玉ねぎの消費期限・日持ちは?常温・冷蔵だと?カット状態・保存法別に紹介!
【管理栄養士監修】玉ねぎの消費期限・賞味期限がどれほどか知っていますか?万能な玉ねぎは家庭に常備しておきたい野菜の一つですもありますよね。今回は、玉ねぎの消費期限の目安や、見た目・臭いなどから見分ける方法を紹介します。玉ねぎを長持ちさせる方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
玉ねぎの消費期限の目安は?
1年中購入が可能で、食感や味のアクセントに重宝する玉ねぎですが、消費期限はいったいどのくらいなのでしょうか。消費期限と消費期限の違い、その期間や玉ねぎの種類による期限の違いも紹介します。
玉ねぎの常温保存で消費期限は約1~3ヶ月
保存方法 | 丸ごと | 半分カット | スライス |
常温保存 | 1~3ヶ月 | 当日中 | 当日中 |
まず賞味期限とは「品質が変わらず、美味しく食べられる期限」のことで、消費期限とは「安全に食べられる期限」のことです。賞味期限を過ぎても見た目や匂いに異常がなければ食べることができますが、消費期限を過ぎた場合は体調を崩す恐れがあるので食べるのは避けましょう。
玉ねぎなどの野菜は生鮮食料品なので、消費期限の記載はありません。生鮮食料品は保存方法によって消費期限が大きく変わってきます。玉ねぎは他の野菜と比べ、長期間保存が可能で味や風味もそこまで大きく損失しない野菜です。そのため賞味期限=消費期限と考えればOKです。新鮮な玉ねぎの消費期限は、保存の仕方によって変わるものの約1~3か月が目安となります。
玉ねぎの冷蔵・冷凍保存はカット状態で消費期限が大きく変わる
保存方法 | 丸ごと | 半分カット | スライス |
常温保存 | 1~3ヶ月 | 当日中 | 当日中 |
冷蔵保存 | 1ヶ月 | 1~2週間 | 2~3日 |
冷凍保存 | 1~2ヶ月 | 1~2ヶ月 | 1~2ヶ月 |
玉ねぎの冷蔵・冷凍保存の消費期限は、丸ごと・半分カット・スライスなど状態により、大きく変わります。保存の仕方については、後述しますが、丸ごとの場合は、常温・冷蔵・冷凍でも消費期限の目安はさほど変わりません。ただし、半分カット・スライスした場合は、常温では日持ちせず、冷蔵でも空気に触れる部分が多いスライスの場合、2~3日程度が消費期限となるので、注意しましょう。
また、上記はあくまで目安であり、玉ねぎの状態や保存環境によって変わります。実際の消費期限については、次の見出しを参考に腐ったか否かを判断して把握するようにしてください。
ちなみに「新玉ねぎ」の消費期限は短め
新玉ねぎが店頭に並ぶと春を感じる方も多いでしょう。生の玉ねぎは乾燥させてから出荷されますが、新玉ねぎは早採りしてすぐに出荷したものです。柔らかで辛みが少ないため、サラダなどの生食に向いています。
新玉ねぎは玉ねぎに比べ水分を多く含み傷みが早いので、美味しく食べられる賞味期限の目安は約1週間なります。保存を上手に行えば2週間ほど日持ちする場合もあります。新鮮なものを選ぶポイントは表面に傷があったり、皮と実の間に隙間ができていない、頭の部分を軽く押して柔らかくないものを選ぶ事です。
(*新玉ねぎの保存期間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
玉ねぎの腐った場合の見分け方
玉ねぎは長期保存が可能なため腐っているものを見る機会はあまりないかもしれませんが、腐って食べられないものはどのように見分けたらよいのでしょうか。匂い、触感、見た目のポイントを紹介します。
①悪臭がする
玉ねぎ独特の香りではなく、悪臭がしたら食べるのは控えましょう。どんな食品でも異臭がしたら腐っている証拠です。玉ねぎの腐敗臭はガスの臭いと同じなので、腐っているかどうかの目安にして下さい。
②皮が柔らかくぶよぶよしている
触ってみて皮が柔らかく、全体的にぶよぶよとしたものは食べることができません。ただし、外側の皮が柔らかくても内側はまだしっかりと固い場合は、外側を取り除けばOKです。体調不良を防ぐためにも外側を取り除き、加熱調理をしてから頂きましょう。