高級魚「キジハタ」の食べ方・料理のおすすめは?刺身が一番?捌き方のコツも紹介!
高級魚「キジハタ(アコウ)」の美味しい食べ方を知っていますか?今回は、キジハタの捌き方・下処理の仕方のほか、調理・味付けなど食べ方のおすすめを紹介します。〈刺身・唐揚げ・煮付け〉などキジハタの料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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高級魚「キジハタ(アコウ)を美味しく食べたい!
キジハタは釣り好きな人には馴染みがある魚ですが、聞いたことがないという人もいるのでしょうか。キジハタは手に入りにくい珍しい魚で、高級魚として知られています。今回はキジハタの味わいや美味しく食べられるキジハタ料理について紹介します。
キジハタの味わい・値段など特徴
キジハタは白身魚の中でも脂身が多い魚で、多くの旨味が凝縮されています。また、噛めば噛むほど独特な甘味を感じることもできます。骨は柔らかく少なめで魚が持つ癖も感じられないため、どんな料理方法でも食べやすい魚です。
高級魚と言われているキジハタの値段は、1キロあたり安くて3000円です。時期によって高騰した場合、5000~7000円にまで価格が跳ね上がることがあります。
キジハタの値段が高い理由には、釣れる場所と時期が限られていることが挙げられます。キジハタは北から南まで分布していますが、生息域は少ない魚です。しかし日本海側では生息しているキジハタが多く、関西地方で釣れることが多いです。更にキジハタがよく釣れるシーズンは6~9月頃と限られているため、幻の高級魚とも呼ばれています。
(キジハタの値段については以下の記事を参考にしてみてください)
キジハタの下処理・捌き方
キジハタを料理する際の下処理と捌き方の手順は以下の通りです。
①鱗をすき引きして取り除く
➁ぬめりを落とす
③内蔵を除去する
④頭を除去する
⑤尾を左にして腹から中骨に沿って包丁を入れ、三枚におろす
⑥包丁で腹骨をすく
キジハタの鱗はとても細かく取りづらいため、取り残しが無いようにしましょう。身をおろす際は、尻尾の部分を押さえながら切ると切りやすくなります。最後に腹骨を取り除く時は腹骨に当てるような感覚で少しじつ取り除くことで、身を崩さず綺麗に取り除くことができます。
キジハタの食べ方は?刺身が一番?
夏から初秋にかけた一時期にしか獲ることができず幻の高級魚とも言われているキジハタは、どのように調理した方が美味しく食べられるのでしょうか。ここでは、キジハタの美味しい料理方法について紹介します。
①キジハタは刺身が旨い
キジハタは刺身で食べるのが最も美味しく、おすすめとされる食べ方です。キジハタの刺身はモチモチした食感が特徴で、独特の歯ごたえが感じられます。フグの刺身に似たような食感ですが、フグよりも脂身が乗っていて醤油等に付けて食べるだけで十分に美味しいです。
Twitterの口コミ
現役時は、仕事は外国航路の船員 🚢
休暇時は、鯛釣り漁師してた父 👴
陸より海上生活の方が長かった、海の男 😆
毎日の夕ごはんに、魚は欠かせない 🐟
今日は #アコウ(#キジハタ)の #刺身 🥢
煮たら鯛より旨いとの事 👴
実際、身は程よく硬めで、鯛の刺身よりも旨かった 🤗
②キジハタに合う調理・味付け
キジハタに合う調理や味付けは以下の通りです。
・醤油で刺身として食べる
・ポン酢や塩と一緒に食べる
・煮付けにして食べる
・塩焼きにして食べる
キジハタは刺身にして醤油に付けて食べる方法が、シンプルでありながらもキジハタの旨味を大いに味わうことができるのでおすすめです。キジハタの刺身はポン酢、塩、梅肉等に付けて食べたりもみじおろしと一緒に食べたりしても美味しいので、好みの味付けを見つけてみるのも良いでしょう。
キジハタは刺身としてだけではなく、煮付けや塩焼きに調理して食べてもキジハタの旨味と甘味を感じることができます。
③キジハタは骨・あらから出汁をとるのもおすすめ
キジハタは骨やあらから出汁をとることも可能です。鍋にキジハタの骨やあらを入れて中火にかけることで簡単にだしをとることができます。だしをとる際は一緒に昆布を入れたり、醤油やみりんで味付けをしたりすることをおすすめします。キジハタの身だけではなく骨の髄まで味わってみてください。