ランチパックが腐らないって本当?常温でも?理由・有害性を徹底考察!
ランチパックが腐らないと言われますが本当でしょうか?理由が気になりますよね。今回は、ランチパックが腐らない<衛生管理・添加物>などの理由を紹介します。ランチパックの賞味期限・消費期限についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ランチパックが腐らないのは本当?嘘?
調理パンの中でも人気が高いものに、ヤマザキのランチパックがあります。味のバリエーションも豊富で便利なうえ、調理パンにも関わらず腐らないとの噂もあるようです。ここでは、ランチパックが腐らないのは本当なのかについて説明します。
そもそも食品が腐るとは?なぜ食べられなくなる?
食品が腐って食べられない状態になると、以下のような特徴があらわれます。
・カビが生える
・酸っぱい臭いがする
・腐敗臭がする
・食べた時に酸味を感じる
・糸をひく
パンに限らず食品が腐る原因は、付着した雑菌や細菌が繁殖することです。嫌な臭いや味がするだけでなく、食中毒菌の繁殖により有害物質が作られることもあります。また食品は時間の経過とともに、少しずつ劣化していくものです。劣化の理由は湿気を吸う、油が酸化するなど様々ですが味や食感が悪くなります。
ランチパックは未開封であれば腐らない可能性もある
調理パンであるランチパックの場合、常温でも未開封であれば腐らない可能性があります。次章で詳述しますが、ランチパックは腐らないように製造過程で工夫を凝らしているからです。しかし賞味期限内であっても開封すればカビが生えたり、雑菌や細菌が繁殖したりすることもあるので、食べる際には十分に確認しましょう。
🎀🌸ゆりな🌸🎀 🍀池袋🍀🎀
@yurinanyurinan
娘のがらくたの中から😱
約1年前消費期限のランチパックが😱
ありえない😱
カビ一つ生えてない‼️
空気に触れてないから??
ランチパックが腐らないは理由は?危険・有害な成分が使用されてる?
ヤマザキのランチパックが賞味期限を過ぎても腐らないと聞くと、雑菌や細菌を抑える保存料が大量に使われていると想像する人もいるでしょう。そう考えると食べても安全なのかが気になるものです。ここではヤマザキのランチパックが腐らない理由を、具体的に説明します。
①製造環境の衛生管理が徹底されている
ヤマザキのランチパックが腐らないのは、製造環境の衛生管理が徹底されているからです。ランチパックは加工から包装まで雑菌や細菌、カビの胞子が付着しないように造られた工場で製造されています。常温保存できるレトルト食品やジャムなどを製造する工場と同じ理由で、安全な調理パンを製造できるのです。
②生鮮食品を使用していない
ランチパックには様々な味がありますが、生鮮食品を使用したものは1つもありません。調理パンの具材に生鮮食品を使うと加熱できないので、傷みやすく腐る原因になります。ランチパックの具材は加熱調理されたものばかりなので、未開封であれば腐らないのです。
③ストレート法ではなく中種法で製造されている
ランチパックの具材だけでなく食パンもカビが生えずに日持ちする理由は、ストレート法ではなく中種法で製造されているからです。一般的な食パンには材料すべてを一度にミキシングして生地を作る、ストレート方が用いられています。発酵時間を短縮でき風味がよいメリットがある反面、日持ちしないのが特徴です。
しかしランチパックに使われる食パンは、中種法で作られています。原料の一部で中種を作ってから一度発酵させ、残りの材料を加えて本格的に捏ねて生地を作る方法です。手間も時間もかかりますが、その分パンが安全に日持ちします。未開封のランチパックが未開封だと腐らないのは、食パン作りでも細心の注意を払っているからといえるでしょう。
④食品添加物・保存料が使われている
ランチパックには臭素酸カリウムをはじめとする食品添加物や保存料を使っていることも、腐らない理由です。食品添加物や保存料を有害と決めつける人もいますが、日本では使用に対して厳格な基準が設けられています。食品添加物や保存料の働きにより微量の雑菌や細菌、カビの胞子がついても繁殖しにくく傷まないように配慮されているのです。
ヤマザキのランチパックに使われている臭素酸カリウムは、食品添加を禁止している国があります。臭素酸カリウムは日本では小麦粉処理剤として用いられているものの、使用量は制限されています。また臭素酸カリウムはパンを焼く過程で消えるので、加熱処理をするランチパックに残存するリスクは少なく安全といえるでしょう。
(*ランチパックは体に悪いのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)