ぶりの下処理の仕方は?臭みを取るコツや下味冷凍で簡単にする方法も紹介!
ぶりの下処理・下ごしらえ方法を知っていますか?ぶりは下処理なしでそのまま調理してもいいのでしょうか?今回は、ぶりの切り身の臭みを取り除く下処理の基本の方法や、前日の下味冷凍で下処理・保存を一緒に済ませる方法を紹介します。ぶりの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ぶりは下処理は必要?なしでも平気?
ぶりは冬に旬を迎える魚で、煮付けや照り焼きなどに調理して食べるのが人気です。ぶりのレシピのなかには、下処理を行う工程が含まれているものがあります。ぶりの下処理は、必ず行う必要があるのでしょうか。ここでは、ブリの下処理が必要か否かについて解説します。
ぶりは独特の生臭さがあるため下処理が必要
ぶりには特有の生臭さがあるため、下処理が必要です。ぶりの下処理を行うと、臭みが和らぐうえに味が馴染みやすくなるメリットがあります。下処理をせずにぶりを調理すると、臭みが別の食材に移るほか調味料が染み込みにくくなるため注意してください。ぶりの切り身やあらのどちらも下処理が必要で、前日から行う方法や霜降りするやり方などがあります。
ぶりの臭みを取る下処理方法は?
ぶりの臭味を取るには、何の材料を使ってどのように行えばよいのでしょうか。ここでは、ぶりの下処理で使う材料と、具体的な下処理の手順を紹介します。
ぶりの下処理で使用するもの
・ぶりの切り身:適量
・塩:ぶりの重量の1%
・酒:適量
ぶりの下処理方法
ぶりの下処理は、以下のような手順で行います。
1.ぶりの切り身に塩と酒を振って30分程度置き、身から出た水分をキッチンペーパーで拭き取る
2.熱湯を沸かした鍋にぶりを3秒程度漬ける
3.ぶりを冷水に移し、手で丁寧にウロコや血合い、ぬめりなどを落として完了
ぶりの切り身に塩を振ることで余分な水分が流出し、旨みが凝縮して美味しくなります。この際、切り身全体に均一に塩がつくように、指で塩をつまんで高い位置から落とすのがポイントです。ぶりを熱湯で湯通しすることによってぬめりや臭みが取れますが、長時間熱湯に漬けると身が乾燥しやすくなるため注意が必要です。
ぶりは湯通しするだけでは表面についた汚れが取れないので、冷水に漬けてからウロコやぬめりなどを落としましょう。この作業を怠ると、料理の味や口当たりが悪くなる場合があります。なお、ぶりのあらの下処理も上記と同様の手順で行いますが、塩を振ってから置く時間は10分程度に留めてください。
ぶりの下処理後の保存方法は?
下処理したぶりは、どのように保存すればよいのでしょうか。ここでは、下処理後のぶりを保存する際の方法や保存期間を紹介するので、参考にしてください。
下処理後のぶりは冷凍保存がおすすめ
下処理をしたぶりをすぐに調理しない場合は、冷凍保存するのがおすすめです。ぶりを下処理して冷凍保存する際は、はじめに切り身の両面に塩を振って冷蔵庫で10分程度置き、水気を拭き取ります。次にぶりを1切れずつラップで包み、密閉式の保存袋に入れ袋の中の空気を出して密閉してから、アルミ製のトレイに乗せ冷凍庫に移して急速冷凍します。
このように下処理をしてから冷凍したぶりの保存期間は、2週間から3週間程度です。冷凍したぶりを使う時は、冷蔵庫に移して自然解凍するか氷水に漬けて解凍してから調理してください。常温に置くとドリップと呼ばれる水分が出て旨みが半減するうえに、細菌が繁殖して食中毒の原因に繋がるため、常温で解凍するのは避けましょう。
ぶりは下味冷凍で下処理・保存を済ませる手も!
ぶりを面倒な下処理なしで調理したい時には、前日のうちに下味をつけてから冷凍して下処理と保存を済ませる方法がおすすめです。ここでは、ぶりを下味冷凍して照り焼きを作る際に使う材料と手順を、ポイントを交えながら紹介します。