赤大根とは?種類別の栄養など特徴は?保存法や食べ方・レシピも紹介!
大根の品種「赤大根(紅大根)」を知っていますか?皮や中身が赤いのが特徴の品種です。今回は、「赤大根」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈サラダ・ピクルス・スープ・甘酢漬け〉など「赤大根」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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赤大根(紅大根)とは?どんな特徴があるの?
大根と言うと白いイメージが強い野菜に感じるかもしれませんが、赤大根と呼ばれる見た目が赤い大根の品種もあります。ここでは赤大根の特徴や栄養などを紹介していきますが、まずは赤大根の基本的なことについて見てみましょう。
赤大根は皮や果肉が赤い見た目が特徴
赤大根はさまざまな品種があり、皮や果肉が赤いのが特徴です。品種によっては皮も果肉も赤かったり、皮は白っぽくても果肉の部分は赤かったりするものもあります。品種ごとの特徴を知っておくと料理に使いやすくなるため、後ほど紹介する赤大根の品種と特徴を覚えておくと便利です。
(*大根の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
赤大根の栄養価と効果・効能
赤大根は、白い大根にはない栄養も含まれており、以下のような効果が期待できます。
・風邪の予防
・ウイルスへの抵抗力の向上
・花粉対策
・アンチエイジング
・目の健康を保つ
赤大根には白い大根の3倍ともいわれる抗酸化力が備わっており、風邪のひきやすい季節に予防として使ってみてください。また、赤大根には白い大根にはないアントシアニンと言う色素成分が含まれており、アンチエイジングや目の健康に役立つと言われています。
赤大根にはどんな品種がある?
赤大根の品種には見た目や味など、どのようなものがあるでしょうか。赤大根と言っても、表面から見ただけではわからないものもあるため、品種の特徴を知って購入の機会を逃さないようにしてください。
赤大根のうち皮だけが赤い品種
赤大根の中でも皮の部分だけが赤いものがあり、ラディッシュや二十日大根も含まれます。
・レディーサラダ
・紅化粧
・紅三太
・紅岬
・紅甘味
・ミラノ大根
・紅大根
皮だけが赤い品種の大根は、白い大根に比べると珍しさから高価ですが、サイズは小ぶりで手のひらに乗るくらいの大きさであることがほとんどです。形も紅岬以外は細長いのが特徴で、色は真っ赤なものや紫色などさまざまです。
皮だけが赤い大根は、皮を剥くと普通の白い大根と変わらなくなるため、皮の赤身を活かした料理法にした方が良いと言えます。味はミラノ大根以外は甘みの強い品種ばかりで、薬味として大根おろしに使うと少し物足りなさを感じるかもしれません。サラダや酢漬けなどにして食べるのがおすすめです。
Twitterの口コミ
レディーサラダ、実がしっかりしていて甘味が強い。
荷崩れにくそうだけど味はしみにくそうな感じ。
生でいっぱつ齧ってみとけば良かった。
煮てしまってるからあまりよくわからん。
赤大根のうち果肉だけが赤い品種
出典: @eambai
見た目は白い大根のようですが、切ってみると赤い果肉の大根の品種もあります。
・青皮紅心
・紫大根
非常に珍しい品種の二つで、見た目はずんぐりしているのが特徴です。青皮紅心は中国の品種の大根であり、カービングしてお祝い事の飾りとして使われることもあるようです。中は紅紫色で、酢漬けにすると鮮やかな赤色になるため、食卓で見栄えのする漬物になります。
また、葉の部分も炒めものなどにして食べられるため1個500円前後とかなり高価ですが、余すことなく食べられます。紫大根は京野菜として作られており、切ると放射線状に紫色の模様が入っているのが特徴です。肉質が締まっていて歯触りが良く、酢漬けやサラダにも使えます。また、白い大根と違って水分が少ないですが、大根おろしにも使用できます。
(*紅心大根について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)