せりの根っこは美味しい?洗い方・下ごしらえ方は?鍋など食べ方・レシピも紹介!
せりの根っこは食べられるのか知っていますか?黒い場合も大丈夫でしょうか?今回は、せりの根っこの簡単な洗い方・下ごしらえ方に加え、<鍋・味噌汁・おひたし>など食べ方を紹介します。通販での取り寄せ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
せりの根っこは美味しさの鍵って本当?
せりと聞くと春の七草を思い浮かべる人が多いかも知れませんが、その際にはせりの根っこを使わずに、葉と茎だけを食べている可能性が高いと考えられます。しかしせりの根っこは美味しいという評判もあります。
せりの根っこは良い出汁が出る
せりの根っこは加熱すると良い出汁が出るので、積極的に食べてほしい部位です。せりには葉酸やβカロテン、食物繊維など様々な栄養が含まれています。鍋などに根っこを入れて加熱する際に水溶性である葉酸が出汁とともに溶けだし、風味と栄養成分の両方を摂ることができます。
せりの根っこが黒い場合も食べてOK
スーパーで購入したせりの根っこが黒い、あるいは茶色い場合でも食べることはできます。せりの根っこが黒や茶色になっているのは、変色しやすい性質があるからです。腐っている場合を除けば、黒や茶色になっているせりの根っこは生でも食べられるので問題ありません。
せりの根っこの簡単な洗い方・下ごしらえ方は?
せりの根っこが変色していても食べられると知っていても、汚れはしっかり落として食べたいと考える人は多いと考えられます。新鮮なせりの根っこには土が付いていることが多いので、洗い方を覚えておくのが基本です。ここでは、せりの根っこの簡単な洗い方を説明します。
手順①:まずは手で取れる土を落とす
せりは洗う前にまず、根っこに付いた土を手で落としましょう。せりの根っこは地中に埋まっているものなので、店頭に並んだ商品であっても土が付いているケースが少なくありません。土は手で払うだけでも取れるので、下ごしらえとして落とす習慣をつけることをおすすめします。
手順②:水で流しながら土を落とす
せりの根っこに付いた土を手で取ったら、水で流しながらさらに落とします。ポイントは冷水で洗うことで、土を落としても茶色いままであっても腐っていなければ問題ありません。よりキレイにしたい時には、古い歯ブラシなどで土を取り除くのもおすすめです。いくら水で流しても白くならない場合は、変色しているだけなので次の工程に進みましょう。
手順③:茎と根っこをバラバラにしないように切る
洗い終わったせりを切り分ける時は、茎と根っこをバラバラにしないように切ります。これは鍋などに入れる際に茎と根っこが離れていると、散らばるので取りにくいからです。せりの根っこを歯ブラシで洗う際に力を入れ過ぎても、ちぎれてしまうことがあるので注意しましょう。
せりの根っこを使う「せり鍋」の作り方を紹介!
せりの根っこは加熱すると出汁が出るので、それを楽しめる鍋にするのがおすすめです。仙台の郷土料理であるせり鍋も、試したい料理の1つです。ここでは、せりの根っこを使うせり鍋の作り方を紹介します。
せり鍋の材料
・せり(根っこのついたもの) 2束(300g程度)
・鶏もも肉(鴨肉でも可) 400g
・焼き豆腐 2枚
・ごぼう 1/2本
・舞茸 1パック
・長ネギ 1本
・水 1000㏄
・醤油 60㏄
・酒 50㏄
・みりん 50㏄