おでんの日持ちは何日まで?常温・冷蔵庫で違う?賞味期限切れの特徴や保存方法を紹介!

おでんは何日くらい日持ちするか知っていますか?今回は、おでんを常温で日持ちさせるコツやおでんの賞味期限切れの見分け方も紹介します。おでんをより長く日持ちさせる冷蔵庫で保存する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. おでんは何日くらい日持ちする?常温でもOK?
  2. 夏場と冬場で大きく違う
  3. 自家製・市販パックでも大きく違う
  4. おでんを常温で日持ちさせるには?
  5. ①1日に1〜2回火を通す
  6. ②蓋をしっかり閉める
  7. ③卵は早めに食べる
  8. ④味を濃い目に作っておく
  9. ⑤直射日光や暖房に注意する
  10. おでんの賞味期限が切れるとどうなる?腐る?
  11. ①見た目
  12. ②匂い
  13. ③味
  14. おでんをより日持ちさせる保存方法は?
  15. 冷蔵保存がおすすめ
  16. 冷凍保存はおでんが劣化する
  17. おでんを正しく保存して日持ちさせよう

おでんは何日くらい日持ちする?常温でもOK?

おでんはまとめて沢山作る事も多く、次の日に食べても味がより染みこんでいて美味しいものです。おでんは常温で何日くらい日持ちするものなのか、賞味期限の目安を紹介します。

夏場と冬場で大きく違う

おでんの常温での日持ちは、季節によって大きく変わります。室温10℃以下の冬場に正しく保存すれば2~3日は日持ちするようですが、室温が20℃を超える夏場だと1日で腐敗が始まることもあります。夏場のおでんの常温保存は避け、必ず冷蔵庫で保存する様にしましょう。

自家製・市販パックでも大きく違う

自家製のおでんの日持ちは冬場で2~3日程度でしたが、市販されているレトルト品のおでんの賞味期限を見てみましょう。

セブンプレミアム(おでん):製造日から90日
紀文(紀文のおでん):製造日から120日
キッコーマン(七彩おでん):製造日から180日
天狗缶詰(こてんぐおでん缶):製造日から5年

パックのおでんの賞味期限は常温保存でおよそ3ヶ月~6ヶ月と、長期の保存が可能です。自動販売機でも人気のおでん缶は、賞味期限が最も長く非常・備蓄用の食材としても使用できます。

おでんを常温で日持ちさせるには?

おでんの冷蔵スペースが取れない場合、どんな事に気を付けると日持ちするのでしょうか。おでんを冬場に常温で保存した場合の、長く日持ちさせる方法を紹介します。

①1日に1〜2回火を通す

常温保存したおでんは、1日に1~2回火を通すようにしましょう。腐敗や食中毒の原因となるほとんどの菌や微生物は約60℃~100℃で1分間の加熱により死滅するので、汁が煮立ってから5~10分程度加熱すると良いでしょう。しかし、中には食中毒を引き起こすウエルシュ菌などの、100℃でも死滅せず、50℃~40℃で増殖する菌も存在するので注意が必要です。

これらの菌や微生物による腐敗や食中毒を予防するには、火を通した後に氷を張ったボウルに鍋を当て、急速におでんを冷ます様にすると良いでしょう。

②蓋をしっかり閉める

おでんを日持ちさせるには、菌や微生物を殺すだけではなく、外から入れない事も大切です。キッチンなどの水回りには特に、腐敗や食中毒の原因になる菌や微生物が多く存在するので、保存するときは蓋をしっかり閉めましょう。密閉出来るシリコン製の鍋蓋を使ったり、密閉容器に移しておくとより安心です。

③卵は早めに食べる

菌や微生物はたんぱく質を栄養源に増殖することから、卵はおでんの中でも傷みやすい具材だと言えます。ゆで卵は殻をむいてしまうと、日持ちが悪くなるため常温保存に向いていません。作ったその日に食べきってしまうか、卵だけ保存容器に入れて冷蔵保存するなどの工夫しましょう。

④味を濃い目に作っておく

煮物など味の濃いおかずが日持ちするのに比べ、出汁を愉しむおでんは薄味で菌や微生物が繁殖しやすいと考えられます。保存したい場合はおでんの汁の味をいつもよりも濃く作っておき、食べる時に1食分ずつ別鍋に出して出汁や水で薄めながら温めると良いでしょう。

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