ホウボウは刺身が一番?寄生虫は?美味しい食べ方・アレンジレシピも紹介!
ホウボウは刺身がおすすめの食べ方と知っていますか? 今回は、ホウボウの刺身の〈アニサキス・寄生虫〉の危険や捌き方・切り方を紹介します。〈寝かせる・炙り焼き〉などホウボウの刺身の美味しい食べ方・アレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ホウボウの3枚おろしの方法は、以下の通りです。
①包丁で全体の鱗を落とす
②三角形の骨がある腹の部分手前まで、包丁で切り込みを入れる
③胸ビレの後ろあたりから、片側ずつ身を包丁で切り離す
④中骨を切断し、頭と内臓を取り出す
⑤血合いに包丁を入れ、流水で取り除く
⑥水気を拭き取る
⑦腹から尾にかけて、中骨の山の上まで少しずつ包丁を入れる(背ビレ側も同様)
⑧反対側も中骨に沿って包丁を入れる
⑨尾と中骨を取り除く
ホウボウは、全体に細かい鱗があるので刃先を上手く使って隅々まで取り除きましょう。中骨から身を3枚におろす際は、反対側へ皮を引っ張りながら包丁を入れると、きれいに捌くことができます。
ホウボウの刺身の切り方
続いて、刺身の切り方は以下の通りです。上記の動画では、3:06から始まります。
①腹骨を包丁ですき取る
②骨抜きで中骨を抜く
③皮の際まで包丁を入れ、皮を引く
④皮面を上にして、尾からそぎ切りにする
骨抜きで中骨を抜く際は、手で優しく周わりをおさえながら取ると、身が崩れるのを防げます。全体的に骨が取り除けているか、手を当ててしっかり確認してください。皮を引く際は、包丁で皮をまな板にしっかりと押さえつけて、皮をひっぱりながら包丁をスライドさせましょう。
ホウボウの刺身のより美味しい食べ方は?
ホウボウの刺身は美味しいということは分かりましたが、その他、どんな料理法があるのでしょうか。ここでは、ホウボウのおすすめの食べ方を紹介します。
①寝かせる・熟成させる
ホウボウを熟成させる場合は、以下の手順でおこないます。
①血抜きし、内臓を取り除く
②腹にキッチンペーパーを詰める
③サランラップで身を密閉する
④冷蔵庫で4~5日寝かせる
ホウボウは数日寝かせておくと、高級魚のような味わいに変化します。熟成させるには、十分に血抜きをし内臓を取り除くことが重要です。ドリップが出ないよう腹にキッチンペーパーを詰め、サランラップでしっかり密閉し、冷蔵庫で寝かせます。4~5日程度が食べ頃ですが、寝かせ過ぎは酸味が増してしまうため、おすすめしません。
②調味料・薬味と一緒に食べる
ホウボウと相性のよい調味料や薬味は、以下の通りです。
・醤油
・ポン酢とねぎ
・塩とレモン
・塩とオリーブオイル
白身魚であるホウボウは、淡白かつ甘みもあるのでシンプルに醤油がよく合いますが、ほかにも様々な調味料と相性が良いです。さっぱりと味わいたい場合はポン酢や塩とレモン、洋風に楽しみたいときには塩とオリーブオイルがおすすめです。
③炙り焼きする
ホウボウを炙り焼きにすることで、皮の香ばしさともちもちとした歯応えを味わうことができます。皮をつけたまま3枚おろしにしたホウボウの皮面を、しっかり焦げ目がつくようにバーナーで炙りましょう。炙り焼きの場合は、皮面を下にして削ぎ切りにするときれいに切れます。
ホウボウの刺身のアレンジレシピも!
ここからは、ホウボウの刺身を使った簡単なレシピを紹介します。ホウボウは上手く活用すれば、頭から尾まで食べきることができるので、紹介するレシピを参考にしてみてください。
①ホウボウの刺身と味噌汁
ホウボウの刺身と、刺身の際に残ってしまったアラも余すことなく、味噌汁に活用した料理の紹介です。味噌汁に入れるアラはあらかじめ酒に浸して臭みをとっておくと、出汁の雑味がなくなります。