一蘭の値段は高い?でもなぜ人気?理由や値上げ推移の歴史も紹介!
一蘭の値段は高いと言われますが、本当でしょうか?量が少ない・まずいとも言われることもあります。今回は、一蘭の値段が高い・値上げした理由を、値段が高い割になぜ人気なのかとともに紹介します。一蘭の値上げ推移と値段の他のラーメン店との比較も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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一蘭の値段は高い?しかも量が少ない・まずい?
一蘭とは、福岡市南区を発祥とするとんこつラーメンの専門店です。一蘭のラーメンの値段が高い割に量が少なくまずいといった意見がありますが、本当なのでしょうか。まずはじめに一蘭の値上げ推移や、現在の値段を他店と比較しながら紹介します。
一蘭の値上げ推移と他のラーメン店との比較
店名 | 商品名 | 値段 |
一蘭 | ラーメン | 980円 |
丸源ラーメン | 熟成醤油ラーメン | 715円 |
天下一品 | こってり | 730円 |
ラーメン山岡家 | 醤油ラーメン | 690円 |
ラーメンショップ | ねぎラーメン | 710円 |
くるまやラーメン | ねぎ味噌ラーメン | 810円 |
上記は、一蘭本社総本店と他のラーメン店における並サイズの定番ラーメンの税込価格です。なお、一蘭のラーメンの値段は店舗によって異なります。一蘭のラーメンの値段推移は、以下の通りです。
・2004年頃:700円
・2017年:890円
・2019年:980円
一蘭は1960年に創業し、1993年に福岡市に1号店をオープンしました。その後九州地方や関東地方などに店舗を拡大し、国内に留まらず香港やニューヨークまで海外進出を遂げた歴史があります。
創業当時から一蘭の価格設定は高く、当時の福岡ラーメンが400円台が相場であるのに対して、一蘭のラーメンは650円もの値段で提供されていました。その後徐々に値上がりし、今後は1,000円以上の値段になるとも言われています。
一蘭のラーメンの値段を他のラーメン店と比較すると、100円~300円もの差があることが分かります。上記の表から考察すると、一覧のラーメンは他店よりも高いと言えるでしょう。
(*一蘭の評判について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
一蘭の値段が高い・値上げした理由は?
一蘭の値段が高い・値上げしたのは、なぜなのでしょうか。ここでは、一蘭のラーメンが値上がりした理由を3つ紹介するので、参考にしてください。
①材料へのこだわり・費用の高騰
一蘭の値段が高い・値上がりした理由のひとつに、材料へのこだわりや費用の高騰が挙げられます。一蘭のラーメンを茹でる水は濾過装置を通した軟水を使用し、麺はスープに合うように特別な小麦を配合して作られているのが特徴です。さらにとんこつスープはクセのある風味を取り除き、たれには30種類もの材料を調合しています。
こうした材料へのこだわりによって人件費がかかるうえに、材料費の高騰を受けて、ラーメンの値上げをせざるを得ない状況になったと考察されます。
②ターゲットが外国人
一蘭は外国人をターゲットにしているため、値段が高く設定されていると言われています。海外におけるラーメンの価格相場は1,000円のため、一蘭のラーメンは日本人には高いと感じても、外国人からすると安いと捉えられることも多いようです。
一蘭が外国人をターゲットとしているのは、外国人向けのお土産や、多国籍後に対応したオーダー注文用紙などの点からもうかがえます。一蘭特有のオーダー形式や後述する味集中システムなどのエンタメ性が評価され、外国人客に好まれるようになりました。
③海外店舗の経営や新店舗の出店にコストがかかる
一蘭のラーメンが高い理由として、海外進出や新店舗の出店に注力しているためだと考察されます。一蘭がニューヨークや台湾に一号店をオープンしたころ、ラーメンの値上げが行われました。これは、海外進出にかかるコストを国内の店舗の売上で補うためだと言われています。
また、一蘭は1993年から2022年に至るまでほぼ毎年新店舗をオープンしており、1年に10店舗以上出店した年もあります。さらに一蘭は土地代の高い都心部へも積極的に店舗を展開していることから、店舗の出店に必要なコストを確保するために、ラーメンの値上げに踏み切ったとも考えられるでしょう。
一蘭の値段が高い割になぜ人気?理由は?
一蘭は値段が高いにも関わらず、人気があるのはなぜなのでしょうか。ここでは、一蘭の人気の理由について2つ考察するので、参考にしてください。