IHのゆで卵の作り方は?半熟・固めは何分?温度は水からで失敗しない?

IHでゆで卵の作り方を知っていますか?<割れる>などうまくいかない理由も知りたいですよね。今回は、ゆで卵の作り方を、<固ゆで・半熟・とろとろ>別に何分の茹で時間が必要なのかと紹介します。<水から・沸騰してから>はどちらが良いのかや、<温度>など失敗しないコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. IHでゆで卵は作れる?うまくいかない場合も?
  2. まずはIHとガスの違いを知っておこう
  3. IHのゆで卵の基本的な作り方は?
  4. 材料
  5. 作り方・手順
  6. IHでゆで卵にかかる時間は?半熟は何分?
  7. IHのゆで卵で失敗しないコツは?茹でるのは水から?沸騰してから?
  8. ①冷蔵庫から出したら常温になるまで置く
  9. ②茹で始めの温度は「水・沸騰から」のどちらでもOK
  10. ③酢を入れる
  11. ④菜箸で転がして黄身を中心に寄せる
  12. IHでゆで卵を作った時に剥けやすくするコツも知っておこう
  13. ①卵の底面に小さい穴を開けておく
  14. ②茹で上がりに冷水で冷やす
  15. IHでゆで卵を作ってみよう

IHでゆで卵は作れる?うまくいかない場合も?

ゆで卵は作り方がシンプルなので簡単そうに見えますが、実は奥が深い料理です。時折、IHでゆで卵を作るとなぜがドロドロになってしまい、思い通りの固さにならないと言われることがあります。そこでこの記事では、IHでゆで卵をうまく作るための簡単な方法を紹介します。

まずはIHとガスの違いを知っておこう

ゆで卵をうまく作るためには、IHとガスの熱伝導の違いを知っておくことが大切で、茹で時間が異なる場合があります。例えば、水を入れた鍋をガスで沸かす場合、鍋と水は同じ温度で上昇していくため、沸騰しているお湯の温度は均一に100℃です。

ところが、IHで沸かす場合、鍋と水の温度はそれぞれ別々に上昇していきます。IHで沸かしている水に気泡ができて沸騰し始めたように見えても、沸騰する温度に達しているのは鍋底の部分だけで、上部の水はまだ沸騰する温度には足りない状態です。つまり、鍋底と上部の水の温度は均一ではありません。

IHでゆで卵をうまく作ることができないのは、完全に沸騰していない水で茹でていた可能性があり、IHで沸かしたお湯が冷めやすいと感じる場合が多いのも同じ理由が考えられます。IHでゆで卵を作るにはしっかり沸騰させて茹でるのが重要で、IHに内蔵されている湯沸し機能を併用するのもおすすめです。

IHのゆで卵の基本的な作り方は?

IHでゆで卵を作ろうとしてもうまくいかないことがあるようですが、きれいなゆで卵を作るためにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、IHできれいなゆで卵を作るための基本的な作り方や手順について紹介します。

材料

・卵
・水

作り方・手順

IHでゆで卵を作るときの作り方と手順は、以下の通りです。

①卵を鍋に入れる
②卵が全部隠れる高さまで水を入れる
③IHを強火にし沸騰したら中火にして茹でる
④氷水につける
⑤殻を剥く


卵がしっかり隠れるような水の高さにすることは、IHでゆで卵をうまく作る基本です。ゆで卵の固さによって茹で時間が変わり、固めほど長く茹でる必要があります。火加減が強すぎて卵同士がぶつかって割れてしまうと、中身が飛び出してしまう原因になります。そのため、IHの火加減には十分に注意しながら、卵が軽く触れ合う程度に調節しましょう。

IHでゆで卵にかかる時間は?半熟は何分?

ゆで卵の固さは人それぞれ好みが分かれ、レシピによっても使い分ける必要があるため、いろんな固さのゆで卵を作る時間を知っておくと便利です。

・固め:10〜12分
・半熟:7〜8分
・とろとろ:5〜6分


IHでゆで卵を作る時間は、固め10分、半熟8分、とろとろ6分前後となっています。茹で時間にそれぞれ幅があるのは、IHのメーカー仕様や使う鍋の種類などによって仕上がりが微妙に異なるからです。そのため、上記の時間を目安にして一度しっかり時間を計測しながら作り、ゆで卵の固さ具合を確認してみるとよいでしょう。

IHのゆで卵で失敗しないコツは?茹でるのは水から?沸騰してから?

ゆで卵は火加減や卵を入れるタイミングで仕上がりが大きく変わるため、失敗した経験は誰にでも一度はあるでしょう。また、IHで卵を茹でる際は水からなのか沸騰してからなのか、どちらが正しいのでしょうか。ここでは、IHのゆで卵で失敗しないコツを紹介します。

①冷蔵庫から出したら常温になるまで置く

IHでゆで卵を作るときに失敗しないために、冷蔵庫から卵を出したら常温になるまで30〜1時間程度置くのがおすすめです。その理由は、冷えた卵を熱湯に入れたときの急激な温度変化によって、殻がひび割れるのを防ぐためです。ぬるま湯に入れると早く常温に戻すことができ、IHでゆで卵を作る時間の短縮になります。

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