キジハタ(アコウ)の刺身に寄生虫はいる?アニサキス?食中毒の危険について紹介!
キジハタ(アコウ)の刺身に寄生虫はいるのでしょうか?食中毒が心配ですよね。今回は、キジハタの刺身の<アニサキス・イカリムシ(ヒジキムシ)>などの寄生虫や、食べてしまった場合の症状を紹介します。キジハタの刺身の寄生虫を避ける対策方法や、あたってしまった場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- キジハタの刺身にはどんな寄生虫がいる?
- ①アニサキス
- ②イカリムシ(ヒジキムシ)
- ③リリアトレマ・スクリジャビニ
- キジハタの刺身の寄生虫を食べるとどうなる?症状は?
- キジハタの刺身のイカリムシとリアトレマ・スクリジャビニは食べてしまっても基本的に害はない
- キジハタの刺身のアニサキスを食べてしまうと危険
- キジハタの刺身の寄生虫を避けるには?対策方法はある?
- ①新鮮な魚を選ぶ・内臓はすぐに取り出す
- ②食べる前に目視でよく確認する
- ③よく噛んで食べる
- ④不安な場合は刺身を避けて加熱調理しよう
- キジハタの刺身の寄生虫にあたってしまった場合の対処法は?
- キジハタの刺身の寄生虫による食中毒症状がみられる場合は医療機関を受診しよう
- キジハタの刺身の寄生虫に注意
上記2種は問題ありませんが、アニサキスは人体に寄生するため注意が必要です。アニサキスは、人体に寄生すると以下のような症状を引き起こします。
・激しい下腹部痛
・悪心
・嘔吐
・腹膜炎症状
これらはほとんどが食後数時間から数日後に現れ、下腹部痛は大人でも泣く人がいるレベルです。著名人も、その被害をたびたび報告しています。特に釣りで手に入れた場合など、適切な保管が行われていない魚は要注意です。
Twitterの口コミ
食中毒から復活いたしました。
ヒルナンデスの出演者の皆様、スタッフさん、ラジオの関係者の皆様、代役をやってくれたジャンポケ、ご迷惑をおかけしました。そして、ファンの皆様ご心配おかけしました。これからも頑張ります!皆様、アニサキスに注意です。
激痛すぎてアラサー病院で泣きました。
キジハタの刺身の寄生虫を避けるには?対策方法はある?
キジハタの刺身は、その調理方法の中でも最も美味しいものの一つとして有名です。ここでは、寄生虫による被害を避けるためにできる対策は具体的にどんなものがあるのか、紹介します。
①新鮮な魚を選ぶ・内臓はすぐに取り出す
人体に寄生するアニサキスは、もともと魚の内臓表面に寄生しています。宿主の死後しばらく経過すると、内臓から筋肉部分に移動します。この性質からわかるように、新鮮な魚を選び、かつ内臓をすぐに取り出すことでアニサキスを可食部に移動させることなく除去することができます。
②食べる前に目視でよく確認する
アニサキス、イカリムシ、リリアトレマ・スクリジャビニのいずれも、目視で確認することができます。特に、釣った魚などを調理する前には、体表面や可食部に寄生虫がついていないかよく確認することで、被害を受ける確率を減らすことができます。
(*アニサキスの見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③よく噛んで食べる
新鮮な魚を選び、目視でよく確認した場合でも寄生虫が残っていることがあります。このような可能性を考慮して、刺身などはよく噛んで食べ、完全に死滅させる必要があります。あまり噛まずに食べてしまうと、寄生虫が生きた状態で体内に侵入し、胃壁や腸壁に寄生して甚大な健康被害を被る可能性があります。
④不安な場合は刺身を避けて加熱調理しよう
どうしても不安な場合は加熱調理をしましょう。寄生虫は基本的に熱に弱く、アニサキスは60℃1分以上の加熱で、70℃以上の加熱で瞬時に死滅します。家庭用の調理器具でも十分に死滅させることができます。加熱調理だけでなく、事前に冷凍保存しておくことも有効です。アニサキスは冷凍することによって感染力を失うので効果的です。
(*キジハタの食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キジハタの刺身の寄生虫にあたってしまった場合の対処法は?
目視確認や加熱、冷凍などの対策をしていても、まれに死滅しなかった寄生虫にあたってしまう場合があります。このような場合にはどのように対処する必要があるのでしょうか。その対応を解説します。