たらこは何歳から大丈夫?1歳は?安全な与え方や離乳食レシピも紹介!
たらこは何歳から食べれるのでしょうか?〈1歳〉などの子供・赤ちゃんに離乳食で与えてもいいのか心配ですよね。今回は、〈生・焼き〉のたらこはいつから食べれるのかを〈アレルギー・塩分〉など与える際の懸念・注意点とともに紹介します。たらこの安全な与え方や、何歳からあげたか先輩ママの口コミも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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たらこは何歳から?子供・赤ちゃんはいつから食べれるの?
たらこは、何歳から子供に食べさせても良いのでしょうか。赤ちゃんはいつから、子供は何歳からたらこを与えても良いのかしっかりと把握しておきたいところです。ここでは、たらこをいつから与えて大丈夫なのか、離乳食にも使用できるのかなど詳述します。
焼きたらこであれば1歳頃(離乳食完了期)から与えられる
同じたらこでも、生たらこと焼きたらこでは、子供が食べられる時期が違います。それぞれを与える時期の目安は以下の通りです。
・生たらこ 3歳過ぎの子供
・焼きたらこ 離乳食後期の1歳頃
生たらこは細菌が繁殖しやすいために、離乳食期の赤ちゃんや3歳までの子供に食べさせると食中毒の危険があります。焼きたらこの場合は、離乳食後期にあたる1歳頃から食べられますが、離乳食初期・離乳食中期の赤ちゃんには早すぎます。
生たらこの場合は、3歳以降なら食べられますが、アレルギーも出やすい食品なので、細心の注意を払ってください。たらこは塩分が高いので消化機能が未発達の赤ちゃんや子供がたくさんの量を食べると消化不良を起こす可能性があります。消化器官がしっかりと発達して、大人と同じようにたらこを食べられるのは、8歳ごろです。
たらこを子供に与える際の懸念・注意点は?
たらこを子供に食べさせる場合に気を付けておきたいこととは何でしょうか。赤ちゃんや子供がたらこを食べるときに心配なこと、注意をしておくことについて、説明します。
①アレルギー
たらこは、アレルギー源として表示が推奨されている食品の中には入っていません。しかし、まれにアレルギーが出ることがあり、よく見られる症状は以下の通りです。
・口の周りのかゆみや腫れ
・手足や体全体の発疹・蕁麻疹
・鼻水
・目のかゆみ・充血
・喉のかゆみ
・のどの痛みや腫れ
・ぜんそく様症状
・吐き気・嘔吐
・アナフィラキシー
アレルギー症状が重症化すると、命にかかわることもあるので、赤ちゃんや子供にたらこを食べさせた後しばらくは、様子を見ましょう。体調に変化がないか、口の中が赤くなっていないか、体のどこかに発疹が出ていないかなど、しっかりと確認してください。
②塩分・辛さ
たらこは、スケソウダラの卵巣を塩漬けしたものなので、塩分濃度は高く、味も濃くなっています。一般的なたらこで、約5%ほどの塩分濃度と言われています。スケソウダラの卵巣を唐辛子などが入った調味液に漬け込んだ辛子明太子では、6%近い塩分濃度です。赤ちゃんや子供が食べるには、塩味や辛味が強すぎて内臓に負担がかかります。
市販のたらこは、食品添加物も気になるので、赤ちゃんの離乳食や子供のご飯として、たらこを使う場合は、無着色・無添加で、出来るだけ塩分の低いものを選んでください。
③食あたり
たらこによる食あたり・食中毒は、主にリステリア菌が原因だと言われています。リステリア菌は、自然界に広く存在していて、4度以下の冷蔵庫内やチルド室や塩分濃度10%でも生きられる菌です。加熱することで死滅するので、赤ちゃんや子供に与えるときにはたらこにしっかりと火を通してください。
たらこの子供に安全な与え方は?
たらこを安全に子どもに与えるには、どのような工夫が必要でしょうか。赤ちゃんや子供に初めての食品を食べさせるときの心構えなどについて紹介します。
①まずは少量で様子を見る
たらこを始めて子供に食べさせるときは、ほんの少しの量にしてください。子どもの様子を見ながら、少しずつ食べさせることが重要です。しっかりと加熱したたらこをご飯やゆでうどんに混ぜて、ほとんどたらこの存在感がない程度の量から与えはじめましょう