和食と洋食の違いは?栄養面や食べ方など良さ・特徴を比較して紹介!
和食と洋食の違いを知っていますか?それぞれの食べ物にはどのような特徴・良さがあるのでしょうか?今回は、和食と洋食の違いを栄養を中心に比較して紹介します。和食と洋食の食べ方の違いなども比較して紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
和食と洋食にはそれぞれ食べ方にも違いがあります。
【和食】
・箸を使う
・茶碗を持って食べる
【洋食】
・スプーンやフォークなどを使う
・皿は持たずに食べる
和食と洋食の大きな違いは、食器の違いが挙げられます。箸は一つの道具でつまむ、切るなどの作業ができるのが魅力です。日本は床にそのまま座り、御膳や床に食器を置いて食べていたことから、茶碗を持って食べるマナーとなりました。洋食はフォークやスプーンなど、さまざまな食器を使って食べるのが特徴です。
西洋では椅子に座って食べるので、皿を持って食べる必要はなく、テーブルに置いたまま食べるようになっています。
②料理への考え方
和食と洋食では料理の考え方にも違いがあり、和食は引き算、洋食は足し算と言われています。
【和食】
・素材の味を活かす
・季節のものを食べる
・一つの料理に使う調味料は多くない
【洋食】
・ソースなどの濃い味付けになっている
・その時あるものを食べる
・一つの料理にさまざまな調味料やスパイスを使う
日本は島国で海に囲まれ、険しい山も多い国です。そのため新鮮な食材に常に恵まれており、食材の味わいを活かした調理方法でも美味しく食べられます。しかし、ヨーロッパやアメリカは大陸であり、特にヨーロッパは冷涼な気候で食材が育ちにくい地域でもあります。そのため、常に新鮮な食材を得ることは困難でした。
さまざまな調味料を加えて味付けし、なんとか美味しく食べるように工夫されていったのが洋食の始まりです。
③メニューの気軽さ
洋食の魅力はメニューの気軽さも挙げられます。和食は基本的に火を通さないと食べられないものが多く、主食であるご飯も米のままでは食べられません。一方洋食の場合は気軽に食べられ、パンも一度焼いてしまえば簡単に食べられるのが魅力の一つです。また、味もわかりやすく簡単に調理できる料理が多いため、子供や若い人に人気となっています。
和食と洋食のそれぞれの良さ・特徴をまとめると?
ここまで和食と洋食の違いや特徴について説明してきましたが、それぞれの良い点をまとめてみましょう。健康のためや食事を楽しむためにも、それぞれのいいところや特徴を知っておいて、どちらが良いかをうまく選んでください。
和食の良さ|ヘルシーで季節の旬を味わうことができる
和食のいいところは、栄養バランスに優れ、ヘルシーで健康的な食事が食べられることです。漬物や醤油などで塩分は高くなるものの、出汁を使うことで抑えられます。また、引き算となる調理方法で素材の味わいを生かした食事になるため、季節感のある食事が楽しめるのもメリットです。
洋食の良さ|食べやすくタンパク質・炭水化物が豊富
洋食の良さは、食べやすくタンパク質が豊富である点と言えるでしょう。和食にもタンパク質を含んだ栄養素の高い料理や食材はありますが、たくさんは食べられません。足し算となる調理が豊富であるため食が進みやすく、たっぷりのタンパク質が摂取できます。
和食と洋食にはそれぞれの良いところがある
和食と洋食はそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらも健康のためには欠かせない栄養が含まれています。気になる健康面によって摂るべき栄養素も変わるため、それぞれの良さを見比べてバランスよく食べてください。