ホタルイカの刺身はそのまま生で大丈夫?危険?内臓の下処理・食べ方を紹介!
ホタルイカの刺身はそのまま生で食べて大丈夫なのでしょうか?寄生虫の危険性が心配ですね。今回は、生ホタルイカの食べ方を<内臓>などの下処理のやり方とともに紹介します。生ホタルイカの刺身に合う薬味・タレや、刺身用の冷凍品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ホタルイカは生刺身で食べてOK?そのままで大丈夫?
ホタルイカは小さな種類のイカですが、生の刺身で食べても問題ないでしょうか。ここではホタルイカを生の刺身で食べられるかどうかや、美味しい食べ方について紹介します。ホタルイカに付着した寄生虫についても説明するので、危険がないかどうかの参考にしてください。
ホタルイカは生刺身でも食べられるがそのままは危険
ホタルイカは生の刺身でも食べられますが、そのまま食べるのは寄生虫に感染する危険があるので、避けた方が無難です。食中毒の症状は、以下が挙げられます。
・吐き気
・嘔吐
・腸閉塞
・麻痺
・水泡
ホタルイカには旋尾線虫の幼虫が内臓に寄生しており、小さく気づかないので、家庭では刺身の鮮度が高くても危険です。吐き気や嘔吐のほか、肌には水泡が出る恐れもあるので、ホタルイカを生で食べて気になったら速やかに病院で受診しましょう。
ホタルイカを刺身で食べる時は内臓を取り除こう
ホタルイカを刺身で食べる場合は、必ず内臓を取り除くようにしましょう。寄生虫のほかに、刺身で食べる場合の注意点も挙げてみます。
・買ったらしっかり冷凍しておく
・常温放置せずに流水で解凍する
・内臓処理は早めに行う
ホタルイカの寄生虫は内臓に潜んでおり、全体の7%のホタルイカが寄生していることを考えれば、かなり高い確率であることがわかります。鮮度が高くても食中毒を引き起こす危険がありますが、マイナス35度以下であれば、寄生虫が死滅することがわかっています。
しかし、家庭用の冷凍庫はマイナス20度前後となっているため、内臓部分を自宅で食べるのは避けた方が無難です。ホタルイカは購入すると冷凍されていることがありますが、常温放置で解凍すると傷んでしまうため、流水で溶かすようにします。ホタルイカに限らず魚介類は内臓から傷んでいくので、解凍後はできるだけ早く内臓の処理をしてください。
生ホタルイカの刺身用の下処理・内臓の取り方は?
生のホタルイカを刺身にする場合、内臓を取り除く必要があります。お店では内臓ごと刺身として提供されることがありますが、一般家庭ではマイナス35度になる冷凍庫を準備するのは難しいです。ここでは、内臓処理の方法を紹介するので参考にして下さい。
ホタルイカの内臓の下処理・取り方
ホタルイカの内臓の下処理は、以下の方法で行います
1.ホタルイカの目と口を取る
2.足の部分を切り取る
3.軟骨部分をつまみ目の部分から引き抜き内臓を取る
ホタルイカは足の部分も食べることができるので、別に分けておくことで無駄なく食べられます。内臓を取る場合は軟骨部分を取らずに残しておくことで引き抜きやすくなるので、手順を覚えておくようにしましょう。
ホタルイカの目・口の下処理
ホタルイカの目と内臓の下処理の方法は、以下になります。
1.ピンセットの先を眼球の周りに差し込んで取り出す
2.口も同じように取り出す
ホタルイカの目や口は、ピンセットを周辺に差し込んで引き抜くことで簡単に外れます。どちらも固く口当たりが悪いので、刺身以外で調理する場合でも必ず外すようにしましょう。引き抜くときに内臓を潰してしまうと色味が悪くなり、生臭さを感じることになるので、優しく扱うのがポイントです。
生ホタルイカの刺身の美味しい食べ方は?薬味・タレは何がおすすめ?
ホタルイカの刺身の美味しい食べ方は、何かないでしょうか。薬味やタレにこだわることで、より美味しく食べることができ、旬ならではの味わいが楽しめます。
ホタルイカの刺身に合う薬味・タレ
ホタルイカの刺身に合う調味料や薬味は、以下のものがあります。
・酢味噌
・生姜醤油
・ポン酢
・あさつき
・もみじおろし
・生姜
刺身と言うとわさびを使うことが多いかもしれませんが、淡白なホタルイカは生姜がおすすめです。また、ボイルしたホタルイカに合う酢味噌は、生のホタルイカにも好相性です。他にもあさつきやポン酢などの風味の強いものとの相性が良く、お酒との組み合わせで選ぶのも良いでしょう。