山菜の女王「コシアブラ」とは?味・香りなど特徴は?保存方法や食べ方も紹介!

コシアブラとは何か知っていますか?別名「山菜の女王」と言われる山菜です。今回は、コシアブラの<味わい・香り・栄養成分>など特徴を、旬の時期や食べ頃・見つけ方などとともに紹介します。コシアブラの<冷蔵・冷凍>別の保存方法や、美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 山菜の女王「コシアブラ」の特徴とは?どんな味わい・香り?
  2. コシアブラの見た目・大きさなど特徴
  3. コシアブラは苦味と独特の香りが特徴
  4. コシアブラの旬の時期や食べ頃・見つけ方は?
  5. コシアブラの旬の時期は春〜初夏
  6. コシアブラの食べ頃は柄が広がる前まで
  7. コシアブラの見つけ方・摘み方のポイント
  8. コシアブラの栄養成分や効果・効能は?
  9. ①ケンフェロール
  10. ②ケルセチン
  11. ③イソクエルチトリン
  12. ④食物繊維
  13. コシアブラの美味しい食べ方・調理法は?
  14. コシアブラは下ごしらえ・アク抜きをしよう
  15. コシアブラの味わいを活かせる料理・調理法
  16. ただコシアブラの食べ過ぎには注意
  17. コシアブラの美味しいレシピ5選!
  18. ①コシアブラの天ぷら
  19. ②コシアブラのおひたし
  20. ③コシアブラの混ぜご飯
  21. ④コシアブラの肉巻き
  22. ⑤コシアブラのペペロンチーノ
  23. コシアブラの保存方法は?冷凍でOK?
  24. コシアブラの【冷蔵】での保存方法・日持ち期間
  25. コシアブラの【冷凍】での保存方法・日持ち期間
  26. コシアブラを食べてみよう

山菜の女王「コシアブラ」の特徴とは?どんな味わい・香り?

山菜の王様と呼ばれるタラの芽に対してコシアブラは山菜の女王と評されます。これまで知る人ぞ知る山菜だったコシアブラがそのおいしさから注目されるようになりました。この記事ではコシアブラの味や魅力、旬の時期などを紹介します。

コシアブラの見た目・大きさなど特徴

コシアブラはウコギ科植物で、高木の一種です。名前の由来はコシアブラの樹液を濾して(こして)塗料に使っていたためといわれています。

また、地方によって呼ばれる名前が異なり、ゴンゼツ、トウフノキ、ソラッポなど別名を多く持つのもコシアブラの特徴です。新潟県など雪深い場所では雪からわずかに芽を出したコシアブラをウサギが好んで食べることからウサギカジリなどと呼ばれます。

コシアブラの木そのものは高木で数メートルにもなりますが、山菜として食べる部分は10~15cmほどの芽の先端です。山菜の王様タラの芽とよく似てるため間違えて収穫されることも多々あります。タラの芽はトゲが多く素手で採るのは苦労するほどですが、コシアブラにはトゲがありません。

コシアブラとタラの芽の違い・見分け方は?他の似た山菜とも比較し紹介!

コシアブラは苦味と独特の香りが特徴

山菜の女王と呼ばれるコシアブラの味とはどんなものでしょうか。多くある意見として以下のようなものがあります。

・柔らかく香りがいい
・ほのかな苦味が美味しい
・天ぷらにすると美味しい

タラの芽によく似ているといわれるコシアブラですが、タラの芽よりアクが少なくうまみや香りが強いという意見が散見されます。一度食べると忘れられないおいしさとも表現され、毎年コシアブラの時期を心待ちにしている人が多い人気の山菜です。

その人気の一方で、タラの芽などと比べると流通量が少ないのでどこでも購入できる山菜ではなく、店頭では高級食材として扱われることもあります。

ぶち猫 @buchineko_okawa

今朝、築地に行く用事があり、おいしいと聞く山菜コシアブラと旬のせいか一山売りだった木の芽を買いました。コシアブラは天ぷらに。柔らかく香りがとてもよくおいしい。木の芽はしゃぶしゃぶに。温めた出汁汁に木の芽をぜいたくに投入して薄切り豚を入れてしゃぶしゃぶする、香りを楽しむ鍋です

桐子㍎㌤㌁㍐go @SpinningMeteorK

タラの芽とコシアブラ、天ぷらにしますた!
タラの芽が少し凍傷?起こしてたみたいやけど、甘くておいしい。
コシアブラは少し苦味があっておいしい!味が濃い。

コシアブラの旬の時期や食べ頃・見つけ方は?

タラの芽よりも好きという人もいるほど人気の山菜コシアブラですが、旬の時期はいつでしょうか。また、山菜採りをする人にとってはどんな芽が食べ頃で、コシアブラの木がある場所が気になるかもしれません。コシアブラの旬の時期や見つけ方について紹介します。

コシアブラの旬の時期は春〜初夏

コシアブラの旬の時期は採れる地域によっても異なりますが、春~初夏といわれています。その年の春、新しく吹いてくる枝の先端につく新芽を収穫するので、雪解けから新緑の季節までが収穫の時期といえるでしょう。コシアブラは日本各地に自生しており自然豊かな山では見つけられます。

また、最近ではコシアブラの栽培種もタラの芽のように、スーパーなどで出回るようになりました。高級食材ではありますが、気になったら春先に山菜コーナーなどをのぞいてみましょう。

コシアブラの食べ頃は柄が広がる前まで

コシアブラを収穫するときは新芽の大きさをよく観察しましょう。柄が広がる前の筆状のものがもっとも食べ頃といわれています。あまりに大きく葉が展開しているものは固く食感が悪いうえ、アクも強いです。また、すべての芽を採りつくしてしまうとコシアブラの木を弱らせてしまうことにもなるので取り過ぎには注意しましょう。

コシアブラの見つけ方・摘み方のポイント

山へ分け入ってコシアブラを探すときはブナ林を中心に探すと見つかりやすいといわれています。コシアブラは葉のつきかたが特徴的なので、葉がある時期に一度山へ入り、葉が茂っているうちに姿や場所を確認しておくのもよいでしょう。木肌が白く、新芽や葉からコシアブラ独特の香りがします。

新芽の摘み方はいたって簡単です。新芽の付け根をつまみ、軽く折り曲げると可食部分だけ収穫できます。枝の先端についている芽がもっとも香りや味が濃く美味しいといわれています。

コシアブラの栄養成分や効果・効能は?

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