ごぼうは生食できる?毒はない?下痢の注意点や美味しい食べ方・レシピを紹介!
ごぼうは生で食べれるか知っていますか?どんな味わい・食感でしょうか?今回は、ごぼうの生食はできるかや、生で食べる際の下処理の仕方を紹介します。〈下痢・腹痛〉などごぼうの生食の危険性や、美味しい生食レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ごぼうは生で食べれる?危険?どんな味?
ごぼうは和食の煮物や炒め物などによく活用される野菜ですが、生で食べると危険性はあるのでしょうか。ごぼうの生食ができるかどうかに加えて、生で食べるごぼうの味わいについて紹介します。
ごぼうは生食しても問題ない
ごぼうは加熱調理をしてから食べるのが一般的ですが、生で食べても体に害はありません。ごぼうはキク科の根菜の一種であり、生の状態でも毒がないため生食することができます。生のごぼうは食感が硬くアクやえぐみがあるため、食べやすくするためにアク抜きをして食べるのが主流です。
Twitterの口コミ
袋栽培しているサラダごぼうを若取りして生食、うまい。
アクアポニックスでは作りにくい根菜類はこうして栽培しています🤗
#袋栽培
(*生で食べられる野菜と食べられない野菜について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ごぼうを生で食べる際の下処理は?
ごぼうを生で食べる際には、下処理をすると食べやすくなります。ここではごぼうを生食する際の下処理の方法について紹介するので、参考にしてください。
生ごぼうのえぐみが気になる場合はアク抜きをしよう
生ごぼうのえぐみで食べにくさを感じる人は、以下のような手順でアク抜きをしてください。ただし、ごぼうをアク抜きをするとデメリットもあります。
【やり方】
1.ごぼうの表面を流水に当てながら土や泥を洗い流す
2.ごぼうを食べやすい大きさに切る
3.切ってすぐ水に30秒ほどさらして完了
【ごぼうをアク抜きした時のデメリット】
・ごぼうに含まれる栄養価が損失する
・風味が落ちる
ごぼうを水洗いする際に硬いたわしなどでこすると食感が落ちるため、柔らかい布巾を使ってこすりながら汚れを洗い落としましょう。この時、皮が厚いものは風味が落ちない程度に薄く剥いても構いません。ごぼうをささがきや筒切り、千切りなどに切った後、水にさらしてください。この時にごぼうを酢水に漬けると、白く仕上がります。
ごぼうを長時間水にさらすと、便秘の解消効果があるイヌリンと呼ばれる水溶性食物繊維や水溶性のビタミン類、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸などが水に流出します。また、ごぼうを長く水に漬けると皮などに含まれる特有の風味や旨味も損なわれるため、ごぼうを水にさらすのは短時間に留めておきましょう。
(*ごぼうのアク抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ごぼうの栄養価の流出を抑える下処理の仕方
ごぼうの栄養価の流出を防ぎながらアク抜きをしたい場合は、以下のような手順で下処理を行ってください。
【やり方】
1.ごぼうの表面を流水に当てながら土や泥を洗い流す
2.硬めのスポンジや包丁の背を使って、皮をこそぎ落す
3.ごぼうを食べやすい大きさに切る
4.切ったごぼうを水で数回洗って完了
ごぼうの皮にはポリフェノールが含まれているため、皮は厚めに剥かずにスポンジや包丁の背などで薄く削るようにして落としてください。切ったごぼうを水で洗ってすぐに水から引き揚げておくと、便秘の解消に役立つイヌリンなどの栄養価の損失を最小限に抑えることができます。
ごぼうを生で食べる際の注意点・危険性は?
ごぼうを生で食べる場合は、どのような点に注意したらよいのでしょうか。ここでは、ごぼうの生食の注意点や危険性について解説します。