すずしろとは?大根と違いは?花言葉・名前の由来〜レシピまで紹介!
すずしろ(蘿蔔・清白)はどんな特徴の野菜か知っていますか?すずしろと大根に違いはあるのでしょうか?今回は、春の七草の一つである「すずしろ」の<名前の由来・花言葉・栄養価>などの特徴を紹介します。すずしろの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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すずしろ(蘿蔔・清白)とは?大根と違いある?
すずしろは、正月明けに食べる七草がゆで使う野菜の一つとして知られていますが、どのような野菜なのでしょうか。ここでは、すずしろは大根と違いがあるのか、特徴や由来を解説していきます。
「すずしろ」は野菜の大根の葉の別称
七草として知られているので、すずしろは草と思いがちですが、実は野菜の大根の事を指しています。すずしろと言う名は大根の別称で、漢字で蘿蔔や清白とも書き、読み方はすずしろです。春の七草と言う事で、主に大根の葉の部分を指しており、花は白や薄紫色の可憐な花をたくさん咲かせます。
すずしろは春の七草の一種
七草には、春の七草や秋の七草がありますが、すずしろは春の七草です。他の春の七草は以下の通りです。
・せり
・なずな
・ごぎょう
・はこべら
・ほとけのざ
・すずな
春の七草の中で、ごぎょうは母子草、はこべらははこべ、すずなはかぶの事を指しています。日本では、古くから1月7日に春の七草を使った七草がゆを食べる風習があり、1年間無病息災でいられるようにとの願いが込められています。
(*春の七草について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
すずしろの名前の由来・花言葉
すずしろの名前の由来は諸説あり、すずなに代わるものを語源とする菘代(すずなしろ)の説と、涼しいのすずと真っ白な根の白さからしろを取り、涼白になったとの説があります。すずしろの花言葉は以下の通りです。
・潔白
・適応力
すずしろの花言葉は潔白で、真っ白く大きい根と、純白の美しい清らかな花を咲かせる事からきています。また痩せた土地でも良く育つ土壌適応力と、どのような料理にも合うことから適応力と言う花言葉があります。
すずしろの歴史・起源
すずしろは大根の事ですが、大根の原産地は、地中海沿岸という説が有力で、その後中央アジア、シルクロードを経て奈良時代に日本へ伝わりました。古事記にも記録があり、室町時代には大根という名になったと言われています。
すずしろの栄養価・効能は?
すずしろは七草がゆなどに使われる野菜なので、身体に優しいイメージがあります。ここでは、すずしろに含まれている栄養成分や効能について説明します。
①ビタミンA
すずしろにはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAは目の働きを良くする効能があり、皮膚など粘膜を健康を保持する効果があるのです。また、体内の新陳代謝を良くし、動脈硬化を予防する効能があります。
②ビタミンC
すずしろに含まれるビタミンCは強い抗酸化作用があり、免疫力を上げ、老化防止やアンチエイジング効果があります。またビタミンCは美白効果や美肌などの効能もあるのです。すずしろの葉の部分には、根と比較して約5倍のビタミンCを含んでいます。