わらびのアク抜きは重曹なしでもOK?小麦粉・お湯だけで簡単って本当?
わらびを重曹なしでもアク抜き・下処理できるか知っていますか?今回は、わらびを重曹なしでアク抜きする方法を〈小麦粉・お湯だけ〉など手段別に、失敗しないコツとともに紹介していきます。アク抜きする前の下ごしらえの仕方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- わらびのアク抜きは重曹なしでも簡単にできるって本当?
- わらびのアク抜きをする前の下ごしらえ方は?穂先は取る?
- わらびの下処理に必要な物・手順
- わらびの穂先が開きすぎていたら取ろう
- わらびを重曹なしでアク抜きする方法は?小麦粉・お湯だけでもOK?
- ①小麦粉を使うアク抜き
- ②お湯だけを使うアク抜き
- ③塩を使うアク抜き
- ④ぬかを使うアク抜き
- ⑤灰を使うアク抜き
- ⑥炭酸水を使うアク抜き
- わらびのアク抜きで失敗しないコツ・注意点は?
- ①時間をしっかりとる
- ②新鮮なうちにアク抜きする
- ③お湯の温度が冷めないようにする
- わらびのアク抜きで失敗したら?対処法はある?
- わらびが固い時はアク抜きをやり直そう
- 少し苦味があるわらびは水に晒せばOK
- わらびのアク抜きは必要ない時も?すぐ作れる料理はある?
- わらびの天ぷら・揚げ物はアク抜きしなくても良いとも言われるが…
- わらびのアク抜きを重曹なしでもできるようになろう!
わらびが固い時はアク抜きをやり直そう
わらびをアク抜きした後もまだ固い場合は、アク抜きをやり直しましょう。アク抜きをしたわらびのえぐみや苦味が強すぎる時も、アク抜きを再度行うのがおすすめです。アク抜きをやり直す手順は、生のわらびをはじめからアク抜きする際の方法と同じです。
少し苦味があるわらびは水に晒せばOK
わらびが軟らかくなったもののやや苦味が残っている場合は、水に晒せば問題ありません。やり方は、常温の水にわらびを再度漬け込み、途中で何度か水を替えながら半日ほど置くだけです。既に柔らかくなったわらびを熱湯で茹でたり漬けたりすると、食感が悪くなるので避けてください。
わらびのアク抜きは必要ない時も?すぐ作れる料理はある?
わらびなどの山菜はアク抜きが必要ない場合や、アク抜きなしですぐに作れる料理もあるとの説がありますが、本当なのでしょうか。ここでは、わらびのアク抜きが必要ない料理があるのか否かについて紹介します。
わらびの天ぷら・揚げ物はアク抜きしなくても良いとも言われるが…
わらびを天ぷらや揚げ物などに調理する際にアク抜きをしなくても良いと言われることがあり、上記のレシピのようにアク抜きをせずに天ぷらを作る人もいます。しかし、わらびのアク抜きは、できるのであれば基本的にした方がよいでしょう。
わらびを高温で揚げるだけでは、毒性は除去されません。毒性が残ったわらびを食べると、下痢や腹痛などが起こる可能性があるので、注意してください。
(*わらびの天ぷらのあく抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
わらびのアク抜きを重曹なしでもできるようになろう!
山菜の一種であるわらびのアク抜きは重曹で行うのが一般的ですが、重曹なしでも家庭によくある小麦粉や塩などを使って簡単にアクを抜くことができます。今回の記事を参考に重曹なしでわらびのアク抜きをして、春の山菜を美味しく食べましょう。