ヤクルト1000は常温放置NG?何時間で腐る?でもメリットもある?
ヤクルト1000の常温保存はNGと言われていることを知っていますか?何時間までなら放置してもよいのでしょうか?今回は、ヤクルト1000の常温保存がNGとされる理由や放置できる時間を紹介します。ヤクルト1000の常温に戻す飲み方のメリットや日持ちする正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ヤクルト1000の常温保存はNG?何時間まで?
ヤクルト1000は2021年4月に発売された乳酸菌飲料で、全国で品薄状態が続いている大人気商品です。今回はヤクルト1000が常温保存が可能なのか、何時間までなら常温においても良いのか解説します。
ヤクルト1000の常温保存は1時間が限度
ヤクルト1000は要冷蔵品で10℃以下の保存が望ましく、常温保存は基本的にNGとされています。常温にヤクルト1000を長く置いておくと、品質劣化を起こしてしまい、健康効果を得るどころか逆に健康被害にあう危険性があります。ヤクルト1000の常温保存は1時間が限度でしょう。
(*ヤクルト1000の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ヤクルト1000の常温保存はどうしてダメなの?放置すると腐る時間は?
ヤクルト1000は要冷蔵であることがわかりましたが、胃腸が弱い人や冷たいものが苦手な人は、冷たいままよりも常温に戻して飲みたいのではないでしょうか。ここではヤクルト1000の常温保存がどうしてダメなのか、放置すると腐る時間を解説します。
①常温に放置すると品質が劣化しやすくなる
ヤクルト1000には生きた乳酸菌が入っていて、乳酸菌シロタ株が1本で1000億個入っているのが最大の特徴です。しかし常温に何時間も放置するとヤクルト1000の長所である生きた乳酸菌が減ってしまうリスクがあり、品質劣化につながります。
長時間常温に放置すると、ヤクルトに含まれている乳酸菌の数が減少するだけでなく、雑菌が繫殖し最悪の場合腐ってしまいます。常温において腐ってしまったヤクルトを飲むと食中毒などの健康被害を引き起こす危険性があります。
ヤクルトの乳製品は10℃以下で保存し、お飲みいただきたいものです。 冷たいものが苦手ということでしたら、冷蔵庫から出して、しばらく室温になじませてからお飲みください。ただし、長時間の放置は品質が劣化するため避けてください。
乳酸菌は、人肌程度までの温度であれば問題ありませんが、温度が高くなると生菌数が減ることが考えられます。液温のコントロールが難しい直火加熱や電子レンジの使用などは、お勧めできません。
②長時間の常温放置は腐る可能性もある
ヤクルトを長時間常温放置すると、雑菌が繁殖し腐ってしまう可能性があります。ヤクルトが腐ったときの特徴は以下の通りです。
・容器が膨張している
・ツンとした酸っぱいにおいがする
・ツンとした酸っぱい味がする
・沈殿物が発生している
室温や気温でバラつきがあり、常温に一晩放置しても飲めたという事例もありますが、基本的には1時間が限度と考えてよいでしょう。ヤクルト1000は要冷蔵品なので、長時間常温に放置すると腐ってしまう可能性が高く、3日から1週間以上放置すると間違いなく腐ります。
ヤクルト1000が放置すると腐る時間は季節や気温で異なりますが、1時間以上放置すると腐っている可能性が高いです。常温に戻したヤクルト1000の味やにおいがいつもよりも酸っぱく感じたときは、飲むのを避けたほうがよいでしょう。
ヤクルト1000を常温に戻すメリットも?効果的な飲み方になる?
ヤクルト1000を常温に放置することが危険なことがわかりましたが、ヤクルト1000を常温に戻すメリットはあるのでしょうか。ヤクルト1000の効果的な飲み方を紹介します。
①乳酸菌シロタ株は常温でより活性化する
乳酸菌シロタ株の効果は以下の通りです。
・生きたまま腸内に到達
・お腹の調子を整える
・大腸ポリープの発生を抑制する
・良い菌を増やし悪い菌を減らす
・腸内環境を整える
・免疫力が向上する
・ストレス緩和
・睡眠の質が向上する
乳酸菌シロタ株の最大の特徴は生きたまま腸内に到達し、腸内環境を整えることです。腸内環境が整うと脳にも良い影響を及ぼし睡眠の質や睡眠の質を高める効果が期待できます。
乳酸菌の活動が活発になる温度帯は20℃から45℃で、ヤクルト1000を常温に戻して飲むと乳酸菌シロタ株が活性化した状態で摂取できます。冷えた状態で飲んだ時よりも良い効果が期待できるのです。