お雑煮はいつ食べる?正解ある?縁起の良い食べ方や意味・由来も紹介!
お雑煮をいつ食べるのか迷ったことはありませんか?今回は、お雑煮を食べるタイミングはいつなのか口コミとともに紹介し、さらに縁起の良い食べ方やお雑煮を正月に食べる意味・由来も紹介します。お雑煮の作り方やアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
お雑煮を食べるタイミングがわからない…。
正月に食べるお雑煮やおせち料理は、古くから続いている日本の伝統的な風習ですが、お雑煮を食べるタイミングはいつが良いのでしょうか。正月にお雑煮を食べる理由やいつ食べると良いのかを深く知っている人は、多くはありません。ここではお雑煮を食べる意味や由来、食べるタイミングについて説明します。
お雑煮はいつ食べる?
新年になって食べる事から縁起のよいイメージのあるお雑煮ですが、いつ食べるのが良いのでしょう。お雑煮は地域や家庭によってもさまざまな種類があり、食べるタイミングがよくわからない人もいるかもしれません。ここではお雑煮を食べる時期について説明します。
お雑煮は三が日(1/1〜1/3)の間に食べることが多い
元旦になり、おせち料理と並行して食べるという人も多いお雑煮ですが、一般的に三が日の間に食べることが多いようです。しかし、お雑煮を食べるタイミングは地域や家庭によってさまざまであり、特に明確な決まりはありません。
Twitterの口コミ
揚げ餅雑煮。正月3日の恒例雑煮です。めんつゆを薄めて熱々にしただしを、揚げたてのお餅にジュッとかけて。おろしと海苔はお好みで。揚げ餅が大根おろしでさっぱりと食べられます。今年は焼きネギも加えてみたら、これもよかった。#スープ365
Twitterの口コミ
お昼。雑煮。正月でなくても雑煮は美味い。
Twitterの口コミ
正月じゃなくても雑煮を食う我が家。
お雑煮の縁起が良い食べ方は?
お雑煮には地域により特徴のある食べ物ですが、縁起の良い食べ方は以下の通りです。
・毎日餅を1個ずつ増やして食べる
・おせち料理を食べた後に、お雑煮を食べる
お雑煮は古くから食べられている食べ物ですが、家庭により餅の形から具材、汁にいたるまで違う地域性のある食べ物です。一般的に三が日の間に食べることが多いですが、食べるときに餅を1個ずつ増やしていくと食い上げるといい、その年が登り調子になるという言い伝えがあります。
お雑煮を正月に食べる意味とは?
お雑煮やおせち料理を食べる風習は昔からありますが、お雑煮を正月に食べる理由はどこからきているのでしょう。ここではお雑煮を食べる理由や具材別のご利益を説明します。
お雑煮を食べることで神様に感謝するため
お雑煮を食べるようになった始まりは、大みそかに供えた年神様のお供え物を食べたことが始まりと言われています。元旦になり年神様にお供えした餅を野菜と煮込んでお雑煮にして食べるようになりました。そのお雑煮を食べることで神様に感謝し、恩恵や力を頂くことができると信じられてきたのです。
お雑煮の具材別の意味・ご利益
地域によりお雑煮の具材にはさまざまな違いがありますが、具材それぞれにも意味があり、ご利益は以下のようになります。
・餅 長寿
・里芋 子孫繁栄
・大根 家庭円満
・人参 魔除け
・魚 子孫繁栄
餅は良く伸びるので長生きの象徴として、また丸餅は角が立たず家庭円満で過ごせるように、角餅は昔、のし餅を切って使ったことから敵をのしてしまうという意味があります。また、鶏肉や小松菜を入れるのは名取り(菜鶏)として名をあげる意味合いがあります。
里芋は子芋をたくさんつけることから子孫繁栄を願い、人の頭になれるよう頭芋を使う地域もあります。魚も卵を沢山産むので子宝に通じており、人参は正月には赤い金時人参を使い、その色から魔除けの意味があります。
お雑煮を食べるようになった由来・歴史は?
古くから食べられているお雑煮ですが、いつ位から食べられるようになったのでしょう。ここではお雑煮を食べるようになった由来や歴史について説明します。
お雑煮の由来・歴史は諸説ある
お雑煮の由来と歴史は諸説ありますが、以下のようになります。
・平安時代、年神様に備えた餅を元旦に野菜と一緒に煮込んで食べたことが始まり
・室町時代に入り、縁起の良い食べ物として宴の最初に食べるものとして定着する
・江戸時代にはいり、庶民の間でもお雑煮が食べられるようになる
お雑煮の語源はさまざまな具材を煮混ぜて作ったことがお雑煮と言われる理由です。平安時代では、当時餅はめでたい食べ物で主に宮中で食べられていました。その後室町時代に入っても庶民の間では餅は手に入りづらく変わりに里芋で代用していました。江戸時代に入り、庶民の間でも餅が食べられるようになり雑煮が広まっていったと言われています。
お雑煮の作り方・レシピを紹介!
江戸時代に入って広がった、餅入りのお雑煮は餅の形から具材、汁に至るまで、地域により違いがあります。ここでは現代で多く食べられているすまし仕立てのお雑煮の作り方を紹介します。
お雑煮の材料
(4人分)
・餅 4個
・鶏もも肉 150g
・大根 100g
・人参 60g
・かまぼこ 8切れ
・だし汁 800cc
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ1
・三つ葉 1/2束
・ゆずの皮 適量
お雑煮の作り方・手順
お雑煮の作り方は下記の手順になります。
1.大根、人参はいちょう切りにする
2.鶏もも肉は小さく一口大に切る
3.三つ葉は根元を切りさっとゆで、5cm位にきる
4.ゆずの皮は千切りにし、かまぼこは薄切りにする
5.鍋にだし汁、酒、しょうゆを加えて火にかける
6.沸騰したら鶏もも肉を加え、灰汁を取り除きながら煮る
7.大根、人参を加え具材に火が通ったら、弱火にし、かまぼこ、餅を入れる
8.餅が煮えたら、お椀によそい三つ葉とゆずの皮をのせる
グリルや焼き網で焼いた餅を使う場合は、餅をお椀に入れ、最後につゆをかけます。具材に小松菜や里芋を加えたり、しいたけを入れたりするなど好みの具材を足してアレンジしても楽しめます。人参を飾り梅にするなど具材の切り方を工夫すると正月らしく、見た目も華やかになりおすすめです。
お雑煮を早く食べ切るアレンジレシピを紹介!
正月におせち料理やお雑煮などが続くと余ってしまうことがあるかもしれません。ここでは余ってしまったお雑煮を食べ切るアレンジレシピを2つ紹介するので、参考にしてみてください。
①お雑煮うどん
こちらは、お雑煮の汁を利用して作る、お雑煮うどんのレシピです。具材はかまぼこや人参など残り物で作ることができ、うどんをそばに変えても楽しめます。おせち料理に飽きてしまったときの主食にもなり、満腹感も出ておすすめです。
③ミネストローネスープ
こちらは、余ったお雑煮にトマトジュースやベーコンを入れて作る洋風のスープです。餅とトマトとチーズが意外に合うミネストローネ味はトマトの酸味もあります。焼いた餅やチーズが入っているため、お腹にたまり満腹感のあるスープになります。
お雑煮をいつ食べるかはお好みで!
元旦に食べるお雑煮には年神様に感謝し恩恵をいただくという意味があり、具材にもさまざまな意味があることがわかりました。日本全国には具材から味付けまで、異なるお雑煮がたくさんあります。正月以外にも、オリジナルでさまざまなお雑煮を作って味わってみましょう。