世界一硬い食べ物は日本の「鰹節」！2位以降もランキングで紹介！

世界一硬い食べ物ランキングがここまででわかりましたが、今度はジャンル別で固い食べ物を見てみましょう。世界一硬い食べ物は食べ物の種類ごとに見ていくと、さまざまなものがあるようです。

チュゴとはブータンにあるヤクの乳から作った、チーズキャラメルに近い伝統的なお菓子です。白い石のような見た目をしていますが、ほんのりと甘い味わいでその固さから1時間以上口に入れていてもなくなりません。しかし、水に浸けることでナイフで切れる程度に柔らかくなり、お汁粉の具材として使うこともあるようです。

チュゴはお菓子売り場ではなく、加工肉を扱うお店で数珠状に繋がれて販売されているので、ブータンに行った際には食べてみてください。

あずきバーは世界一固いアイスと呼ばれており、その固さはひっかき傷の強さで測定するモース硬度であれば、鰹節より硬いと言われています。あずきバーが固い理由は脂肪分を含んだ材料を使用しておらず、あずきがぎっしりと入っているためです。また、近年の健康志向によってよりあっさりとした味わいとなっており、その分昔よりもあずきバーは固くなっています。

（＊あずきバーの固さについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

みそ入大垣せんべいは150年も前から作られているせんべいで、田中屋せんべい総本家が製造しています。味噌風味が特徴のせんべいで、基本は厚焼きと呼ばれる一枚状になったものですが、折ったものほど固くなり最も硬いのは四つ折りです。固いものを食べるのに自信はないけれど、一度は食べてみたい場合は、厚焼きか二つ折りから試してみるのがおすすめです。

世界一硬い食べ物は、日本の鰹節ということがわかりました。基本的には削って使うため、鰹節をそのまま食べる人はいないでしょうが、確かにカンナのような削り器を使う食べ物は他にはないかもしれません。鰹節は削りたての方が良い出汁が出るため、機会があれば本枯節から料理を作ってみてください。