コシアブラとタラの芽の違い・見分け方は?他の似た山菜とも比較し紹介!
コシアブラとタラの芽は何が違うのでしょうか?非常に似てる山菜ですよね。今回は、コシアブラとタラの芽の<とげ・時期>などの違い・見分け方や、その他の似た山菜について紹介します。コシアブラとタラの芽の<天ぷら>などのレシピや、正しい保存方法についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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コシアブラとタラの芽が似てる...何が違うの?
コシアブラとタラの芽は、どちらも山菜として美味しく食べることができますが、似ているために間違うことが多いです。コシアブラとタラの芽は、どこがどう違うのでしょうか。今回は、コシアブラとタラの芽、その他の似ている山菜について、見分け方などを紹介をします。
コシアブラとタラの芽の違いは何 ?見分け方は?
コシアブラとタラの芽は、似ている山菜ですが、どういったところが違うのでしょうか。ここでは、コシアブラとタラの芽の見分け方を紹介します。
①芽の付け根のとげの有無
上の写真がコシアブラ、下の写真がタラの芽で、それぞれのとげの違いは以下の通りです。
・コシアブラは幹にとげがなく、ツルツルしている
・タラの芽は幹と芽の付け根にとげがある
コシアブラの木の幹には、とげがありませんが、タラノキの幹には鋭いとげがたくさんあり、素手で幹を掴むとケガをする恐れがあります。タラの芽は付け根にもとげがあり、採る際には刺さる可能性があるので、注意が必要です。
②自生する場所の日当たり
コシアブラとタラの芽の自生する場所の日当たりには、以下のような違いがあります。
・コシアブラは、明るく開けた雑木林に自生する
・タラの芽は日当たりのよいところに自生する
コシアブラは、沖縄以外の比較的明るく開けた雑木林に自生していますが、タラの芽よりも暗い雑木林の中に多く見られます。タラの芽は、日当たりのよい山野で多く見られ、日本全国に自生をしています。
③木の大きさ
コシアブラとタラの芽の、それぞれの木の大きさは以下の通りです。
・コシアブラは大木で15~20メートル
・タラの芽は4~5メートルの高さ
コシアブラは、大木で高さは15~20メートル程度まであり、胴回りは50センチ以上になる落葉樹です。タラノキは、4~5メートル程度の高さなのでコシアブラと比べると、かなり低い木となります。
④採れる時期はほとんど同じ
コシアブラとタラの芽は、場所により多少の違いはありますが、以下の時期に採ることができます。
・4月初旬~6月まで
どちらも採れる時期に違いはなく、自生しているものは4月初旬から収穫ができます。コシアブラは、茎や枝の一番先端にできる、頂芽と呼ばれる部分が一番美味しく、山菜の女王と呼ばれています。タラの芽は、山菜の王と呼ばれていて、好んで食べる人が多い山菜の一つです。
(*コシアブラとタラの芽について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)