タコの種類・名前一覧!見分け方ある?食用や大きい・小さいなど画像とともに紹介!
タコの種類・名前にはどんなものがあるか知っていますか?今回は、タコの種類・名前の一覧や<別名・名前の由来・体長・産地・食べ頃>など見分け方を画像とともに紹介します。タコの種類別の食べ方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
別名や方言 | アマダコ |
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名前の由来 | 柳に似たヤナギムシカレイと同じ場所で取れることから |
体長 | 65cm |
主な産地 | 三陸沿岸、福島、岩手、北海道 |
食べ頃の季節・時期 | 12〜5月 |
ヤナギダコはマダコよりぬめりが強く、食感はミズダコよりも若干歯ごたえのあります。また、マダコよりも柔らかく、茹でても固くなりにくいという特徴もあります。東北の三陸沖沿岸で漁獲されることが多く1年中流通はしていますが、生ではなく酢だこや煮ダコに加工して流通されることが多いです。
⑤テナガダコ
別名や方言 | アシナガダコ |
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名前の由来 | 長い腕を持つことから |
体長 | 70cm |
主な産地 | 瀬戸内海沿岸 |
食べ頃の季節・時期 | 5〜7月 |
テナガダコはあまり食料品店では見かけることが少なく、主に市場で取引されて料理店などに多く流通しています。韓国料理のサンナクチはこのタコを使用することが多いですが、マダコよりも水分が多く、香りも薄いため味の評価は落ちます。しかし身の柔らかさがあるのが特徴的で、その点においては評価が高いです。
タコの種類別の食べ方のおすすめを紹介!
①マダコ
マダコの食べ方のおすすめは、以下の通りです。
・タコ焼き
・タコの唐揚げ
・刺身
マダコはバリエーションがたくさんあり、醤油やニンニクで下味をつけた唐揚げやたこ焼きにすることで、その歯ごたえや旨味を感じながら美味しく食べることができます。新鮮なものは刺身や寿司ダネとして、生で食べるのもおすすめです。
②ミズダコ
世界最大級のタコであるミズダコの美味しい食べ方は、以下の通りです。
・刺身
・タコのカルパッチョ
ミズダコは生で食べても甘みを感じられるため「生たこ」とも呼ばれ、生食を中心にした食べ方がおすすめです。新鮮なものは薄く切って刺身として、オリーブオイルや玉ネギと和えて塩コショウのみで味付けするカルパッチョはミズダコ本来の甘みも感じ取れる食べ方です。
販売されているものは使いやすく処理もされていますが、生食で食べる際は念のため下処理を行ってから調理するよう注意しましょう。
③イイダコ
中に卵詰まったイイダコのおすすめの食べ方は、以下の通りです。
・煮物
・炒め物
春になるとイイダコの中に米粒大の卵が詰まっているため、煮物にするとおいしく仕上がります。和風出汁で一般的ですが、イタリアン風にホールトマトと煮詰めたりしてもよく合います。オリーブオイルとガーリックで炒めたり、韓国風にコチュジャンでピリ辛に仕上げるのもおすすめです。
④ヤナギダコ
マダコよりも柔らかいヤナギダコのおすすめの食べ方は、以下の通りです。
・タコ飯
・塩辛
加熱しても固くなりにくいヤナギダコは、火を入れる料理に最適です。風味はマダコなどに比べると弱いため、ご飯や他の具材と炊き込んで味を調えるタコ飯がおすすめです。また、ヤナギダコの卵巣を使用して作る塩辛は、柔らかさもありながらタコ本来の味わいも楽しめます。
⑤テナガダコ
テナガダコのおすすめの食べ方は、以下の通りです。
・サンナクチ
サンナクチとは、日本風にいうとタコの踊り食いです。下処理をして食べやすいい大きさに切り、塩と胡麻油でシンプルに味付けしたものが一般的です。この料理によく使われているのがテナガダコであり、よく噛んで食べることで、水分を多く含むテナガダコの独特の風味と柔らかい食感を楽しむことができます。