬と収穫時期、産地について知っておきましょう。
赤大根の主産地は品種によって異なる
赤大根の主産地は品種によって大きく異なり以下のようになっていることから、近くに栽培されている地域があったら購入しやすいかもしれません。
・レディーサラダ:神奈川県
・紅化粧:-
・紅三太:-
・紅岬:長野県
・紅甘味:-
・ミラノ大根:滋賀県
・紅大根:長崎県
・青皮紅心:中国
・紫大根:京都
・紅くるり:-
・紅しぐれ:北海道
・味いちばん:神奈川県
・くれない総太り大根:-
・京ざくら:京都
・辛いね大根:-
赤大根は生産は少ないものの全国各地で作られています。農家の畑の一角で少しだけ作られていることも多く、産直などの地物野菜が販売されている場所でも購入できる可能性もあるので覗いてみてください。
赤大根の旬・収穫時期は11月〜2月ごろ
赤大根の旬は品種全体を通して、11月~2月ごろにあたります。アントシアニンなどの栄養は風邪の予防に効果的であることから、風邪のひきやすいこの季節にはぴったりと言えます。白い大根とあまり季節に違いはなく、赤大根の方が高価に感じますが漬物などの赤大根の色味が生かせる料理であれば、赤大根を選んでみてください。
赤大根の美味しい食べ方は?
赤大根の美味しい食べ方はどの様なものがあるでしょうか。あまり多く流通している野菜ではないため、白い大根との違いがあるなら知っておいた方が確実に美味しく食べられます。
赤大根に合う調理法・料理
赤大根に合う料理は以下の通りで、甘さと色の美しさを活かした使い方が多いようです。
・ツナサラダ
・甘酢漬け
・ピクルス
・スープ
・煮物
・漬物
・炒めもの
・味噌汁
・おでん
・蒸し物
・大根おろし
・マリネ
こうしてみると、さまざまな料理に使えることがわかります。食卓の彩がいつも物足りないと感じているなら、白い大根ではなく赤大根を使ってみましょう。赤大根は甘みが強く、煮物やおでんにも適しています。
しかし、加熱することで色が抜けて鮮やかさがなくなってしまうため、赤大根の色味を活かしたいなら漬物やサラダなどの加熱をしない調理方法を選ぶのがおすすめです。赤と白の両方の大根があるなら、両方を使ってピクルスを使うと見た目も華やかな一品になります。
赤大根の料理レシピのおすすめを紹介!
白い大根とそれほど調理の違いはないものの、赤大根は見た目を活かすことで見栄えする一皿を作ることができます。いくつか紹介していくので、参考にして作ってみてください。
①サラダ
見た目が鮮やかで美しいサラダは、色味が足りないと思うような食卓に手早く出せる一品です。サラダなどの生食で食べる場合は、できるだけ甘みの強い品種を使うようにしましょう。