キジハタ(アコウ)の刺身に寄生虫はいる?アニサキス?食中毒の危険について紹介!
キジハタ(アコウ)の刺身に寄生虫はいるのでしょうか?食中毒が心配ですよね。今回は、キジハタの刺身の<アニサキス・イカリムシ(ヒジキムシ)>などの寄生虫や、食べてしまった場合の症状を紹介します。キジハタの刺身の寄生虫を避ける対策方法や、あたってしまった場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- キジハタの刺身にはどんな寄生虫がいる?
- ①アニサキス
- ②イカリムシ(ヒジキムシ)
- ③リリアトレマ・スクリジャビニ
- キジハタの刺身の寄生虫を食べるとどうなる?症状は?
- キジハタの刺身のイカリムシとリアトレマ・スクリジャビニは食べてしまっても基本的に害はない
- キジハタの刺身のアニサキスを食べてしまうと危険
- キジハタの刺身の寄生虫を避けるには?対策方法はある?
- ①新鮮な魚を選ぶ・内臓はすぐに取り出す
- ②食べる前に目視でよく確認する
- ③よく噛んで食べる
- ④不安な場合は刺身を避けて加熱調理しよう
- キジハタの刺身の寄生虫にあたってしまった場合の対処法は?
- キジハタの刺身の寄生虫による食中毒症状がみられる場合は医療機関を受診しよう
- キジハタの刺身の寄生虫に注意
キジハタの刺身にはどんな寄生虫がいる?
初夏から秋にかけて釣りシーズンを迎えるキジハタは、ロックフィッシュ釣りといった釣りの楽しみだけでなく味の良さも楽しめるため人気の魚です。しかし、自分で釣った魚は店頭のものと違い、寄生虫が存在する可能性が高くなります。ここでは、キジハタにはどのような寄生虫が存在しているかを解説します。
①アニサキス
アニサキスは、白色で少し太めの糸のように見える寄生虫です。大きさは長さ2~3cmで、幅は0.5~1mm程度です。生食や、不十分な加熱のまま口にすると、胃壁や腸壁に侵入して食中毒を起こす原因になります。
(*アニサキスがいる・いない魚について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②イカリムシ(ヒジキムシ)
イカリムシは、長さ8mm、幅0.3mm程度の大きさで、錨のような形の前端をもつ寄生虫です。魚に寄生する形で発見されるのはほとんどメスの成体で、無色~黒色の個体が多いです。
③リリアトレマ・スクリジャビニ
出典: @parasitology_as
リリアトレマ・スクリジャビニは、魚をさばいた際に身の部分で確認される黒い斑点状の寄生虫です。体表面近くに存在することが多く、発見した人の間では黒ゴマのようと表されることが多いです。
キジハタの刺身の寄生虫を食べるとどうなる?症状は?
多くの寄生虫が存在する可能性があるキジハタですが、実際に人間が食べた場合に害はあるのでしょうか。また、その場合にはどのような症状があるのでしょうか。ここでは、各寄生虫ごとに具体的に問題がないのかどうか、紹介します。
キジハタの刺身のイカリムシとリアトレマ・スクリジャビニは食べてしまっても基本的に害はない
イカリムシやリアトレマ・スクリジャビニは、人体に寄生することはないので基本的に食べても問題ありません。しかし、リアトレマ・スクリジャビニは海鳥の糞便を経由している場合が多いので、気になるようであれば注意して観察しましょう。