玉ねぎの消費期限・日持ちは?常温・冷蔵だと?カット状態・保存法別に紹介!
【管理栄養士監修】玉ねぎの消費期限・賞味期限がどれほどか知っていますか?万能な玉ねぎは家庭に常備しておきたい野菜の一つですもありますよね。今回は、玉ねぎの消費期限の目安や、見た目・臭いなどから見分ける方法を紹介します。玉ねぎを長持ちさせる方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③実が溶けて水分が出ている
水分が出てしまい実が溶けたような見た目の場合も、玉ねぎの傷みがかなり進行して腐ってきている証です。玉ねぎをカットして長時間保存した場合に、この状態となる事が多い様です。カットして使い切れなかった分はできるだけ早く使用しましょう。
④実が茶色に変色している
茶色い外皮の内側の白い部分が茶色くなっている場合も食べることができません。茶色くなると同時に実もドロドロしてきます。外側は白くても、中身の一部だけ茶色に変色している場合もあります。この場合も茶色い部分を取り除けば食べることはできますが、茶色の割合が多い場合は処分しましょう。
(*玉ねぎの腐敗について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ただし、芽が生えていても食べられる
あまりに長く保存した際に芽が出ている場合がありますが、玉ねぎの芽はジャガイモの芽と異なり無毒なので食べることが可能です。玉ねぎ本体が痛んでなければ、本体も芽も食べられますが、栄養価が芽に取られているので味は落ちています。
(*玉ねぎの芽について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
玉ねぎを長持ちさせる保存方法は?
特売などで安く大量に購入できた際はなるべく長く保存させたいですよね。玉ねぎを長期間保存するためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。冷蔵庫にいれるのか常温なのかなどの外的条件やカットした場合の保存方法もチェックしていきましょう。
冷蔵より常温保存がおすすめ
玉ねぎは湿気と冷気を嫌うため、冷蔵庫ではなく風通しの良い場所での常温保存がおすすめです。寒すぎる場所では玉ねぎが寒さに耐えようとしてアミノ酸を多く合成し、熟成を進めてしまいます。甘い玉ねぎを使いたい料理の際には、使う1~2日前に冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。常温保存でも様々な方法がありますので参考にして下さい。
【ダンボールやカゴに入れると1~2か月程度保存可能】
①1つずつ新聞紙など紙に包む。
②ダンボールやカゴなどに重ならないように入れる。
1つずつ包むことで触れ合って傷がつくのを避けられるほか、直接日光に当たるのを防ぐことができます。
【麻袋やネットに入れ吊るすと2~3ヶ月保存可能】
・麻袋に入れる
・ネットに入れる
・ストッキングに入れる場合は並べて入れてから1つずつ結ぶ
ダンボールなどに比べ、風通しがよくなるので保存期間は延びます。
常温と言っても暖房で温かくなるような室内ではなく、廊下や玄関近くなど比較的涼しく日光に直接当たらない冷暗所に保管しましょう。玉ねぎは収穫後1ヶ月程度乾燥させてから出荷されるので、自宅で保存する際も風通しのよい場所で保存することが大切になります。
釜野菜帆
管理栄養士
新玉ねぎは水分が多いので常温で保存するとすぐに皮にぬめりが出てくるので、新聞紙で包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存するようにしましょう!
(*玉ねぎの保存方法や吊るし方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)