缶詰の温め方は?湯煎が一番?電子レンジでチンがNG・危険な理由も紹介!

冷たい缶詰の温め方を知っていますか?今回は、缶詰の〈鍋・グリル・トースター・電子レンジ〉を使った温め方を、〈直火・そのままレンジでチン〉などNG行為・注意点とともに紹介します。缶詰の温め方で湯煎が一番おすすめな理由も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 冷たい缶詰を温めたい…レンジでチンでもいい?
  2. 缶詰の温め方は『湯煎』が一番おすすめ!
  3. 缶詰は湯煎で温めるのがおすすめな理由
  4. 缶詰の温め方は?
  5. ①鍋で湯煎する
  6. ②グリル・トースターで缶ごと温める
  7. ③容器に移して電子レンジで温める
  8. 缶詰のNGな温め方は?缶のまま電子レンジでチンは危険?
  9. ①缶のまま電子レンジで温める
  10. ②コンロなどで直火で加熱する
  11. ③IH・フライパンの上で温める
  12. ④火をつけたまま湯煎する
  13. 缶詰の温め方をマスターしよう

冷たい缶詰を温めたい…レンジでチンでもいい?

缶詰の中身は、果物や肉類、魚などの種類が豊富で、いつでも簡単に食べることができます。しかし、缶詰の温め方はどのような方法が良いのでしょうか。ここでは、安全で確実な缶詰の温め方や、絶対してはいけない危険な温め方などについて紹介しますので参考にしてください。

缶詰の温め方は『湯煎』が一番おすすめ!

湯煎からグリル・トースターや電子レンジなど缶詰を温める方法がありますが、どれが一番良いのでしょうか。理由とともにおすすめな方法を紹介します。

缶詰は湯煎で温めるのがおすすめな理由

缶詰を温めるときは、湯煎で温める方法が最もおすすめできます。湯煎をおすすめする理由は、以下のとおりです。

・缶詰に熱が均一に伝わり、具材が崩れにくい
・電子レンジで加熱するよりも安全


湯煎で缶詰を加熱すると、均一に熱が缶詰の中身に伝わります。全体的に熱が缶詰の中身に伝わることで、具材の形を保ったまま、できたてのような味わいで缶詰の具材を食べることができます。

缶詰の温め方は?

缶詰の中身によっては、缶詰を加熱した方が美味しく食べられます。ここでは、簡単にできる缶詰の温め方3つと、温め方ごとにおすすめする缶詰の中身も合わせて紹介します。

①鍋で湯煎する

鍋で缶詰を湯煎する方法を、ポイントと共に紹介します。

①缶詰が浸かるほどの水を鍋に入れ、お湯を沸かす
②沸騰したら必ず火を止める。それから缶詰を入れて3〜5分ほど温める
③お玉やトングを使って缶詰をお湯から取り出す


お湯で温める時間は、缶詰の大きさと中身で調整しましょう。お湯が沸騰した後も火を止めずに密封した缶詰を加熱し続けると、缶詰が破裂する恐れがあります。また、お湯から缶詰を取り出すときは火傷に注意してください。鍋で缶詰を湯煎する場合、おすすめする缶詰の中身は以下のとおりです。

・カレー
・チリビーンズ
・鯖缶


鍋で缶詰を湯煎すると、缶詰の中身をまんべんなく温められます。そのため、湯煎をして缶詰を温める場合、カレーやチリビーンズなどの缶詰がおすすめです。また、温めてそのまま食べるだけなら、油で加熱されやすい鯖缶やオイルサーディンも向いています。

②グリル・トースターで缶ごと温める

缶詰をグリル・トースターで缶詰ごと温める方法を、ポイントと共に紹介します。

①缶詰のふたを開ける
②グリル・トースターに缶詰を入れ、5分ほど温める
③ミトンやトングを使って缶詰をグリル・トースターから取り出す


加熱時間は、缶詰の中身や仕上がりの好みで調節してください。グリル・トースターで缶詰を温める場合は、缶詰のふたを必ず開けてから加熱をしないと、缶詰が破裂する恐れがあります。また、加熱後は缶詰が熱いので、ミトンなどで缶詰に触れるようにしましょう。缶詰をグリル・トースターで加熱する場合、おすすめする缶詰の中身は以下のとおりです。

・オイルサーディン
・カニ味噌
・アヒージョ

缶詰をグリル・トースターで加熱すると、仕上がりが香ばしくなります。いわしを香ばしく焼き上げ、油を程よく加熱してくれるオイルサーディンの缶詰は特におすすめです。また、カニ味噌やアヒージョは風味が増し、味わいがまろやかになります。

③容器に移して電子レンジで温める

缶詰を耐熱容器に移して電子レンジで温める方法を、ポイントと共に紹介します。

①缶詰の中身を耐熱容器に移す
②電子レンジに耐熱容器を入れ、1分ほど温める
③ミトンやふきんなどを使い、耐熱容器を電子レンジから取り出す


電子レンジの加熱時間は、缶詰の中身や仕上がりの好みで調節してください。電子レンジで金属を加熱すると、火花が出て電子レンジの故障や火事になる恐れがあります。電子レンジを使うときは、缶詰の中身を必ず耐熱容器に移すようにしましょう。缶詰を耐熱容器に移して電子レンジで加熱する場合、おすすめする缶詰の中身は以下のとおりです。

・ホテイのやきとり

ホテイのやきとりで、簡単なアレンジレシピのルーローハンを紹介します。缶詰内の卵を取り出して半分に切りましょう。そして、缶詰の具材のみ耐熱容器に移し、ごま油と五香粉を混ぜ合わせます。耐熱容器にラップをかけて1分ほど加熱し、ご飯と一緒に具材と卵を盛り付けると完成です。なお、加熱ムラが気になるときは、一度具材を混ぜ合わせましょう。

また、電子レンジで加熱すると、魚などの皮や膜がある具材は破裂する恐れがあります。小さく身をほぐしたり、ラップをしておくなどの事前の対策が必要です。

缶詰のNGな温め方は?缶のまま電子レンジでチンは危険?

缶詰を温めることは、美味しく缶詰を食べたりレシピを作ったりする上で欠かせません。しかし、缶詰を誤った方法で温めると、事故につながる恐れがあるので注意が必要です。ここでは、缶詰の温め方で危険な方法を4つ紹介します。

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