青・水色の野菜といえば何がある?種類別に味わい・旬など一覧で紹介!
青・水色の野菜といえば何があるか知っていますか?青・水色の野菜にはどのような効果があるのでしょうか。今回は、青・水色の野菜の種類5選を一覧で〈旬・名産国・値段〉など比較して紹介します。青・水色の野菜を使ったレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
・名産国:中国
・旬:5~10月
・値段(100gあたり):約67円
・主な栄養素:カリウム、葉酸、ポリフェノールなど
なすも紫カリフラワーと同様にアントシアンによって紫色に色付いており、加熱すると青色の煮汁が出るのが特徴です。夏野菜の定番として馴染み深いなすは、カレーに入れたり煮びたしにしたりなど、活躍の幅が広い野菜です。
なすはクセが少なく淡白な味わいで、吸水性が高い性質があるため、煮物や揚げ物料理などによく使われます。なすに含まれるポリフェノールには、免疫機能の低下を引き起こす活性酸素を取り除く働きがあります。
⑤紫キャベツ
・名産国:中国
・旬:5月
・値段(100gあたり):約140円
・主な栄養素:アントシアニン、ビタミンC、カリウム、リン、亜鉛、銅など
紫キャベツの色素には紫カリフラワーやなすと同様にアントシアンが含まれており、この成分には紫外線から植物を守る効果があると言われています。また、アントシアニンは水に溶ける性質を持つ水溶性の成分のため、生で食べると効率よく摂取することができます。紫キャベツは緑色のキャベツと似たような味や食感で、後者よりもやや苦味があるのが特徴です。
青・水色に着色する方法はある?
料理を青・水色に着色するには食用色素を使用するのが一般的ですが、その他にも青い野菜を使って簡単に青色に着色することができます。ここでは、紫キャベツを使って着色する方法を紹介します。
紫キャベツの煮汁を利用するのがおすすめ!
紫キャベツの煮汁を使って青・水色に着色する方法は、以下の通りです。
【方法】
①紫キャベツを細かく切る
②鍋に切った紫キャベツと浸るくらいの水を入れ、中火で煮込むと紫色の煮汁ができる
③紫色の煮汁に重曹をひとつまみ入れると、煮汁が青色に変色する
④できた煮汁で食材を煮たり漬けたりすると、青・水色に色付く
青色の食用色素を使って食材を色付けするのに抵抗がある人は、このような方法で紫キャベツの煮汁を使って着色するのがおすすめです。上記の手順は、重曹を入れることで紫キャベツの煮汁がアルカリ性から中性に変わる性質を利用した方法で、食用色素と同じような鮮明な青い液体が作れます。
青・水色の野菜を使ったレシピ
青い野菜は食欲が減退すると言われていますが、調理を工夫すると美味しそうな料理に仕上げることができます。ここからは、青・水色の野菜を使ったレシピを3品紹介します。
①青とうもろこしのメキシカンガレット
青とうもろこしの粉で作った生地をハムとチーズで包んで焼き上げた、ガレットのレシピです。生地を焼くことで青い色味が目立ちにくくなり、香ばしいとうもろこしの香りが食欲をそそります。
②くわいと鶏もも肉のアヒージョ
くわいは一般的におせち料理に使われることが多い野菜ですが、このレシピのようにアヒージョにしても美味しいです。辛味を強くしたい場合は、唐辛子を多めに加えると刺激的な風味に仕上がります。