ライ麦パンと全粒粉パンの違いは？どっちがダイエット・身体にいいの？

ドイツパンとも呼ばれるライ麦パンや、ブランパンとも呼ばれる全粒粉パンや、胚芽パンは白い小麦粉のパンより健康に良いと話題ですが、本当に健康に良いのでしょうか。今回は、それぞれのパンの特徴や違いを紹介します。美味しく食べることができるレシピや、食パンなどの市販品も紹介するので参考にしてみてください。

（＊ライ麦について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

実際にライ麦パンと全粒粉には、どのような成分が入っているのでしょうか。ライ麦パンと全粒粉パンの栄養成分や糖質、GI値、見た目、味などをわかりやすく表にして小麦粉と比較しやすくしました。

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

ライ麦粉・ライ麦粉全粒粉・小麦全粒粉・小麦粉もカロリーに大きな違いはないものの、ライ麦粉・全粒粉と小麦粉を比べるとライ麦粉・全粒粉の方が食物繊維がとても多いことがわかります。塩分も入っておらず、糖質も少ない上に食物繊維を手軽に摂ることができます。

GI値とは食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、食後血糖値の上昇度を表す指数のことです。一般的にGI値が70以上の食品を高GI食品、56~69が中GI食品、55以下が低GI食品として分類されています。従ってライ麦粉と小麦全粒粉は低GI食品で、ライ麦粉全粒粉は中GI食品で、小麦粉は高GI食品に分類されます。（※2）

ライ麦粉と全粒粉はどちらも小麦粉に比べて色がついていますが、ライ麦粉は黒っぽく全粒粉は茶色いのが特徴です。ライ麦パンは酸っぱい味がして、全粒粉パンは小麦の香りがして少し甘いのも特徴です。ライ麦パンも全粒粉パンも、小麦粉のパンと比べると硬めの食感です。

ライ麦粉と全粒粉の栄養成分などを調べましたが、ライ麦パンと全粒粉パンではどちらがダイエットに向いているのでしょうか。ここでは、ライ麦パンと全粒粉パンのメリット・デメリットも紹介します。（※3）