ナメタガレイとは?旬の時期はいつ?美味しい食べ方・人気レシピ7選も紹介!
ナメタガレイはどんな魚か知っていますか?他のカレイと違いはあるのでしょうか?今回は、ナメタガレイの〈旬・味わい・値段〉など特徴や美味しい食べ方を、捌き方・下処理の仕方とともに紹介します。〈刺身・煮付け・唐揚げ〉など、ナメタガレイの美味しい人気レシピ7選も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ナメタガレイとは?どんなカレイ?
カレイの種類の中にナメタガレイと呼ばれる魚がありますが、どのような魚なのでしょうか。地域によっては切り身として販売されていることもありますが、食べたことがない人も多いかもしれません。まずは、ナメタガレイの生態や味わいについて見てみましょう。
ナメタガレイの生態・見た目・値段など特徴
ナメタガレイはカレイ科カレイ亜科ババガレイ属に分類される海水魚で、ヨコエビ類やゴカイなどの小さな生き物を捕食します。水深50m~450mの海底の砂地に生息しているため、底引き網や底刺し網で漁獲されます。魚体には大量のぬめりがあり、陸に上がると目が付いている右側は汚れたような見た目に変化する一方で、左側は真っ白い色をしているのが特徴です。
ナメタガレイは体のぬめりが多いことから漢字で滑多鰈と表記し、これが名前の由来となっています。ナメタガレイは地域によって様々な呼び名がありますが、その中でもババカレイと呼ぶことが多いようです。これは色味が汚いことを意味する「ばばちい」や、薄汚れた老婆などの言葉に由来する説が有力です。
ナメタガレイは高級魚として扱われ、脂が乗った旬の時期のメスは1kgあたり1万円で取引されることもあります。一方で、小さいものは干物として600円から900円ほどの安値で販売されています。
ナメタガレイと他のカレイの違い・見分け方
ナメタガレイと他のカレイは、見た目で見分けることができます。ナメタガレイは、一般的なカレイよりも尾びれや口が小さいのが特徴です。また、ナメタガレイは下あごにだけ歯があり体は細長い楕円形をしていますが、他のカレイは上下に歯があり体は少し角ばっています。
ナメタガレイの味わい
ナメタガレイは脂身の少ない白身の魚で、淡白でほのかな甘みのある味わいが特徴です。クセが弱いため様々な料理に活用することができ、特に煮付けにすると上品な味に仕上がり美味しく食べられます。鮮度の良いものを刺身として食べると、甘みや旨味に加えて柔らかい食感も楽しめます。
Twitterの口コミ
今日の昼ごはん♪
海鮮酒場 いえもん
川崎市幸区
【本日の魚料理定食】
🌟ナメタカレイ煮付け🌟
和のお店で、お付けが美味しくなければ私は通いません
ほっこり仕上がった煮付け・・・
美味😋でしたぁ
卵も程好く味が染みていて・・・
行ってみようと思わないで下さいね
私が入れなくなるから👅アハハ
ナメタガレイの旬の時期と産地
ナメタガレイは旬のものを調理すると、より美味しく食べられます。ここでは、ナメタガレイの旬の時期や名産地を紹介するので、購入する際の参考にしてください。
ナメタガレイの旬の時期
ナメタガレイは晩秋から4月ごろにかけて旬を迎え、この時期のものは脂が乗って美味しくなると言われています。特に産卵の時期が始まる3月~4月ごろには卵をたくさん蓄えたナメタガレイが流通し、味も良いことから高級魚として扱われます。
ナメタガレイの名産地
ナメタガレイの産地は広く、北海道から茨城県沖周辺にかけての太平洋側で水揚げされています。名産地である三陸地方においては、卵を蓄えた子持ちのナメタガレイを縁起の良い魚として捉え、正月に食べる家庭が多いようです。
ナメタガレイの捌き方・下処理
ナメタガレイを切り身にする際の捌き方の手順は、以下の通りです。
1.体全体のぬめりと鱗を包丁などで落とす
2.水洗いして汚れを落とす
3.頭と内臓を取り除く
4.中骨に付いた血合いに包丁を入れて取り除く
5.食べやすい大きさに切り分けて切り身にする
ナメタガレイのぬめりや鱗を落とす際には、包丁を立てて尾から頭へ向かってこするようにして行ってください。ぬめりが包丁で取りにくい場合は、たわしを使って落としても問題ありません。血合いが残っていると臭みが出ることがあるため、流水に当てながらしっかり取り除きましょう。