伊勢海老の旬の時期はいつ?産地別のシーズンの違いや食べ方のおすすめを紹介!
伊勢海老の旬の時期・シーズンを知っていますか?今回は、伊勢海老の旬の時期・季節や、名産地別のシーズンなどを紹介します。伊勢海老の選び方や、食べ方・レシピのおすすめにくわえ、通販商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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伊勢海老の旬の時期・季節は?価格は?
結婚式のコース料理やおせち料理などに登場することの多い伊勢海老は、他の海老と比較すると高価で流通数も多くありません。しかし旬の季節には安価な伊勢海老も流通するので、家庭で楽しみたいところです。ここでは、伊勢海老の旬の季節や価格について説明します。
伊勢海老の旬の時期は11月〜翌年3月頃
伊勢海老の旬の時期は11月〜翌年3月頃とされています。なかでも海水温が下がる10月から1月の伊勢海老は、特に美味しいと人気です。伊勢海老は5月から8月にかけて産卵の時期を迎えるので、夏の時期は禁漁とされています。伊勢海老の産地は幅広いので、地域によって禁漁の時期には多少の違いがあるようです。
伊勢海老の価格の相場は1kgあたり約2万円
伊勢海老の価格の相場は、1kgあたり約2万円程度です。伊勢海老の価格は旬の季節か否かではなく、傷の有無や大きさによって評価されます。伊勢海老は養殖が困難なうえ、市場に出回る大きさに成長するまでに3年かかるといわれているため、価格が高騰する傾向が高いです。
伊勢海老とはどんな海老?有名な産地は?
伊勢海老は加熱すると殻が鮮やかな赤色となり、身の白さとのコントラストが美しいこともあり、慶事で使われることが多いです。ここでは伊勢海老とはどのような品種か、主な産地も交えながら説明します。
伊勢海老の名前の由来
伊勢海老と聞くと三重県伊勢市との関わりを連想する人が多そうですが、明確な名前の由来はないようです。かつては産卵期の伊勢海老を磯で簡単に獲れたため、磯海老が訛ったことが由来との一節があります。また獲った際に豪快に跳ねる威勢の良さをかけたとの説もあるようです。
伊勢海老の有名な産地とシーズンの違い
伊勢海老の有名な産地とシーズンの違いは、以下の通りです。
・千葉県(御宿町、勝浦市):8月〜5月
・静岡県(南伊豆町、御前崎市):9月〜4月
・三重県(鳥羽市):10月〜4月
・和歌山県(紀南地方):9月〜4月
・徳島県(海陽町):9月〜5月
・宮崎県(延岡市、日南市):9月〜4月
・鹿児島県(大隅地区、熊毛地区、奄美地区):12月〜3月
伊勢海老の漁獲量が一番高いのは千葉県で、房総半島で獲れたものを「外房イセエビ」と呼ばれるブランド品として売り出しています。静岡県も伊豆半島で伊勢海老が漁獲されており、数こそ少ないもののクセのない甘味が楽しめます。伊勢海老といえば三重県のイメージが強いですが漁獲されるのは伊勢市ではなく鳥羽市で、海女さんが素潜りで獲ったものが有名です。
和歌山県の伊勢海老は紀南地方のリアス式海岸ならではの豊かな潮の流れが、身の引き締まった美味しさを作っているようです。徳島県の海陽町宍喰(ししくい)では、伊勢海老を使った甘料理や海賊料理が名物となっています。
九州で獲れる伊勢海老は産地によって特徴が異なり、宮崎県産の伊勢海老のなかでも9月に獲れるものは、品質の高さに定評があります。一方の鹿児島県産は素潜り漁で漁獲されるため、数は減っていますが人気です。
新鮮な伊勢海老の選び方は?
新鮮な伊勢海老の選び方は、以下の通りです。
・生きているものを選ぶ
・ずっしりと重みがある
・甲羅が硬い
伊勢海老の生死を確認する際は、腰の部分を見るのがポイントです。伊勢海老は死ぬと頭胸甲と腹節の間が開いてしまい、腰が抜けた状態になります。また手で持った時に重みを感じるのは、身の詰まりが良いからです。さらに甲羅が柔らかい伊勢海老は脱皮して間もないと考えられるので、身が痩せていることが多いです。
伊勢海老の旬の食べ方・レシピのおすすめ
伊勢海老は旬を迎えると小ぶりなものが安い価格で流通するので、自宅でも手軽に楽しめるようになります。ここでは旬の伊勢海老を美味しく食べられる、おすすめのレシピを紹介します。