キムチは何歳から？キムチ鍋などはNG？子供への安全な与え方も紹介！

辛い食べ物の定番で、体を温めたいときの鍋の具に欠かせないキムチですが、子供や赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか。ここでは、キムチを何歳から食べられるのかについて紹介します。

子供にキムチを与える場合、胃腸の消化機能の発達が見込める5歳を過ぎてからが安全です。ただし子供によっては成長に差があり、消化機能が未発達の場合は腹痛を招く恐れがあるので、一口ほどを目安に与えてあげましょう。

常備菜としてキムチを食べる機会が多い韓国では、2歳頃からキムチを食べることが多いようです。ただし元々辛味が薄いキムチを水やお湯で洗い流したり、チャーハンなどの子供が好む味付けの料理にアレンジして与えたりしています。

キムチは日本や韓国でいつから子供に与えるか差がありますが、実際にキムチを子供に与える際はどのような点に気をつけるべきでしょうか。ここでは、キムチを子供に与える際の注意点を4つ紹介します。

子供がキムチを初めて食べる場合、キムチの辛い味に驚かないように、キムチが辛い食べ物であることを事前に伝えてあげましょう。子供によってはキムチの強い刺激を受け、味覚の感じ方によってはキムチに限らず、辛いもの全般に対する今後の好き嫌いに大きく関わります。

なお、子供がキムチに興味を示した場合は少量を与えて様子を見ますが、キムチに関心がないときは無理に食べさせる必要はありません。

子供に初めてキムチを与える場合、キムチの薬味を水やお湯で洗い流してあげると食べやすくなります。さらに、子供の好き嫌いはいつから定着するか個人差がありますが、初めて食べる場合は最初の印象が特に大切です。キムチの独特な風味や辛味が嫌いにならないように、なるべく薄味にしてあげるようにしましょう。

いつから子供にキムチを与えるかもポイントですが、子供の消化機能が未発達の場合に備え、キムチを食べさせ過ぎないようにすることが重要です。キムチに含まれる辛味成分のカプサイシンを摂り過ぎると、胃腸の粘膜を痛めて下痢の症状が現れやすくなります。

さらに辛いものを多く食べると大量のアドレナリンが脳に分泌され、血圧や心拍数が高まって心臓に負荷がかかり、息切れを起こすこともあるので注意が必要です。

キムチは子供や大人に限らず癖になることがあるため、子供に与える際は頻度を少なめにしましょう。キムチのような辛い食べ物を食べると、神経伝達物質のアドレナリンやエンドルフィンが分泌され、興奮や幸福感を感じてキムチを再び食べたくなる欲求を高める恐れがあります。