ケーキの消費期限切れは何日までOK?1日でもNG?腐るとどうなるか紹介!
ケーキの消費期限の目安を知っていますか?賞味期限と違うのでしょうか?今回は、ケーキの消費期限切れはいつまで食べられるのかを〈1日・2〜3日・4〜5日・1週間以上〉など日数別に、〈チョコレート・モンブラン〉などケーキの種類ごとの消費期限の目安とともに紹介します。ケーキの日持ちする保存方法や食べたらどうなるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
消費期限切れのケーキは、ケーキの状態・食べる人によっては体調を壊す恐れがあるので注意が必要です。特に以下のような人は食べるのを避けましょう。
・高齢者
・乳幼児
・病気療養中の人
・妊娠中の人
・免疫が弱い人
消費期限切れのケーキには雑菌やカビが繁殖していることが多いため、上記のような人は免疫力が低いことから健康を害する恐れがあります。食べた後に腹痛やひどい下痢・嘔吐などを起こし、場合によっては命の危険にさらされることもあるので注意しましょう。
消費期限を1日過ぎた程度であれば大丈夫なことも多いですが、あきらかに見た目や匂いが変化している場合は食べないことをおすすめします。
ケーキの日持ちする保存方法は?
ケーキは保存方法によって日持ちが変わり、腐るまでの期間も長くなるので正しい保存方法を知っておくのがおすすめです。ここではケーキの日持ちする保存方法について解説します。
タッパーで保存するのがおすすめ
ケーキは冷蔵で保存するのが基本ですが、その場合は紙袋のままではなくタッパーで保存するのがおすすめです。紙袋のままで保存すると乾燥しやすく、さらに冷蔵庫の臭いを吸収してしまいます。高さがあるケーキの場合にはタッパーに移し替える時に形を崩しやすいので、タッパーの蓋にケーキを乗せ、容器をかぶせるようにして保存すると良いでしょう。
なお、タッパーで冷蔵保存した場合の保存期間はケーキの種類によっても変わりますが、3~4日程度です。
冷凍庫での保存もあり
ケーキをすぐに食べ切れない場合は、冷蔵ではなく冷凍で保存するのも一つの手段で、冷凍保存したケーキの日持ち期間は1ヶ月にまで延びます。
ガトーショコラやチーズケーキの場合は、切り分けたうえで1切れずつラップで包み、フリーザーバッグに入れておきましょう。デコレーションが施してあるなどラップで包めないものの場合は、タッパーに入れてから冷凍保存するのが基本です。
なお、冷凍保存したケーキを食べる際は冷蔵庫に移して解凍してください。常温の方が早く解凍できますが、スポンジの部分が乾燥して美味しくなくなってしまうのでおすすめしません。完全に解凍できるまでには6時間ほどかかりますが、半解凍状態でアイスケーキのようにして食べるのも美味しいです。
ただし冷凍に向かないケーキもある
ケーキの冷凍保存は日持ちを延ばすことができて便利ですが、以下のように冷凍に向くケーキと冷凍に向かないケーキがあります。
【冷凍に向くケーキ】
・ロールケーキ
・チーズケーキ
・ガトーショコラ
・パウンドケーキ
【冷凍に不向きなケーキ】
・フルーツが乗ったケーキ
・カスタードクリームを使ったケーキ
冷凍保存に向くケーキはチーズケーキやガトーショコラ・パウンドケーキのような水分が少ないケーキや、クリームだけが巻いてあるロールケーキです。これらのケーキは解凍しても食感や味わいがあまり変わらず、元の美味しさを楽しむことができます。
一方、イチゴのショートケーキやフルーツタルトなどのフルーツが乗ったケーキは解凍した時にフルーツの水分が出てしまい、スポンジに染み出てきてしまうので冷凍には不向きです。どうしても冷凍したい場合は、フルーツを取り除いた上で冷凍すると良いでしょう。
また、カスタードクリームも冷凍には原則不向きで、冷凍すると分離してしまい美味しさが半減してしまいます。冷凍できないわけではないですが、冷凍せずに食べた方がより美味しく食べられるでしょう。
(*ケーキの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ケーキの消費期限切れを食べる際は自己責任
ケーキは少し消費期限を過ぎた程度であれば、美味しく食べることができます。ただし、消費期限切れのケーキは腐っていて健康を害する可能性が高まるので、自己責任で食べるようにしてください。