食用「ツワブキ」の食べ方と料理レシピ3選!栄養価や味わいも紹介!

ツワブキの食べ方を知っていますか?観賞用のイメージがありますが、九州などでは食用にされることがあります。今回は、ツワブキの食べ方を、下処理の仕方〜調理法・料理のおすすめまで紹介します。ツワブキの<天ぷら・きんぴら>など料理レシピや味わい・栄養素についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ツワブキとは?どんな植物?
  2. ツワブキはふきとよく似た植物
  3. ツワブキの食用時期と味わい
  4. ツワブキの栄養価・効能
  5. ツワブキの食べ方は?下処理が必要?
  6. ツワブキはアク抜きをする必要がある
  7. ツワブキに合う調理法・料理
  8. ツワブキの料理レシピ3選も紹介!
  9. ①ツワブキのきんぴら
  10. ②ツワブキの天ぷら
  11. ③ツワブキの煮物
  12. ツワブキを食べてみよう

ツワブキとは?どんな植物?

ツワブキは冬の訪れとともに可愛らしい鮮やかな黄色い花を咲かせます。俳句や短歌では冬の季語としてよまれ、日本庭園では馴染みのある植物です。あぶって揉んだ葉を火傷の薬にすることから「ヤケドグサ」の名前がつくほど、日本では昔から馴染みがあるツワブキですが、どんな植物なのでしょうか。

ツワブキはふきとよく似た植物

ツワブキと蕗(ふき)は、同じキク科の植物です。食用となる部分はどちらも地下茎から伸びる「葉柄(ようへい)」と呼ばれる茎の部分になります。また、ツワブキもふきも地下茎や根の部分には「ピロリジンアルカロイド」という毒性のある成分が含まれているため食用には注意が必要ですが、下処理をしっかりすれば美味しく食べられるのです。

ツワブキもふきも、葉の形は同じようなハート形をしていますが、大きな違いはツワブキの葉は艶々とした光沢と厚みがあります。一方で、ふきの葉には細かなうぶ毛がびっしり生えているので、上記の画像でも分かるように光沢はなく、ざらっとした手触りが特徴です。

ツワブキの食用時期と味わい

ツワブキは花期が終わると、今度は地下茎から産毛がびっしり生えた葉柄が伸びてきます。この若葉の頃の葉柄には比較的アクが少なく、食べるのに向いているとされています。ツワブキの生産が多い九州では、12月後半から出荷が始まり、1月から3月にかけて最盛期を迎えます。

ツワブキもふきと同様に、独特の香りとほろ苦さを楽しむ食材ですが、ふきよりも歯応えが良く、筋っぽさがないのが特徴です。

ツワブキの栄養価・効能

ツワブキに含まれる栄養素は以下の通りです。

・カリウム
・食物繊維
・ビタミンE
・葉酸
・リン


ツワブキに含まれているカリウムは、体内中の余分な水分や塩分を排出するので、体のむくみに効果的です。食物繊維も含まれているので、腸内の環境を整え、便秘改善効果を期待できます。また、血糖値の急な上昇を抑える作用もあります。昔から民間療法で使われてきたツワブキは、抗菌作用があるということで切り傷や食あたりなどの症状にも使われてきました。

ツワブキの食べ方は?下処理が必要?

出典:https://jaoita.or.jp/learn/season/vegetable/1202

ツワブキは、ふきと同様にアクの強い植物です。アクには中毒を引き起す成分が含まれているため、そのまま食べることができません。ツワブキを美味しく食べるためには、どんな下処理が必要か解説します。

ツワブキはアク抜きをする必要がある

ツワブキのアクには、「ピロリジンアルカロイド」という、肝臓機能に有害な毒性の強い成分が含まれていますが、これは植物が動物や虫からの食害を防ぐために作り出す天然の毒素です。以下の方法で、下茹でをして、しっかりアクを抜くことで毒性の成分は抜けます。

①鍋にたっぷりのお湯を沸かす
②洗ったツワブキは鍋の大きさに合わせて切る
③沸いた湯にツワブキを入れて、30秒〜1分茹でる
④茹でたツワブキを流水にさらして冷ます
⑤端から皮をむく
⑥皮をむいたツワブキを水から5分間茹でる
⑦茹で上がったツワブキを流水で冷まし、たっぷりの水に浸して一晩おく


その他にも⑥の工程で沸騰した鍋に重曹を入れ、30分ほど放置して冷ます方法もあります。アルカリで繊維質が柔らかくなり短時間でアクが抜けます。また、下茹での際に重曹を使うことによって綺麗な緑色に仕上がるので試してみてください。

手間がかかりますが、こうすることで安心して食べることができます。野生種のツワブキは、栽培されたふきよりもアクが強くなっているので上記の手順でしっかりアクを抜くようにしましょう。

ツワブキに合う調理法・料理

しっかりアクを抜いたツワブキは、味が染み込みやすいのでいろんなお料理に大活躍してくれます。おすすめの食べ方をいくつかご紹介します。

・佃煮
・煮物
・天ぷら
・きんぴら
・和えもの
・味噌漬け


佃煮とは、醤油と砂糖で飴色になるまで煮詰めたものです。ツワブキやふきの佃煮は「きゃらぶき」とよばれ、広く親しまれてきました。

ツワブキは、煮物にすれば「ジュワッ」と口に広がる風味が際立ちますし、さっと炒めてきんぴらにすれば、シャキシャキとした食感に仕上がります。天ぷらではサクサクとした衣とツワブキのジューシーさが楽しめます。そのほか、白和えやピーナッツ和えも美味しいですし、甘味噌につけたツワブキは、箸休めにピッタリな一品になるので作ってみてください。

ツワブキの料理レシピ3選も紹介!

ツワブキが出回るのは、年明け頃から春先にかけての、比較的短い時期です。早春の味覚のツワブキを美味しく味わえるレシピ3選を紹介します。

①ツワブキのきんぴら

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