アニサキスがいない魚の種類一覧!多い魚・いる魚についても紹介!
アニサキスがいない魚の種類を知っていますか?今回は、アニサキスがいない魚の<養殖・淡水魚>などの特徴や、いる可能性の低い魚・いても安全に食べられる場合について紹介します。アニサキスが逆に多い・いる魚種や、見つけ方・予防方法のポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- アニサキスがいない魚・いる魚の種類を一覧で紹介!
- アニサキスがいない魚の特徴は?
- ①海から完全に隔離された場所で養殖される魚
- ②淡水に生息する魚・カニ
- ③貝類
- アニサキスがいる可能性の低い魚の特徴は?
- ①海から完全に隔離されてはいないが養殖の魚
- ②アニサキスを食べることがない食性の魚・貝類
- ③海底に生息する魚
- アニサキスがいる魚でも安全に食べられる場合は?
- ①中心温度60度で1分以上加熱した場合
- ②マイナス20度で中心まで24時間以上冷凍した場合
- ③乾燥させた場合
- ④釣った直後に内臓を取り除いた魚
- ⑤尾ひれに近い部分を食べる場合
- 逆にアニサキスがいることが多い魚の種類は?
- アニサキスの多い魚【大型魚】
- アニサキスの多い魚【中型魚】
- アニサキスの多い魚【小型魚】
- アニサキスの見つけ方・食べる際の注意点についても知っておこう
- アニサキスの見つけ方
- 死んだアニサキスを食べても危険な場合もある
- アニサキスは様々な魚に寄生するので注意
アニサキスがいない魚・いる魚の種類を一覧で紹介!
アニサキスは多くの魚種に寄生する線虫で、アニサキスのいる魚を食べると腹痛、嘔吐、下痢などの症状が現れます。そのため、どんな魚にいるのか、いないのかを知ることは有益です。この記事では一覧形式でアニサキスがいない魚、いる魚について紹介します。
アニサキスがいない魚の特徴は?
一口に魚と言っても、種類によってアニサキスがいる魚といない魚があります。生態を紐解きながら、アニサキスがいない魚の特徴を詳しく解説します。
①海から完全に隔離された場所で養殖される魚
アニサキスが含まれるクジラやイルカなどの排せつ物をオキアミなどが摂りこみ、食物連鎖でさまざまな魚へ広がります。したがって、食物連鎖から外れた、山中や地上の生け簀など隔離された場所で養殖された魚に、アニキサスはいません。
②淡水に生息する魚・カニ
アニサキスは、海でしか生存できない線虫で、淡水域には生息していません。したがって、淡水に生息する川魚やカニなどにアニサキスの感染は起こりえないでしょう。
③貝類
海水域、淡水域を問わず、貝類にもアニサキスはいないと言われています。貝類に共通する食性から、アニサキスに寄生された生き物をエサにする可能性が少ないからです。
アニサキスがいる可能性の低い魚の特徴は?
前述したような完全に隔離された環境や、淡水で生息する魚種でなくとも、アニサキスの可能性が低いものもあります。ゼロとは言えないものの、いる可能性が低い魚の特徴は以下のようなものがあります。
①海から完全に隔離されてはいないが養殖の魚
海中に生け簀を作った半隔離の養殖の魚はアニキサスが少ないと言われています。アニサキスがわずかながらに混入する原因は、以下のような理由が考えられます。
・人工エサ以外の生け簀を通り抜けた魚を食べる
・完全養殖ではない養殖魚である
生け簀内入り込んだアニサキスを持った魚を食べてしまうことで、感染がおこります。また、外洋から稚魚を捕採して育てる方法ではアニサキスに寄生されている可能性があります。
②アニサキスを食べることがない食性の魚・貝類
アニサキスを食べない食性の魚や貝類はアニキサスのリスクは少なく、以下のようなものがあります。
・ボラ
・トビウオ
・ナマコ
・ホヤ
・ウニ
ボラやナマコ、ホヤやウニは、海底の堆積物や藻類を食べるのでアニサキスはいないと言われています。海面を移動するトビウオも食性から、アニサキスの寄生が少ないと言われています。