玉ねぎの消費期限の目安は?腐った時の見分け方や長持ちさせる保存術を紹介!
【管理栄養士監修】玉ねぎの消費期限・賞味期限がどれほどか知っていますか?万能な玉ねぎは家庭に常備しておきたい野菜の一つですもありますよね。今回は、玉ねぎの消費期限の目安や、見た目・臭いなどから見分ける方法を紹介します。玉ねぎを長持ちさせる方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
玉ねぎの消費期限の目安は?

1年中購入が可能で、食感や味のアクセントに重宝する玉ねぎですが、消費期限はいったいどのくらいなのでしょうか。消費期限と消費期限の違い、その期間や玉ねぎの種類による期限の違いも紹介します。
新鮮な玉ねぎの常温保存で約1~2ヶ月
まず賞味期限とは「品質が変わらず、美味しく食べられる期限」のことで、消費期限とは「安全に食べられる期限」のことです。賞味期限を過ぎても見た目や匂いに異常がなければ食べることができますが、消費期限を過ぎた場合は体調を崩す恐れがあるので食べるのは避けましょう。
玉ねぎなどの野菜は生鮮食料品なので、消費期限の記載はありません。生鮮食料品は保存方法によって消費期限が大きく変わってきます。玉ねぎは他の野菜と比べ、長期間保存が可能で味や風味もそこまで大きく損失しない野菜です。そのため賞味期限=消費期限と考えればOKです。購入したばかりの新鮮な玉ねぎの場合の消費期限は1~2か月が目安となります。
購入時に新鮮な玉ねぎを選ぶことも長期間保存できる秘訣です。ずっしりと重く、頭とお尻がきゅっとしまった形をしているものを選びましょう。外皮がしっかりと乾燥しており、ツヤがあることもポイントとなります。
釜野菜帆
管理栄養士
また、全体的に球形のものを選ぶのもポイントです☆平らなものは収穫のタイミングが悪く熟し過ぎているので傷みも早くなるので注意しましょう。
新玉ねぎは短め
新玉ねぎが店頭に並ぶと春を感じる方も多いでしょう。生の玉ねぎは乾燥させてから出荷されますが、新玉ねぎは早採りしてすぐに出荷したものです。柔らかで辛みが少ないため、サラダなどの生食に向いています。
新玉ねぎは玉ねぎに比べ水分を多く含み傷みが早いので、美味しく食べられる賞味期限の目安は約1週間なります。保存を上手に行えば2週間ほど日持ちする場合もあります。新鮮なものを選ぶポイントは表面に傷があったり、皮と実の間に隙間ができていない、頭の部分を軽く押して柔らかくないものを選ぶ事です。
玉ねぎの腐った場合の見分け方

玉ねぎは長期保存が可能なため腐っているものを見る機会はあまりないかもしれませんが、腐って食べられないものはどのように見分けたらよいのでしょうか。匂い、触感、見た目のポイントを紹介します。
①悪臭がする
玉ねぎ独特の香りではなく、悪臭がしたら食べるのは控えましょう。どんな食品でも異臭がしたら腐っている証拠です。玉ねぎの腐敗臭はガスの臭いと同じなので、腐っているかどうかの目安にして下さい。
②皮が柔らかくぶよぶよしている
触ってみて皮が柔らかく、全体的にぶよぶよとしたものは食べることができません。ただし、外側の皮が柔らかくても内側はまだしっかりと固い場合は、外側を取り除けばOKです。体調不良を防ぐためにも外側を取り除き、加熱調理をしてから頂きましょう。
③実が溶けて水分が出ている
水分が出てしまい実が溶けたような見た目の場合も、玉ねぎの傷みがかなり進行して腐ってきている証です。玉ねぎをカットして長時間保存した場合に、この状態となる事が多い様です。カットして使い切れなかった分はできるだけ早く使用しましょう。
④実が茶色に変色している
茶色い外皮の内側の白い部分が茶色くなっている場合も食べることができません。茶色くなると同時に実もドロドロしてきます。外側は白くても、中身の一部だけ茶色に変色している場合もあります。この場合も茶色い部分を取り除けば食べることはできますが、茶色の割合が多い場合は処分しましょう。