和食と洋食の違いは?栄養面や食べ方など良さ・特徴を比較して紹介!
和食と洋食の違いを知っていますか?それぞれの食べ物にはどのような特徴・良さがあるのでしょうか?今回は、和食と洋食の違いを栄養を中心に比較して紹介します。和食と洋食の食べ方の違いなども比較して紹介するので参考にしてみてくださいね。
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和食と洋食の違いは何?
和食と洋食の違いは、具体的にどれくらいあるでしょうか。日本では洋食を独自に進化させたり、和食をアレンジして洋食のようにしたりすることが多いため、どちらなのかわからない食べ物もあります。ここでは和食と洋食の違いについて説明するので、参考にしてください。
和食と洋食の違い【栄養を比較】
まずは和食と洋食の、栄養素の違いについて説明します。健康のために食事に気を使うならどちらを食べるべきか迷うこともあるかもしれません。また、塩分量についても気になるなら、どちらの食事が良いか参考にしてみてください。
①脂質・動物性タンパク質
和食と洋食の大きな違いは、脂質の量とタンパク質の違いについて挙げられます。
【和食】
・豆腐
・納豆
・油揚げ
【洋食】
・肉類全般
・卵
・バターやチーズなどの乳製品
和食の場合、全体的に大豆を使用した食品からタンパク質を摂取していることがわかります。一方、洋食では肉類や乳製品などの、動物性のタンパク質が多くなります。また、調理方法も焼いたり揚げたりする方法も多く、カロリーも必然的に高くなります。
脂質は摂りすぎると肥満の原因となるため、健康面やカロリーバランスが気になる場合は、できるだけ和食を食べた方が良いと言えるでしょう。
②塩分
和食と洋食で比較すると、塩分は和食の方が高いようです。
・漬物
・味噌汁
・煮物
和食は主な調味料では醤油、味噌、塩があり、どれも塩分濃度が高いのが特徴です。日本の料理はご飯に合わせて味付けされおり、塩分が高い方が食が進みやすくなります。西洋では、塩以外にスパイスやハーブを多用するのが特徴です。塩分摂取量が高くなると、高血圧やむくみの原因となるので注意しましょう。
③糖質(炭水化物)
炭水化物の扱いにも大きな違いがあるので見てみましょう。
【和食】
・ご飯
・うどん
【洋食】
・パン
・パスタ
・ピザ
日本は主食や副菜の概念が強く、主食は炭水化物であるご飯となっています。ご飯は脂質が含まれておらず、血糖値の上昇も緩やかであるのが特徴です。洋食は基本的に、小麦が多く使われていますが、西洋では主食や副菜と言った概念がありません。パンやパスタは小麦粉に多くの加工を施しており、バターや砂糖が使われることもあります。
血糖値の上昇も激しいため、食べすぎると肥満の原因となることから、健康のために食べるならパンよりもご飯の方がおすすめです。
④食物繊維
食物繊維というとサラダなどの生野菜を想像することが多いかもしれませんが、日本では元々野菜を生で食べる習慣がありません。
・ごぼうや芋類などの野菜
・きのこ類
・海藻
これらは和食で食べられている食物繊維の多い食材ですが、どれも加熱しなければ食べられません。食物繊維は不足すると腸内環境のバランスが崩れ、便秘がちになりますが、1日分の食物繊維をサラダで食べるのは難しいと言われています。食材を加熱することでたっぷりの食物繊維が摂れるため、腸内環境のバランスを取りたいなら和食がおすすめです。
⑤ビタミン・ミネラル
日本は海に囲まれた国であり、魚や海藻を多く食べる国でもあります。また、野菜は基本的に緑黄色野菜が中心で、加熱して食べるものが多くなっています。
・海藻類
・小魚
・緑黄色野菜
海藻類はミネラルを多く含んでいますが、西洋では食べられることはありません。また、ビタミンは芋類やほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれ、どちらも和食には欠かせない食材となっています。一方西洋では果物や淡色野菜からのビタミン摂取が多く、サラダにも果物を加えるのが定番です。
ミネラルは牛乳などの乳製品に多く含まれ、海藻よりも摂取しやすいのがメリットです。ビタミンやミネラルは、体の健康には欠かせません。どちらの食事にも含まれてはいますが、カロリーを抑えてバランスよく摂りたいなら和食、タンパク質も摂取しつつ手軽にビタミンやミネラルを摂りたいなら洋食がおすすめです。
和食と洋食の違い【その他を比較】
和食と洋食は、栄養素やカロリーなどの他にもさまざまな違いがありますが、食事の食べ方や料理への考え方の違いもあるのでしょうか。食べ物だけではない、和食と洋食の違いについても目を向けてみましょう。