ヤクルトとクロレラの違いは?乳酸菌?どっちを買うのがおすすめ?
ヤクルトと類似品「クロレラ」の違いを知っていますか?今回は、ヤクルトとクロレラの違いを〈味・価格・乳酸菌&成分・効果〉など比較して紹介します。ヤクルトにもクロレラ菌が入ってる噂についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ヤクルトとクロレラの一番の違いは『効果』!
ここまで味わいや価格、内容量等について比較しましたが、ヤクルトとクロレラの一番の違いは期待できる効果です。ここではそれぞれの効果について紹介します。
ヤクルトに期待できる効果
ヤクルトには生きたまま腸内に届く乳酸菌シロタ株が含まれており、下記のような効果が期待できます。
・腸内環境の改善
・がん細胞の抑制
・ストレス緩和
・睡眠の質向上
ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)は腸内の良い菌を増やし、悪い菌を減らしてくれるため、腸内環境を改善してお腹の調子を整える効果が期待できます。ヤクルトは特定保健用食品のため、この効果は科学的根拠があると認められています。便秘気味な人やお腹の調子が悪い人は定期的にヤクルトを取り入れることで改善効果が期待できます。
また、乳酸菌含有量の多いヤクルト1000には、さらにストレス緩和や睡眠の質を向上させる効果が期待できます。そのためストレスを強く感じている人や睡眠時間が短い人、睡眠の質が低いと感じている人におすすめです。
クロレラに期待できる効果
ヤクルトの類似品として知られるクロレラに期待できる効果としては下記が挙げられます。
・血圧降下作用
・コレステロール低下作用
・脂肪肝改善作用
クロレラとは淡水に生息する植物性のプランクトンで、良質なたんぱく質やビタミンミネラルをバランスよく含んでいます。このクロレラは血圧を下げたり、コレステロールを下げたりする効果が期待できると言われているため、高血圧の人やコレステロール値の高い人におすすめです。脂肪肝を改善する効果も期待できるため、肥満気味の人にもおすすめと言えます。
クロレラにも普通の乳酸菌は含まれていますが、腸内に届くまでに死滅する可能性も高いため、腸内環境の改善効果はヤクルトほど期待できないようです。
ヤクルトにもクロレラ菌が入ってるって本当?
ヤクルトにもクロレラ菌が入っていると聞くこともあります。ここではヤクルトにクロレラ菌が入っているのかどうかについて紹介します。
ヤクルトにクロレラ菌は現在は入っていない
ヤクルトには乳酸菌シロタ株が含まれていますが、昔はこの菌を強化したり、短縮培養したりするためにクロレラが使用されていたと言われています。しかし、今では製造技術向上により乳酸菌だけで安定した製品を作れるようになったため、現在のヤクルトにクロレラは入っていません。
ヤクルトとクロレラの違いを知っておこう
味や見た目は良く似ているヤクルトとクロレラですが、価格や含まれる成分、期待できる効果には大きな違いがあります。それぞれの違いを知ったうえで、自分に適したものを飲んでみてください。